表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。

秘密の婚姻

作者: トミヤマ
掲載日:2026/02/15

※この作品には百合表現が含まれています。


第一章 ふたりだけの朝


 朝の光が薄いカーテン越しに差し込んでくる。目覚まし時計のアラームが鳴る前に、私、吉田桜子は目を覚ました。隣で寝息を立てている美鈴の寝顔を見つめる。少し乱れた黒髪が枕に広がって、長いまつげが影を落としている。


 ──私たちは「友人」だ。「表向き」は。


 この2LDKのマンションで、私たちは同棲している。表向きは「仲の良い友人」として。会社の同僚に聞かれれば「家賃を折半できるから便利で」と答える。親戚に聞かれれば「お互い気が合うから」と笑顔で返す。


 だが本当の私たちは「恋人」いや、「夫婦」だ。「婦婦」と言った方が正解かもしれない。


 美鈴がうっすらと目を開ける。


「おはよう、桜子」


「おはよう、美鈴」


 何気ない朝の挨拶。でも、この何気なさこそが、私たちの幸せだ。


 誰にも話していない。周囲に理解されないことは話さないのが吉だ。そう学んだのは、随分前のことだった。


 親には「友人と一緒に住んでいる」ということだけ伝えている。実家には三年以上帰っていない。帰省のたびに母から言われる言葉が耳に残っているから。


「あんた、いつまでその『お友達』と一緒にいるつもり?そろそろ三十代も後半なんだから、結婚も考えないと……近所の〇〇さんの娘さんなんて、もう二人目のお子さんができたらしいわよ」


 私はもう美鈴と結婚しているのに。指輪も交換した。こっそり式も挙げた。二人でお揃いの純白のウェディングドレスを着た。あの日、レンタル衣装店で試着したとき、美鈴が涙を浮かべていた。


「桜子のウェディングドレス姿、めちゃくちゃ綺麗だよ」


「美鈴だって。本当に、お姫様みたい」


 二人で笑い合った。誰もいない小さなチャペルで、誓いの言葉を交わした。神父役は、唯一私たちの関係を知っている美鈴の従姉妹が務めてくれた。幸せの絶頂だった。


 ──だけど、誰にも話せない。


 指輪はお互いちゃんと左手の薬指に。シンプルなプラチナのペアリング。でも聞かれれば「自分へのご褒美で買った」と答える。


 お互い、「表向き」は「彼氏」がいることになっている。適当な嘘の設定を作り上げた架空の存在。たまに会社の飲み会で「桜子さんの彼氏さんは何をしてる人なの?」と聞かれると、心が痛む。


「いつまでも『お友達』と一緒に住んでいたら結婚できないよ」


 よく言われる。でも、本当のことは話せない。


 レズビアン。まだ世間から理解されていないセクシャリティ。言えば奇異の目で見られる。分かっている。テレビでLGBTQの話題が出ても、コメンテーターの言葉の端々に潜む偏見が聞こえる。「個人の自由だけど」という前置きの後に続く、でも──という言葉。


第二章 五年前の出会い

 私、吉田桜子は、五年前に御笠美鈴と結婚した。


 私たちは職場で知り合った。当時、美鈴は編集部に所属していて、私は総務の事務員だった。最初に言葉を交わしたのは、コピー機の前だった。


「すみません、これ、どうやったら両面印刷になりますか?」


 美鈴が困った顔で私に聞いてきた。ショートカットの黒髪と、大きな瞳が印象的だった。


「あ、ここのボタンを押して、それからこの設定を……」


「ありがとうございます!助かりました」


 その笑顔に、心臓が跳ねた。


 なんとなく仲良くなって、なんとなく恋人になった。ランチを一緒に食べるようになって、仕事帰りにカフェに寄るようになって。お互い、自らのセクシャリティを明かす前から、惹かれ合っていた。


