エピローグ
最終話ですが、全編キリエの一人称で送らせていただきます。
それでは、最後までお楽しみください!
「……ん? いつものとこに行くのか、キリエ? 学校はサボりか?」
「ええ。ちょっとあのバカのところに……ね」
あたしはアヤメの呼び掛けにそう答える。この三ヶ月の間、ほぼ毎日繰り返されてきたやり取りだ。
「ったく、お前も好きだねえ……ベタ惚れ、ってやつだ。……ほんっと、あいつにはもったいねえ」
「そんな事ないわよ。あいつはあたしの知る中で最高の男なんだから」
男っ気のない生活を送っていた自覚はあるが、それでもあたしはあいつを選ぶだろう。どんな時代の、どんな世界でも。
「……サッサと行って来い。それと教師の前であまりサボるとか言うなよ。見逃すのは今日が最後だからな」
アヤメが何やら砂糖でも吐きそうな顔でどこへでも行ってしまえと言わんばかりにシッシッ、と手を振る。
あたしも笑いながら手を振って、アヤメの家を出た。
……あれから三ヶ月が経った。あたしとアキラが神を相手に大立ち回りを演じ、挙句の果てには討伐してみせた、なんていう誰に言っても精神科に行く事が勧められるような内容の戦いから、だ。
世界は何もかも安寧を取り戻していた。正直、あたしたちがやった事など何もないかのように。
先にも分かる通り、鬼に殺されたアヤメは鬼の存在がなかった事になる世界ではピンピンしている。今日も元気に不良生徒を更生すべく戦っているのだろう。
ちなみにホームステイ先の受け入れは相変わらず行っており、正式に留学生となったあたしも変わらずにアヤメの家に居候している。
鬼喰らいでなくなったあたしたち。当然、師匠も鬼喰らいなどという殺伐とした職業ではなく、ドイツで日本語の教師をしている。日本に渡る際、あたしに日本語を教えたのは師匠という設定だ。あながち間違ってもいないあたり、歴史って面白いと思う。
なお、当たり前のことだけど師匠はドイツにいる。アキラを拉致るなどといった要件で日本に来る事は百パーセントないだろう。
「おはようカグラ!」
あたしが物思いにふけり、アキラの成した事で救われた人たちや変わった人たちについて思いを馳せていると、向かい側から見慣れた制服姿の胸がやたらと大きい小柄な女の子が見えてきた。
……あの胸を見るとつくづく思う。平等って言葉はただの幻想だと。
「おはようございます。キリエさん。……今日も行くんですか?」
カグラは相変わらず右目を眼帯で覆っていた。そして彼女には驚くべき一面が未だに残されていたのだ……!
「ええ。……ところで、退魔師の仕事はお休み?」
「少しの間、ですけどね。一週間くらいは時間ができると思います」
なんと、退魔師は鬼のいない世界でも実在するらしい。という事は逆説的にアキラたちが戦った悪霊というのは本物の……。
よし、やめよう。これ以上考えると背筋が寒くなりそうだ。
……ただ、相変わらず他の人とは違うんだ的な行動を好む子だから、狂言である可能性も否めない。カグラの言っている事にはウソかホントか判別が付けづらい事この上ない。
まあ、そんなカグラも前とは違って、楽しい学校生活の傍らに退魔師を兼業している形に近い。休みは多いが、それでもキチンと進級はできてるみたいだ。
あたしの知っているカグラはすでに退魔師で稼いでいたのだが。やはり鬼がいなくなった影響はこういった部分にも表れるようだ。
「ところで、キリエさんの言っている鬼喰らいと鬼の戦いについて、少しばかり詳しくお聞きしたい事が……」
「じゃあねカグラ。あたし急いでるから」
何やら目を光らせてきたカグラをあたしは振り払い、再び歩き出す。
今のカグラの発言から分かったように鬼と鬼喰らい。この二つの単語の意味するところを知っているのはあたしぐらいとなっている。
