第137話 南西の島の魔物狩りとダンジョン攻略(スキップ回)
ダンジョンでレベル上げは繰り返し作業なのでスキップ気味で行きます。
なんとなくレベルが上がって装備が良くなったんだろうなって感じで読み飛ばしていただいても問題ないです。
【異世界生活 120日目 13:00】
とりあえず、南西の魔物の島にあるダンジョンへの初挑戦を終え、臨時拠点に戻ってきた俺達。
明日乃と俺で昼食を作り、食べながら休憩をする。
「なんか、一角ちゃんと麗美さんにばかり頼ってすみません」
明日乃がそう言って謝る。
「しょうがないわよ。変幻自在の武器の効果でお祈りポイントの消費を半分にできるんだし」
麗美さんがそう言って笑う。
なんだかんだいって、最後のワータイガーを魔法で倒したことで一角と麗美さんのレベルが上がり二人ともレベル42になったらしい。
「しかも、私の『合体魔法』は明日乃の光属性とは相性悪いみたいだしな。もちろん、流司の闇属性ともだ」
一角がそんな事を言い出す。
「まあ、言われてみるとそうよね。光にいくら風を当てても光は動かないし、闇だってそうだし、下手したら、闇なんて風で散らされそうな印象もあるものね」
麗美さんが一角の話を聞きそう反応する。
確かにそうだな。あくまでも、一角が合体魔法を出来るのは水、火、土、金(雷)の属性だけらしい。
雷の辺りも風の効果と相性悪そうな気もするが、あえて突っ込むのは止めよう。
「流司の闇魔法といえば、新しい魔法はどうだった?」
真望が俺の魔法について聞いてくる。
そういえば、まだ説明してなかったな。
「新しい魔法はとりあえず3つ? 俺も上級魔法の強化版って感じだな。『事象の地平面』まあ、簡単にいうとちょっと大き目なブラックホールモドキを作る魔法らしい。2つ目が『闇弾の雨』名前のまんまだな。上級魔法の『微小縮退点』を雨あられのように降らすらしい。『事象の地平面』が根こそぎ持っていくらしいから、『闇弾の雨』は環境に配慮した手加減版って感じか? あとは、『闇の刃』? 防御不能の絶対切断の黒い刃だってさ。普通の剣くらいの大きさに固めたブラックホールモドキ、時空をも切断するとか書いてあるな」
俺はスキル説明を読みながらそう説明する。
「流司の魔法もなかなかの中二病臭いのが多いわね」
真望が嫌そうな顔をしながらそういう。
「まあ、闇属性の魔法は光を奪うのと圧縮がメインらしいから圧縮を極めるとブラックホール? まあ、まさに中二病な発想だな」
俺はそう言って、魔法を考えたであろう神様をからかう。
しかも、シュバルツシルトだけはドイツ語じゃないか。中二病臭プンプンだ。
「それと、この間、琉生が新しい魔法、『動物治癒』っていうのを作ったらしいから、想像力や必要性によっては自分で新しい魔法も作れるみたいだな」
俺はそう付け加える。
牛を助けた時に使った治癒魔法がそれだ。
「真望と流司の合体魔法で『闇の炎』とかどうだ? それとも『黒炎龍』とか?」
一角が冷やかすようにそう言う。
「マジで止めてくれ。魔法詠唱する時に恥ずかしくて魔法より先に顔から火が出そうだ」
俺がそう言い、真望もさすがに嫌そうな顔をする。
一角は結構本気でかっこいいと思っているかもしれない。
そして、このふざけた会話のせいで、真望に新しい魔法、『紅炎龍』という恥ずかしい魔法が追加されてしまった。自動追尾型の魔物絶対焼き尽くす魔法らしい。まあ、魔法を避ける魔物とか出たらいいかもしれないな。
そして、ダンジョンのドロップ品だが、豚肉が66食分、13キロ以上の量、イノシシ肉が25食分くらいだ。