「あのね、桜子」


 ある日、美鈴が真剣な顔で切り出した。いつものカフェの窓際の席。外は小雨が降っていた。


「私、多分……いや、確実に、女性しか好きになれないタイプで」


 震える声。怯えたような目。


「私も」


 私はそう答えた。美鈴の目が見開かれた。


「本当に?」


「うん。ずっと、誰にも言えなかった。でも、美鈴になら話せる気がして」


 美鈴が私の手を握った。公共の場で、誰かに見られるかもしれないのに。


「──運命だね」


 美鈴の口癖になった言葉だ。私はそう言われる度に、有頂天になった。


 美鈴からの優しいキス。愛撫。触れ合うたびに確かめ合う、お互いの存在。私は幸せだ。


 これからもずっと一緒にいる。一生支え合って生きていく誓いを立てた。三年前、美鈴は会社を辞めてフリーランスのライターになった。


 「自分のペースで働きたい」というのが表向きの理由だったが、本当は職場での息苦しさに耐えられなくなったのだと知っている。


第三章 日常の幸福

「私はこんなに幸せなのに。公に言えないのが辛い」


 たまに私が弱音を吐くと、美鈴は優しく私の身体を抱き寄せて、


「どいつもこいつも、他人の人生に口出しすんじゃねーよ、って感じだよね」


 と、私の代わりに怒ってくれる。普段は優しい美鈴が、こういうときだけ少し荒っぽい言葉を使う。それが私には頼もしくて、愛おしい。


 もっと世間に認知されたらいいのに。変な目で見られない世の中になったらいいのに。同性婚が認められたらいいのに。


 私は心の中でドス黒いモヤを抱えている。それはもしかしたら美鈴も同じかもしれない。でも、お互いその話はあまりしない。話すと、せっかくの幸せな時間が曇ってしまう気がして。


 朝、出勤前のキッチン。美鈴が作ってくれた朝食を食べる。


「今日は会議があるんだ」


「頑張ってね。行ってらっしゃい」


「大好きだよ、桜子」


 美鈴は毎日、いってらっしゃいのキスをしてくれる。玄関で、誰にも見られないように。


 今は美鈴はフリーランスのライターをしている。基本的に在宅勤務だ。美容や旅行、ライフスタイル系の記事を書いている。締め切り前は徹夜になることもあるけれど、自分のペースで働けることを美鈴は喜んでいる。