おそらく、神を倒した直接の要因だから忘れずに済んだのだろう。カグラも退魔の仕事は覚えているらしいが、鬼に関しては何も覚えていなかった。
……あたしたちの中でもう一人の仲間。そのカグラが何も覚えていないというのは……少し堪えた。
でも、こればかりは仕方のない事だ。カグラもあたしたちを送り出した時に覚悟していたようだし。
だからなのか、カグラは普通の人以上に鬼と鬼喰らいについて多大な興味を見せている。単純に彼女の趣味であると割り切ってしまうのは簡単だけど、あたしはカグラが少しずつ思い出そうとしているのだと信じたい。
あたしが機嫌良く歩いていると、ゴミ捨て場の付近に制服姿の男子を見かける。もしかしなくてもあの特徴的な行動は……。
「三上くん……通報して良い?」
「はっ!? そ、それだけは勘弁を! 悪気はなくて、ただ僕はリサイクルにハマっているただの高校生で……ってマルトリッツさんか。脅かさないでくれよ」
割と本気なんだけどね。携帯はすでに110が入力されている状態だし。
アキラが良く話していたが、三上くんはこの癖さえなければなあ……。良い人だというのは分かっているのだけれど、どうしてもこの癖が魅力をほとんど食ってしまっている。
「……すでに状況が全て語っている気がするけど、一応聞くわ。何やってるの?」
「リサイクルに使えそうな資材集め!」
ゴミ捨て場でやれば立派なゴミ漁りだ。しかも手に持っているのは女性物の下着。意図してやっているわけではないだろうけど、このような姿を見せられた善良な一般人の取るべき行動は決まっていた。
「もしもし警察ですか? はい、ゴミ捨て場に捨てられている女性の下着を集める変質者が」
「ストォォォップ!! 俺、そんな事してないから! そんな事したら真性の変態だから! ってああ! もうパトカーが来てる!? 近くを走ってたのか、くそっ!」
三上くんはパトカーに追いかけられながら、颯爽とその場を去った。逃げ足も速いし、頭の回転も悪くないから無事に逃げ切るだろう。…………たぶん。
三上くんの不幸(人災)を笑いながら見送り、あたしは歩き出した。
そしてついに目的地に到着した。
何の変哲もない二階建ての一軒家。表札には『草木』と書かれている。
あたしは何の迷いもなくインターホンを押し、中の反応を待つ。
中の返事は――ない。
「やっぱ……いないかぁ」
ため息を漏らすまいとしていても漏れてしまう。あいつがいない、という事実があたしの胸の奥に重く、凝り固まって沈殿する。
「あのバカ……さっさと帰ってきなさいっての。あたしが待ってるのよ?」
誰にでもなく独り言を言って、しばらくその場で待とうとしたその時――
「へぇ、そいつは悪い事をしたな。キリエ」
後ろから肩に手を置かれる。そして聞き慣れた心地よい声が耳朶をうつ。
「……当ったり前よ。こんな美女を待たせたんだから、もっと悪びれなさいよね」
心の奥底から込み上げる歓喜を努めて隠しながら、あたしはなるべくいつも通りを装って振り返る。
だってそうでもしなければ、あたしはきっと上手く話せなくなってしまう。このバカの顔を見ているだけで、だ。
「悪かったよ。……色々と、本当にゴメン」
「……当然よ。あんた、一ヶ月半も寝たきりだったんだから」
アキラとあたしは同じタイミングでこの時代に戻った。だが、すぐに目が覚めたのはあたしだけで、アキラの方は病院で意識不明のままだったのだ。
意識を取り戻した当初は狂喜した。あんな約束をしたとはいえ、あたしだって十中八九アキラは消えてしまうだろうと思っていたから。
次の瞬間には絶望した。アキラの昏睡状態は現代医学では説明のつかない事だったから。それはつまり、アキラが植物状態になってしまった事を意味する。
最初の三日は急に泣き出したり、急にヒステリーになったり、ひどく情緒不安定な状態で過ごした。自分でもあそこまで不安定になれるとは思わなかったくらいだ。