とりあえず、イノシシ肉はこの拠点で食べることにし、豚肉13キロは大きい葉っぱにくるんで、一角の霊獣、ワシの霊獣を3体出してもらい、空輸で手紙といっしょに琉生に送る。
琉生の空き時間をみて拠点でビン詰めやベーコンの保存食にしてもらう予定だ。
ちなみに琉生に送った手紙だが、平らにした木の板に、真望の『炎を操る』の魔法で焦げ目をつけて書いた手紙だ。
真望の指先に小さい火が現れ、真望が書きたい文章をイメージすると、火が自動で動いて広がって手紙を書いてくれる。
あまり細かい文字は書けないが魔法版プリンターみたいで便利だと思った。
麗美さんも、現代知識をこの世界に残す方法としてよさそうだと喜んだが、真望が麗美さんの医学知識や科学知識を理解できず、文章化できなかったという悲しい結末が待っていた。まあ、簡単な文章くらいは印字できそうなので、簡単な知識を木の板に残す作業を手伝ってもらうくらいはいいかもしれない。
碌な筆記用具もないこの世界に、代筆屋(簡単な文章のみ)の真望が誕生するのだった。
その日の午後は少しゆっくりしてから、水浴びにいったり、木材を切り出しに行ったりして一日を過ごす。
眷属達も少しずつだが3軒目の家を組み立て出している。
作業後、日が暮れないうちに早めに夕食を食べ、日課のお祈りをし、早めに就寝する。
明日も早起きしてダンジョン争奪戦に参加する予定だ。
とりあえず、お祈りポイントが7万ポイントを切るまではここに居座って、魔物狩りとダンジョン攻略を続けることになった。
【異世界生活 121日目 3:00】
今日も、昨日と同じように、早起きして朝食を食べ、ダンジョン争奪戦に向かう。
昨日の失敗から、結界は使わずに手近な魔物からどんどん、合体魔法で蹴散らしていき、魔法を使わせない作戦でいく。
一応、魔物に魔法を使われた場合は攻撃無効化の金剛義装が使えるように獣化義装は装着しておく。
結局、一番近くにいたリザードマンの群れに一角と麗美さんの『合体魔法』を1発撃ちこんだところで、リザードマンとオークは逃げ出し、それを見たワータイガーが襲ってくるので、同じく『合体魔法』を2発くらわせ、半分以下になったところでワータイガーも逃げていく。
範囲魔法一辺倒の一方的な攻撃になってしまったが、下手に明日乃の結界魔法を使って剣で戦おうとすれば、お祈りポイントの消費はもっと甚大なものになってしまう。
とりあえず、今日のダンジョン争奪戦により俺達のダンジョン挑戦権が確保される。
6時になると同時にダンジョン攻略開始。
1階と2階はスルーしてもいい気もするのだが、イノシシ肉と豚肉が欲しいということで1階から攻略する。昨日同様、1階と2階は時間効率を考えて、養殖作業はせずに、みんなで敵を倒す作業をする。
一角の養殖は3階からだ。
3階からは一角の養殖が始まるし、敵も魔法を使ってくるので獣化義装や金剛義装を使いながら、オーク型のウッドゴーレムの首を刎ねる作業をし、一角にとどめを刺させる。
3階で、まずは一角のレベルが43になる。
4階も同様、一角の養殖だ。
4階のボス部屋を昨日と同様、一角と真望の合体魔法で焼き、一角のレベルが44に、真望のレベルが42になった。
その後5階のレベル45のワータイガー型のウッドゴーレムが1体ずつ出るエリア、2体ずつ出るエリアで補助魔法マシマシの状態でレベル上げ。
一角が一気にレベル45になり、麗美さんも貢献ポイントでレベル43になった。そこからは明日乃のレベル上げをし、明日乃のレベルが42になる。
そこで、一度エントランスに戻り休憩する。
「よし、レベル45になった。これで私も壁役ができる。このまま、3体ずつ出るエリアも進むぞ。次は麗美さんの装備集めだったな」