 私は相変わらず、美鈴と出会った会社で事務員として働いている。変化のない毎日だけれど、それが心地いい。


「私も、大好き。美鈴」


 私も言葉を返す。毎日が幸せだ。


 大好きな人と一緒にいられる毎日。帰ったら大好きな人が出迎えてくれる。


「おかえり、桜子。今日はカレー作ったよ」


 美鈴の得意料理だ。スパイスから作る本格的なカレー。


 大好きな人の作った料理を食べる。食後は二人でソファに座ってテレビを見る。何気ない会話。美鈴の膝に頭を乗せて、髪を撫でてもらう。


 なんて、なんて、幸せなんだろう。

 私はこの世で一番幸せな女性かもしれない。


第四章 三十六歳の春

 私も美鈴も、今年で三十六歳になった。春の陽気の中、二人でケーキを買って、ささやかに誕生日を祝い合った。


「アラフォーだね」


 美鈴が苦笑いしながら言った。


「うん。アラフォーだね」


「でもずっとずっとこれからも一緒だから」


「──うん」


「大好き、桜子」


「私も。美鈴」


 お互い見つめ合った。心臓が破裂するかと思うほどドキドキが止まらない。今でもずっと。美鈴に恋している。五年経っても、初めて会った日のように。


「私のこと、ずっと好きでいてくれる?」


 たまに不安になる。特に理由はない。ただ、あまりにも幸せすぎて、いつか壊れてしまうのではないかと怖くなる。


「当たり前じゃん。私の一番は、桜子だよ」


 その言葉に、また昇天しそうになる。美鈴が身を寄せてくる。リビングのソファから立ち上がり、そのままベッドルームへ。抱き合った。


「──運命だね、私たち」


「うん」


「美鈴、ありがとう。私、世界一、幸せ」


「私もだよ、桜子」


 私の人生、もう悔いなんてない。大切な人に──美鈴に出会えた。それだけで。


「しわしわのおばあちゃんになっても一緒にいようね」


「──うん」


「絶対に、だからね」


「──うん」


 美鈴に優しく愛撫されながら、私は涙を流した。幸せすぎて、嬉しすぎて。私の涙が枕を濡らした。


 そのまま朝まで私たちは生まれたままの姿で抱き合っていた。


第五章 ひび割れ

 それは、ある月曜日の朝だった。


 いつものように美鈴にキスをして家を出た。けれど、会社に着いた途端、空気が急に重くなったように感じた。総務課長の田中さんに呼ばれたのだ。


「吉田さん、ちょっといいかな」


 会議室に入ると、人事部長の山下さんもいた。椅子に座った途端、胃の奥がひりひり痛んだ。


 緊張で手のひらが汗ばむ。胸の奥で、何かがひゅっと凍りつく。


「吉田さん、実は本社から連絡があってね。今度、東京本社への転勤の話が出ているんだ」


 時が止まった。頭の中が真っ白になり、心臓が強く跳ねた。


「て、転勤……ですか」

 声は震えた。口が乾き、まるで体の一部が自分のものではないようだった。


「ああ。君の仕事ぶりを評価してのことだよ。本社の総務部で、もっと大きな仕事を任せたいと」


 評価されていることは嬉しい。でも、頭の中に美鈴の顔が浮かぶ。

 ──離れたくない。離れたら、私の世界が壊れる。


「いつ、ですか」


「来月からを予定している。もちろん、家族の事情とかあれば相談に乗るけど……吉田さん、確か独身だったよね?」


 独身。そうだ、書類上は私は独身だ。でも、本当は美鈴と結婚している。言えない。


「そうです、独身です」

 重い空気の中、会議室の時計の秒針の音がやけに大きく聞こえた。


「それなら問題ないね。転勤手当も出るし、会社が用意する寮もある。いい機会だと思うよ」


 帰宅した私を、美鈴が笑顔で迎えた。


「おかえり。今日はハンバーグだよ」


 私は何も言えなかった。食事の間も、テレビを見ている間も、ずっと言葉が喉につかえていた。


 ベッドに入ってから、やっと口を開いた。


「美鈴、話がある」


 美鈴が真剣な顔で私を見つめた。


「転勤の話が出た。東京本社に」


 美鈴の顔が凍りついた。


「……いつから?」


「来月から」


「断れないの?」


「理由がない。独身で、家族もいないから、って」


 美鈴が唇を噛んだ。


「私、家族じゃないんだ」


 その言葉が、心に刺さった。


「そういう意味じゃない。美鈴は私の家族だよ。でも、会社に対しては……」


「言えない、よね。分かってる」


 美鈴が布団をかぶった。背中が小刻みに震えている。泣いているのが分かった。


「美鈴……」


「ごめん。今は一人にして」


 私は何もできずに、ただ天井を見つめていた。


第六章 選択

 次の日、美鈴は朝から出かけていた。メモだけが残されていた。

「ちょっと愛ちゃんのところに行ってくる。夕方には帰る。美鈴」

 会社では、転勤の返事を保留にしていた。田中課長は首をかしげていたけれど、「少し考えさせてください」と頼み込んだ。

 夕方、家に帰ると、美鈴は台所に立っていた。目が合った瞬間、胸がぎゅっと締め付けられる。


 彼女の顔には、わずかに不安が混じっていた。


「おかえり」


「ただいま」


「今日、愛ちゃんと話してきた」

 愛ちゃん──美鈴の従姉妹で、私たちの結婚式の神父役をしてくれた人だ。


「何を?」


「私たちのこと。これからのこと」


 桜子の手が震えた。言葉にする前に、胸の奥で恐怖と期待が入り混じる。


 美鈴がテーブルにお茶を置いた。向かい合って座る。


「愛ちゃんが言ってた。『本当に大切な人を守りたいなら、時には戦わなきゃいけない』って」


「戦う?」


「うん。もう隠すのはやめよう、桜子」


 私の目が見開かれた。


「会社に、ちゃんと説明しよう。私たちは結婚しているって。法的には認められてないけど、私たちは家族だって」


「でも、そんなこと言ったら……」


「最悪、クビになるかもしれない。変な目で見られるかもしれない。でも、私、桜子と離れたくない」


