第零話
この物語、『しゃくでば!』は
『怪盗な季節☆』
http://ncode.syosetu.com/n3330l/
の外伝的立ち居地にあります。
このままでも楽しめますが本編を読んでいるとギャップでさらに楽しめると思います。
本編では出来なかったこと
普段ははっちゃけないあのキャラまでがはっちゃけちゃいます。
それではちょっと違う『怪盗な季節☆』をお楽しみください。
もう一回宣伝ですが本編は
こちらです。
http://ncode.syosetu.com/n3330l/
それでは……この世界の幕を開けちゃってくださいな!
俺の名前は永久波音。
え?知らない?
一見様は本編を見ろぃ!
これからお送りする一回だけで完結ほのぼのギャグコメディ「しゃくでば!」は
長編「怪盗な季節☆」とは一切関係ありません(たぶんな!)
ので、キャラが壊れていても気にしないコト。
そう例え俺が女になっていたとしてもな!
ではいきます。
後戻りは出来ません、準備はいいか?
よくなくても行くけど。
大塔高校一年D組みちょー平和(当社比)
俺ももちろんちょー平和にすごしていたいんだけど………
「おはようしゃく~波音~!」
こいつのせいで平和が壊れました。
「あ~のど乾いたしゃく~。
波音、一緒に買いに行くしゃく~」
これで最近知り合ったばかりである。
なれなれしいにも程がある。
伏せいていた顔を上げるとシルクハット、長髪、細い目そしてもっとも特徴的な部分。
こいつのまがまがしく太陽光を反射していると~っても長いアゴ。
一言で言うならキ・モ・イ。
おいアゴでつつくなキモサ五〇%UPだ。
ってか何でこんなになれなれしいんだよ。
あっち行けよ、こっち見んな。
「早く行くしゃくよ~、僕はもう死にそうしゃく~!!」
どんどんだんだん!!
どたばた暴れる。
ウザイ、あと人の机叩くな。
このウゼェ男の名前は灼場山美鶴。
しゃくを語尾につける変で変でもう臨界点突破寸前まで一瞬でかっ飛ばせるほどの男だ。
「こら!そこのアゴ!波音にからむな!」
シエラが俺を助けようと助け舟を出してくれた。
「うるさいしゃく!!僕が何をしようが女のお前には関係ないしゃく!
あっち行った!しっしっ!!あっかんべーしゃく!!」
あー、こいつ馬鹿だ。
死んだな。
しかもこの歳でアッカンベーかよ。
シエラが何か知らないで(※ベルカ世界連邦帝国の最終兵器です)そんなことを言う男…いや漢、美鶴。
お前は今輝いているぞ!今だけ!
さぁこの勇者をたたえようではないか!
ほらみんな拍手!!
「あぁ!?
ちょっとこっち来いや、カス!」
――Sound only――
「死にさらせぇ!このアゴがぁ!!床地獄!!」
ドカ!バキ!グショ!!ギリギリギリ……
じゃ"ぁ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ぐっ!!
あ"っ!
あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"あ"あ"ぁ"ぁ"………
――Sound only end――
「今日も平和だなぁ……」
俺は窓の外のすずめを見た。
可愛いと思った。
END つづくかもー
毎週金曜日更新だよー
みんな来てね☆
ありがとうございました。
本編と比べてどうでしたか?
こんなのも悪くないなーと。
そう思っていただけるとありがたいのですが・・・
本編の世界観が壊れた!死ね!
って思われたらスイマセン。
謝ります、ごめんなさい。
(ツンデレだということを祈ります)
でも一度はやってみたかったんです、外伝。
なんだかんだでココまで読んでいただきありがとうございました。
愛してます←