そうしてようやく落ち着き、残りの時間はアキラの見舞いに費やした。幸い、入院費用はアキラの持っていた両親の遺産で事足りたし、アヤメもいくらか払ってくれた。あそこまで生徒の事を考えられる教師というのは素晴らしいものだと思う。
不安な時もあった。絶望した時もあった。泣きたくなる時もあった。でも、それらは全て押し殺してアキラを看病した。
少なくとも、目の前で息をしている存在がいる事は確かなのだから、絶対に諦めさえしなければ大丈夫だと自分に言い聞かせた。
そして……あいつは約束通り、帰ってきた。
「そう言えばあの時はうやむやになったけど、あんたどうやって生き残ったの?」
ずっと不思議だった。本当なら目が覚めた時に聞くべきだったのだろうけど、あの時は嬉しさの方が先に来てそれどころではなかった。今なら大丈夫だろう。
「ん……。消えるのは鬼とそれに類するもの。んで、俺の体はほとんど鬼になりかけていた。それは分かるな?」
「うん」
アキラの精神と体がどんどん人間を越えていくのを見ているのは辛かった。だが、それも今となっては過去の話になってしまっている。
「でもそれは比較の話なんだ。あの時の俺は体内の九十八パーセントが鬼になって、一パーセントが鬼喰らいで、さらに一パーセントが人。大体そんな感じだった」
アキラは何て事のないように話しているが、実はすごくヤバかったのではないだろうか。いや、ヤバいというのは知っていたけど、何となく実感がなかった。
「そっから生き残るためにまず、神楽がくれた丸薬を全部飲んだ。それで鬼の力を一時的に抑える。さらに鬼喰らいの力を使って、自分の力の強化をした」
「ちょっと待って。それなら鬼の力が強化されるんじゃないの? だったら逆効果じゃ――あ」
自分で話している途中に気付いた。なるほど、アキラは生き残るべく――
「そう。俺は鬼喰らいの力で俺の鬼喰らいの力を強化したって事だ」
「それでさらに強化されたところをもう一度強化……。とまあ、これを繰り返した。……でも、これだけやっても成否は分からなかった」
そこでアキラはいったん言葉を切り、言いにくそうに頭をガシガシとかく。柄にもない事を言おうとしているのだろうか。
「だから、まあ……最後は奇跡ってやつなんだろうさ」
「……そうかもね」
アキラの言った言葉にあたしは神妙にうなずいた。アキラはそんなあたしを見て、バケモノでも見たような面白い顔をする。
「……何よ」
人がうなずいたんだから、少しは素直になりなさいよ。
「いや、かなりクサイ発言したんだけどな……。うなずかれるとは思わなかった」
「あたしだってそう思うんだから仕方ないじゃない。……まあ、当然の結果だとも思うけどね」
そう、当然だ。あれだけやったアキラなのだから奇跡の一つや二つ、起きてもらわなくては困る。
「だけど……なんかなあ……」
あたしの言葉を苦笑しながら受け取ったアキラは居心地が悪そうな顔をする。ここ最近の常だ。
「……やっぱ、キツイ?」
「そりゃな。死んだと思った人が生き返ってるんだ。……正直、接するのに戸惑う」
手放しで喜べないあたりこいつらしい。自分なりにケジメを付けたはずなのに、こうして何もかもが元通りになっている。それでは自分の成した事に何一つ意味がないのでは? と思わせてしまうのだろう。
「それで良いんじゃない? いつか生きているって実感できるから。その時になったら今まで戸惑ってしまった事を謝ればいいのよ」
そしてそれはあたしにも言える事だ。だって、あたしはずっと昔に失くしてしまったものがポンと返って来たのだから。
両親という掛け替えのない存在が。
あたしも最初は戸惑いまくった。というか、それは今も継続中だ。定期的にかかってくる心配の電話も、どこか上の空で聞いてしまう。向こうはあたしの他人みたいなよそよそしい態度に戸惑っているようだから、お相子に近いんだけど。
