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ただ憶えてる、青白い夜

作者: 秋葉竹



まぁ、いわゆる

青春時代、かな


鳥取へ行った

当時の鳥取は

夜8時になると

町が眠っていたのを

なぜか

印象的に憶えている


ある日、

たぶんどこかのホテルのだったと想うのだが

屋上のビアガーデンに行った

そこでは

ちゃんとはわからないけど

防衛系の大学の卒業を祝して

それっぽい制服を着た何人かが

こじんまりと打ち上げをやっていた

ちょっとだけ

賑々しく


けど

それは微笑んでみられる、ただの

景色


その夜

もう眠ってしまった町を

まるで酔っ払ったように歩いて

シラフと云いはりながら

ケラケラ笑って

ソイツにもたれかかって歩いて

すべてはうまくゆく

みたいな

歌を

がなるように

歌っていたのを

憶えている




あのころに

こんな未来があると知っても

「オールオッケー」、それでも云うよね



ろくなこと

ないときもある生きてれば

こころ干すなら朝のそよ風








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