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甥っ子が産まれる。そして結婚準備

 話は前後するが、この年の1月に甥っ子が産まれて、それからしばらくは姉が実家に帰っていた。ポッキーも久しぶりに姉が帰ってきているのを見て、

「何かいつもと違う」

 と思ったのか、しきりににゃーにゃーと鳴いていたが、彼女にとってはやり一番気になったのは,やはり生まれて間もない甥っ子の存在だったのではないかと思う。甥っ子は和也と名づけられて、実家は、私の結婚準備と甥っ子の誕生で、何かとあわただしい毎日が過ぎていった。私も初めての甥っ子の誕生ということで、やはりかわいいのでじっくりと眺めていると、妹が生まれてすぐの頃を思い出していた。私と妹は6歳年が離れているので、妹が生まれたときのこともよく覚えている。

 和君はよくおっぱいも飲んで、姉の体力も回復したということで、2週間ほどで家に戻っていった。姉と和君がいなくなるとなんだかやけに静かになったような感じがした私である。


 



 結婚式の準備


 3月に入って、いよいよ結婚式へ向けた慌ただしい準備が続き、誰にどのような役割を引き受けてもらうかを決める段階になった。まずは吹奏楽OB・OGバンドの皆には吹奏楽で、小柳ルミ子さんが歌った、瀬戸の花嫁を演奏してもらうことにして、清田とまりちゃんには余興を担当してもらって、大阪からやってくる星田には友人代表挨拶、柳井と永井には余興への参加を頼んで、私の主だった友人は全員何らかの形で披露宴での催しに参加してもらう形となった。あと、大阪から小学6年生だった時の担任だった、楢崎先生にも来ていただいて、高校時代にお世話になった先生方にも参加してもらうことになった。あとは会社の上司や同僚、親戚にもみんな招待状を出して、結婚式の最終的な細かいプランも詰めていって、3月上旬には結婚式の準備は終わって、後は本番を待つだけとなった。

 そして3月27日、聡子と私の母が一緒に役所に婚姻届けを出しに行って、結婚式より一足先に入籍が済んだ。

 そうして1997年3月30日、私とさと子の結婚式と結婚披露宴が行われた。



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