とはいえ、あたしはアキラみたいに思い悩むタイプではないので、もうしばらくしたら距離感が掴める予定だ。
……向こうは生きてて、あたしも生きてる。だから時間なんていくらでもある。ゆっくりやっていけばいい。
「だから今は思いっ切り戸惑ってなさい。きっと、こういうのは時間が解決してくれるのよ」
「…………ああ」
アキラは何だか納得のいかない表情で、曖昧にうなずいた。
すぐに納得するのは無理か。まあ、これに関してはアキラが出さなければならない答えである以上、仕方ないものだ。
「……でも、アキラのお父様とお母様は変わらなかったわね」
「仕方ないさ。あの二人は鬼に殺されたわけじゃない」
アキラはどうといった事のないように肩をすくめるが、絶対にウソだ。気にしていないはずがない。
最上の――クソアマの欲望で壊されてしまった草木家。きっとアキラの心には生涯消えない傷だろう。……クソアマを殺した事も含めて。
本音を言えば、あんな奴を殺した事を気に病まないでほしい。命を何とも思わないような奴がどんな死に方をしようとそいつの自業自得だ。
それに……あんな人間のクズにアキラがいつまでも縛られているのは見ていて不愉快だ。いつか折を見てアキラの鎖を解かせてもらおう。
「……それにしても、俺もお前もただの鬼喰らいかあ」
あたしの様子からこの話題を続けるのはマズイと思ったらしく、アキラがあからさまに話題を変えてくる。無論、あたしとしても異存はない。こんな気持ちの良い朝に気分を悪くするような事を思い出す必要はないはずだ。
「そうね。……と言っても、この世であたしとあんただけだけどね」
鬼喰らいの力は鬼の存在に呼応して生まれたものだ。つまり、鬼がいなければ必然的に鬼喰らいも生まれない。
だが、あたしたちは例外に当たる。鬼と鬼喰らいの事を覚えている唯一の存在。だからこそ、鬼喰らいとしての能力を忘れずに持っていた。
……生きていく上では絶対に使わないだろうから、別にあってもなくてもどうでもいいんだけど。
「……俺たちは突然変異型だ。きっと子供には受け継がれないだろうさ」
子供!? アキラ、もうそこまで将来設計を!?
「なに赤くなってんだよ。まさか結婚するつもりないのか? そういう人もいるにはいるけど、あまり褒められないぞ」
いや、結婚はまだだけど、将来的にというか年齢さえ満たせばいつでもオッケーというか……。
「……訳分かんねえ」
ああでも良い女は男を待たせるものだってアヤメが言ってたからあまり安過ぎるのもどうかと思うしでもお高くとまり過ぎて愛想尽かされたらどうしようとかああーーーー!!
「ちょっと! あたし置いてくってひどいんじゃない!?」
息せき切らしてアキラに文句を言う。気付いたら周りに誰もいないって結構堪えるんだから。
「そう言われても仕方ないだろ。お前、呼んでも返事しないんだから」
「う……」
トリップしていた自覚があるだけに強くは言い返せない。けど、あれくらいの妄想に浸らせてくれたっていいじゃない……。
「それより……ここって……」
アキラが向かっていたのは学校とは反対方向。平安時代には湖のあった場所近くだ。そしてその場所は今でも湖となっている。
「……沙弥の死んだ場所だ。正確な場所までは分からないから、湖のあった場所だけでも覚えておいた。骨は埋められてないけど……勘弁してくれな」
見ると、アキラの足元には大きな石を磨いて作ったのであろう、墓石があった。ところどころ雑な部分もあるあたり、アキラが一から頑張ったのだろう。
「サヤ……」
花を添えるアキラの隣に立って、あたしも少し黙とうを捧げる。考えてみれば、あたしもサヤのお墓参りは初めてだ。
……今まで来れなかった事はこれでチャラになるだろうか?