一角が嬉しそうにそう言い、先ほど撤退した場所まで戻り、さらに先に進む。レベル45のワータイガー型のウッドゴーレムが3体ずつ出るエリアを進む。
麗美さんがとどめを刺す役なのでおれが1番に金剛義装で魔法を受ける役をする。
そして、麗美さんが3体ずつ、5戦、15体のウッドゴーレムを倒したところで、鋼の装備をコンプリートする。
一角も鋼の装備をコンプリート、明日乃は胸当て、脛あて、篭手の3種を持っている。
とりあえず、最後の戦いで、麗美さんも一気にレベル45に。俺、明日乃、真望は貢献ポイントでレベル43になった。
ここから先、4体相手をするエリアは明日乃が補助魔法ありでも最低、レベル45にならないと進めないな。
ということで、ここでレベル上げは中断、臨時拠点に帰る。装備をフルコンプリートした麗美さんがとてもうれしそうだった。いつも後回しになっていたもんな。
帰る際に、またダンジョンの出口でワータイガーに待ち伏せされるかと思ったが、そろそろ、人数的に厳しくなったのか、外には誰もおらず、お祈りポイントを消費することなく帰ることができた。
今日のお祈りポイントの消費は32500ポイントで残り86460ポイントという結果だった。
明日もう1階ダンジョン争奪戦に参加したらお祈りポイント切れ、一度拠点に帰る感じになるかな?
各自の今日上がったレベルはこんな感じだ
流司 42→43
明日乃 41→43
一角 42→45
麗美 42→45
真望 41→43
【異世界生活 122日目 3:00】
今日も、昨日、一昨日同様、ダンジョン争奪戦とダンジョン攻略だ。
お祈りポイントは昨日少し回復して95000ポイント。今日ダンジョンに行ったら少しの間回復が必要になりそうだ。
「今日あたり、明日乃のレベルを上げて、5階の4人ずつ出るエリアに行けるようになればボス部屋までいけるんじゃないか? そして、そこで流司のレベルも上げればボスも倒せる感じか?」
一角が白い橋に向かいながらそんなことを言い出す。
「一角ちゃん、それはだめだよ。折角、琉生ちゃんの変幻自在の武器が手に入るダンジョンなのに琉生ちゃんがいない状況でクリアしたら、琉生ちゃんが可哀想だし、何が起こるか分からないしね」
明日乃がそう言って一角を窘める。
「まあ、真望の装備もそろえてやりたいしな。明日乃のレベルが上がったら、真望の装備をそろえて、俺の装備もそろえて、撤退って感じでいいんじゃないか? 俺のレベルもまだ見ぬボスとやり合うとなると少し足りなそうだしな」
俺は明日乃をフォローするようにそう付け足す。
「まあ、そうだな。琉生も農具に変化させられる。って、変幻自在の武器楽しみにしていたもんな」
一角がそう言って納得する。
「ダンジョンクリアの副賞、調味料1回分が手に入らなくなるけどね」
麗美さんがそう言って笑う。
そして、一角が真剣に悩みだしてしまう。
「調味料が手に入らなくなるとしても、今日はボス部屋挑まないからな」
俺は一角にそう念を押す。
そして、今日も、ダンジョン争奪戦会場に到着。
ワータイガーの数がかなり減っている。というより、20体ほどしかいない。ダンジョン争奪戦に参加できるぎりぎりって感じだな。
オークが20体、リザードマンが30体、ワータイガーが20体、だいぶ争奪戦も落ち着いてきた。
今日は、一角と麗美さんの合体魔法をリザードマンに打ち込んだところでオークもワータイガーも逃げ出す。
魔法1発で勝負がついた。どの陣営も、もうこれ以上無理をして数を減らせないんだろうな。
ダンジョンも昨日と同じ繰り返し、養殖対象が明日乃になった感じだ。