 美鈴の目には涙が浮かんでいた。


「私たちの幸せって、こんなに他人の目を気にして、隠れて生きることなの?違うよね。本当の幸せは、堂々と桜子の隣を歩けることだと思う」


 私の頬にも涙が伝った。


「怖いよ、美鈴」


「私も怖い。でも、桜子がいれば大丈夫」


 ──戦う。私たちの幸せを、堂々と守るために。


 美鈴が手を伸ばし、私の手を握った。暖かさがじんわりと伝わる。


 左手の薬指の指輪が光を反射した。小さな光だけれど、心の中で道が見えた気がした。


「一緒に、戦おう?」


「……うん」

 恐怖もある。社会の偏見も、会社のルールも、未知の未来も、全部抱え込む覚悟が必要だった。


 でも、目の前に美鈴がいる。それだけで、私は立ち上がれる気がした。


 その夜、私たちは朝まで話し合った。どうやって説明するか。どう伝えるか。最悪の事態も想定して。


 でも不思議と、心は軽かった。


第七章 カミングアウト

 翌週の月曜日。


 私は田中課長と山下人事部長に、もう一度会議室に呼ばれた。

 会議室のドアを開くと、手が少し震えた。


「吉田さん、転勤の件、どうかな」


 深呼吸をして、口を開く。震える手を握りしめた。


「あの、お断りしたいのですが」

 田中課長と山下部長は一瞬、言葉を失った。沈黙が部屋を支配する。


「え?どうして?」


「実は……私には、一緒に暮らしているパートナーがいます」


 言葉を発した瞬間、胸の奥の氷が溶けていくようだった。

 震える手も、固まった心も、少しずつ柔らかくなる。


 二人は顔を見合わせた。


「パートナー?でも君、独身だと……ああ、そうか。結婚を考えている彼氏がいるってことかな?」


「いえ。その……同性の、パートナーです」


 沈黙が降りた。長い、長い沈黙。


「同性……つまり」


「はい。私たちは五年前から一緒に暮らしています。結婚もしています。法的には認められていませんが、私たちにとっては家族です」


 山下部長が咳払いをした。


「吉田さん、それは……その、個人の自由だが……」


 長い沈黙の後、山下部長がやっと声を出した。


 でも、もう怖くはなかった。私の心は、美鈴と一緒にある。


「申し訳ありません。でも、これが私の本音です。転勤となれば、パートナーと離れることになります。彼女は、フリーランスのライターで、こちらに仕事の基盤があります。だから、私は転勤をお断りしたいんです」


 田中課長が困ったような顔をした。


「吉田さん、気持ちは分かるが……これは命令なんだ。個人的な理由で断られても……」


「では、退職させていただきます」


 自分でも驚くほど、はっきりと言った。


「退職!?吉田さん、それは……」


「私にとって、彼女は人生のすべてです。彼女を失うくらいなら、仕事を失う方がマシです」


 会議室を出た後、膝が震えた。トイレに駆け込んで、吐きそうになった。でも、後悔はなかった。


 その日の夕方、人事部から呼び出された。


「吉田さん、午前中の件だが……上と相談した結果、転勤は取り消しということになった」


「え?」


「ただし、今回のことは人事記録に残る。今後のキャリアに影響が出る可能性はある。それでもいいか?」


「はい。ありがとうございます」


 家に帰ると、美鈴が不安そうな顔で待っていた。


「どうだった?」


「転勤、なくなった」


 美鈴の顔が明るくなった。


「本当に!?」


「うん。でも、カミングアウトした。会社の人たちに」


 美鈴が私を抱きしめた。


「よく頑張ったね、桜子。怖かったでしょ」


「うん。でも、私たちのためなら」


「これから、どうなるかな」


「分からない。でも、もう隠さない。私たちは、夫婦なんだから」


エピローグ 新しい朝

 それから三ヶ月が経った。


 会社での反応は様々だった。距離を置く人もいた。でも、温かく受け入れてくれる人もいた。


「吉田さん、勇気あるね。応援してるよ」


 若手の後輩、佐藤さんがそう言ってくれた時は、涙が出そうになった。


 美鈴は相変わらず在宅で仕事をしている。


 時々、一緒にランチを食べに外に出る。


「ねえ、桜子。今日、手を繋いで歩かない?」


「え……外で?」


「うん。もう隠さないって決めたでしょ?」


 恐る恐る、美鈴の手を握った。誰かが見ているような気がして、何度も周りを見回した。


「大丈夫だよ。堂々としてて」


 美鈴が笑った。

 少しずつ、私たちは変わり始めていた。


 ある日、母から電話がかかってきた。久しぶりの連絡だった。


 少しだけ緊張する。でも、桜子の中で恐怖は薄れていた。


 「幸せだ」と胸を張って答えられる自信があった。


「桜子、実は聞いたのよ。あんたの会社の人から。あんた……そういう関係だったのね」


 心臓が止まりそうになった。


「お母さん……」


「最初は信じられなかったわ。でも……幸せなの?あんた」


「うん。とても」


「そう。なら、いいわ。一度、その人と一緒に帰ってきなさい。お父さんにも会わせなさい」


 電話を切った瞬間、美鈴が駆け寄ってきた。抱きしめられると、三年間の隠れた苦悩が一気に解けた。


 朝の光が差し込む部屋で、隣で微笑む美鈴。手を繋ぐことに躊躇はもうなかった。


「良かったね、桜子」


「うん……うん……」


 まだ、世界は完璧じゃない。偏見もある。困難もある。


 でも、私たちは前に進んでいる。

 大好きな人と、手を繋いで。

 朝の光が差し込む部屋で、私は目を覚ました。隣で美鈴が微笑んでいる。


「おはよう、桜子」


「おはよう、美鈴」


 今日も、新しい一日が始まる。

 もう隠さない。もう嘘をつかない。


 私たちは、家族だ。

 ──そして、これからもずっと。


──完──

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