「…………さて! キリエ、重要な話がある」
しばらく二人で黙とうを捧げて静かになっていたら、アキラが唐突にその沈黙を破る。
「重要な話? 一体何よ?」
あたしは素知らぬ振りをしながら、内心の喜びを抑え込む。
これからアキラの言うであろう事は分かっていた。ずっと前から待ち望んでいた答えでもあった。
莫大な感情が心から生まれ、胸を熱くする。だが、まだだ。まだ、答えを聞いていない。
「…………」
アキラはあたしの期待がたっぷり込められた視線に居心地が悪そうに視線をあっちこっちに向けていた。おまけに心なしか顔が赤い。
「……単刀直入に言う。一回しか言わないから良く聞けよ」
緊張が一定ラインを越えたのか、明の顔から一切の感情が消え失せる。
……なかなか特殊な開き直り方よね。
アキラはあたしの肩に手を置いて、真剣な顔であたしを見た。
「俺は……あなたが好きです」
ああ、あたしはこれを望んでいた。この一言を。
「…………」
「ずっとなあなあにしてた。その事は謝る。ゴメン。本当にゴメン。だから……」
あたしが黙っているのを不安に思ったのか、アキラが次々と言葉を紡ぐ。そのどれもが微妙にピントを外していて、同時に誠実な答えでもある事にあたしは顔が綻ぶのを抑えられなかった。
「……遅いのよ。バカ」
「う……本当、悪かった」
「でも、いいわ。ちゃんと答えてくれたから、チャラにしてあげる」
あたしの言葉にアキラは少しだけ眉尻を下げる。だが、顔は依然として緊張したままだ。
「……あたしは以前言ったわね。『あんたの命はあたしのモノだ』って。そして『あんたはいつかあたしが喰う』って」
そんなアキラに対し、あたしは少し昔の事を思い出しながら言葉を続ける。
「って事は……」
アキラは何やら茫然とした顔であたしを見る。そこまで変な事は言ってないのに。
……あたしの答えはとっくの昔に決まっているよ。
「だから、あたしの答えは――これよ!」
背伸びしながら、アキラの肩に腕を回して顔を近づけ、そして――
――その唇に唇を重ねた。
アキラは一瞬硬直していたものの、すぐに目を閉じてくれた。
どのくらい経っただろう。どちらからでもなくゆっくりと顔を離す。
アキラの顔が茹でダコみたいに真っ赤になっていて、その様子に心からの笑みが沸き上がってくるのを押さえずにこう言った。
――ごちそうさま……なんてね。
え? 投稿が早い? なに言ってるんですか、もう今日は五月四日ですよ?
それはともかく……第二作目、完結です! 二ヶ月弱の間、お付き合いいただきありがとうございました!
今作は前作での全編一人称とは違った全編三人称に挑戦したものです。どこか違和感があったのなら、ご指摘ください。次回作への糧にします。
そしてこの作品は私の予想を越えて重い作品となりました……。もしかしたら、私は主人公をいじめるのが大好きなのかもしれません(苦笑)。
ファンタジー、というくくりで見れば前作も今作もほとんど変わりはありませんが、文体、内容、雰囲気。あらゆるものが違っているはずです。その辺の違いを楽しんでいただければ幸いです。
なお、二人の番外編を書くつもりは今のところありません。私の中で彼らの物語はすでに終了してしまったので、書くとしたらキリエと明ののんびりとした日常くらいです(汗)
最後になりましたが……ご愛読、ありがとうございました!
最後の最後です。これはぶっちゃけ追伸です。
私は今日、しばらく家を空けますので、感想返しが遅れるかもしれません。ご容赦ください。