とりあえず、4階までは変化なし、5階の途中で明日乃のレベルが一気に45まで上がる。さすがレベル45の敵だ。経験値効率がいい。一角も貢献ポイントでレベル46になる。
その後、キリがいいところまで明日乃がとどめを刺し、一度エントランスにもどり休憩。
5階の敵が3体ずつ出るエリアで真望の装備をそろえ、装備がフルコンプリートしたところで真望はレベルが一気に46に。貢献ポイントでそれぞれ、俺がレベル44、明日乃がレベル46、麗美さんがレベル46になる。
この時点で俺以外、全員、鋼の装備フルコンプリートだ。
「よし、このまま、流司のレベル上げと装備集めするぞ」
一角がまるでついでにとでも言うように言い、補助魔法が切れないうちにとさっさと先に進みだす。
そして、ボス部屋前に着くころには全員がレベル46になり、俺も鋼の装備をフルコンプリート、胸当てと、剣と盾が重複してしまった。
「こ、これ、ボス部屋いけるんじゃないか?」
一角がぼそっとつぶやく。
「ダメだよ、一角ちゃん。それで、琉生ちゃんの変幻自在の武器を手に入れるのが遅くなっちゃったり、最悪手に入らなくなっちゃったりしたら可哀想でしょ?」
明日乃が一角を再度、窘める。
「いや、ね? 調味料って、ダンジョンが難しくなるにつれてもらえる量が増えたろ? だったら、このダンジョンで貰える調味料って結構な量なんだろうなって」
一角が物欲しそうにそう言う。
「まあ、調味料自体、変幻自在の武器を取った後の副賞みたいなものだから、琉生ちゃんがいなくて変幻自在の武器がもらえなかった場合、副賞の権利もないかもしれないわよ」
麗美さんが言う事を聞かない子供を諭すように優しく言う。
「ぐぬぬぬ、その可能性もあるか。しかたない。今日は諦めよう」
一角がそう言って、がっくり肩を落とす。
「何がしかたないだ。最初からそのつもりだったろ」
俺は呆れて一角にそう言う。
一角が俺の方を恨めしそうに見て、もう一度がっくりと肩を落とす。
まあ、無理すればいけなくない、というか、ボス部屋に一角と真望の合体魔法をぶち込めばいいだけなのでクリアできると思うが、土の精霊が管理するダンジョンなのに土属性で主役の琉生がいないのでボスを倒すのは止めておく。お祈りポイントも残り少なくなってきたしな。
そんな感じで、一度拠点に帰り、お祈りポイントの回復と真望と琉生のメンバー入れ替えをしに戻ることにする。
とりあえず、各階のエントランスに置きっぱなしの肉と鋼の武器と防具、重複してしまった物を持てるだけ持って臨時拠点に帰る。
トラの毛皮もイノシシの毛皮も鋼の武器防具と比べたら利用価値が低いので、毛皮より武器防具優先だ。
【異世界生活 122日目 13:30】
臨時拠点に戻り、昼食を食べて休憩し、一度、拠点に帰る準備をする。鋼の武器や防具など嵩張るものも多いので、臨時拠点において置くと腐って困る肉は一角のタカの霊獣で先に運んでしまう。
そのあと、持てるだけドロップアイテムを持って、臨時拠点の戸締りをして、眷属達と一緒に歩いて拠点に帰る。
すぐダンジョン攻略を再開するなら、保存食とか武器防具を置いて、眷属達に留守を任せるのもよかったが、お祈りポイント回復の問題もあり、すぐにダンジョン攻略再開できるか分からなかったので、拠点を閉めて眷属達と帰る感じになった。
眷属達は3軒目の家がまだ完成していなかったので少し残念そうだった。
【異世界生活 122日目 18:00】
「ただいま、鈴さん、琉生」
俺は留守番をしてくれていた二人に挨拶をし、留守番の眷属達も褒めて回る。
「お帰り、流司、って、何その防具? 鉄じゃないよね? もしかして、というか確実に鋼だよね?」
鈴さんがそう言って、声を荒らげ、俺の着ていた鎧をぺたぺたと触って、見て、確認して、がっくりと肩を落とす。
「また先を越された。ガラス瓶なんか作ってないで、鋼の剣を作っていればよかった」
鈴さんはそう言って、はあ~、と大きなため息を吐く。
「す、鈴さん? 余った鋼を打ち直して、日本刀っぽい刀にしたり、薙刀っぽい武器にしたりしてくれたら、私、うれしいかな?」
麗美さんが鈴さんを慰めるようにそう言う。
「麗美さんも一角も変幻自在の武器があるから使わないじゃないか」
鈴さんが逆ギレする。
それを言われたら身も蓋もない。
「ま、まあ、サブウエポン的な? 変幻自在の武器が使えなかったときとかに、ねえ? 腰にそんな武器があったら嬉しいかな? って?」
一角がぎこちないフォローをしながら、俺に目線でスルーパスをする。
「そ、そうだな。サブウエポン欲しいな。あと、ナイフとかも鋼だったら切れ味いいだろうな。ナイフはいまだに青銅製だし」
俺も、ぎこちなくフォローする。
「そうだね、鋼のナイフはいいわね。ガラス瓶作りが終わったらそれを作ることにする。そして、サブウエポンって扱いが腹立つけど、日本刀っぽい反り刃の剣も作るよ。まあ、こっちは趣味? 時間があればだけどね」
鈴さんがそう言って気を取り直す。
「わ、私は変幻自在の武器手に入れるのまだ先だし、色々使いやすい武器とかあったら、う、嬉しいかな?」
真望もぎこちない口調でフォローする。
「どうせ、出来上がるころに、変幻自在の武器も手に入れちゃうんでしょ?」
鈴さんがそう言って、真望をジト目でみる。
真望め、フォローするつもりが、逆効果だったようだ。
まあ、とりあえず、手が空いたら、余った鋼の武器や防具をナイフに打ち直してくれるらしい。
「それと、流司お兄ちゃん、豚肉はうれしいけど、送ってくるの多過ぎ。ガラス瓶も足りなくなっちゃうし、ベーコンも作るの大変なんだからね?」
琉生がそう言って怒る。一昨日、昨日、今日と、山ほど豚肉送っちゃったもんな。
瓶詰めにならなかった豚肉は、そのまま、もしくは、ベーコンの下味をつけて氷室に保管してあるらしいので、明日から少し保存食作りに力を入れないといけなそうだ。
それと、お祈りポイントが急に減りだして、橋作りも3分の1できた状態で中断になったらしい。確かに帰り道、西の川を渡る時に少しだけできた石橋があったな。
中途半端すぎて恥ずかしかったそうだ。これも琉生に怒られた。
橋作りは当分中断だろうな。いまは魔物との闘いにお祈りポイントの需要が多すぎる。
「流司、胡椒を取りに行くぞ。ベーコンに胡椒は必須だ」
話が途切れたところで、一角が突然、訳の分からないことを言い出す。
「こんなに遅くからか? もう辺りは暗いぞ」
俺は慌てて突っ込みを入れる。
「明日乃の光魔法があれば問題ない。どうせ、当分の間、お祈りポイントが回復するまでやることないんだろ? 明日少し寝坊すればいいだけだ。行くぞ」
一角がそう言って荷物を置くと、遠征から帰ってきたばかりのメンバーで最初のダンジョンにクリア副賞の調味料を取りに行かされるのだった。
南西の島のダンジョンで調味料が貰えなかった、ボスをお預けされたのが心残りだったみたいだな。
俺はそんなことを考えながら、呆れつつも付き合ってやるのだった。
次話に続く。
流司、明日乃、一角、麗美さん、真望のレベルがみんな46になって、装備がみんな、鋼のフル装備になりました。
そしてお祈りポイントは73000ポイント弱まで減りました。
お祈りポイント少し回復させたら、琉生を連れて南西の島のダンジョンのクリアをめざします。




