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ゲロ弱タンク(輸送機)

 残念龍帝こと、タイダリザさんの背中に乗って旅をしている。取り敢えず暇なので、今後の計画でも練るか。


 まず、レベル上げ。王国騎士団は舐めて勝てる相手じゃない。暗殺じゃないから戦力が必要。

 進化を目指すのもいいかもしれない。そうすれば無機物を操れるスキルとか……出るかも。そうすれば、ほぼ無限に兵力を増やせる、時間はかかると思うが。


 ちなみに、タイダリザに聞いてみると、ステータスは百分の一程度に下がってたらしい。俺は特に下がってなかったんだが……。鑑定。


骨龍帝タイダリザ:ランクL

状態異常神呪


 レベル1

 体力Error

 攻撃375009

 防御9024658

 魔法Error

 魔防Error

 知能Error


 スキル

 龍帝、腐蝕、感染

 

 パッシブスキル

 最強抗体X、無敵消化液、不壊メンタル、完全再生、不老、無限のスタミナ、龍帝


 称号

 天敵、呪われし者



 う……うわぁ……全員俺で国を作っても余裕で滅ぶわ。もうこいつに国滅ぼさせたらいいんじゃねーか。

 ってわけにも行かないらしく、なんせ神を殺した時に呪いにかけられて戦闘時に攻撃力魔法ステータスがゼロになるらしい。

 えぇ……。色々ドン引きだわ。

 まぁ、超巨大な盾役として……。いや……スケルトンだから貫通しまくりか。


 まぁ、うるさい運搬役と割り切ろう。さぁ!! 大空へ!!

 と思ったらまさかの超低空飛行。そんなに高くはない木々スレスレ。まぁ、徒歩より早いが、走るよりは遅いくらい。


 えぇ……。まぁ、この森を突っ切るのにはちょうどいい……高さなのか?


 取り敢えず飛んでもらいながら、タイダリザの背中で火を焚き料理をする。熱さは感じないらしい。

 ちなみに火をおこしたのはタイダリザだ。自分の背中に火を吹き始めた時は頭でもおかしくなったかと思ったね。


 まぁ、取り敢えず今日の晩ごはん、そう、今晩なんですよ奥さん。まぁ、小ボケは置いといて龍骨の火炙りスナックです。これも提供バイ龍帝です。再生するからって、それでいいのか、まぁ、腹減ってるから食うけど。


 小さい頃紙芝居でみたオレンジマンみたいだな。なんであいつは自分の頭を食わせるのだろうか、未だに謎だ。オレンジ持ち運べばいいのに。


 そんなことは置いといて、竜骨の味は、簡潔に言うと漢方薬と粉薬を混ぜた物を固めたものだ。まぁ、要するにまずい。めちゃくちゃ。


 ただ、元気になる気はする。

 いや、ゾンビが元気になったらそれまずいんじゃねーのかとかはおいといてくれ。


 それから一夜が開け、朝日を見る。きれいな朝日で俺の影が見える。あれ? 角生えてない? かつ、雲下に見えてない?


 ちょ、ステータスの前になんだこりゃあ!!


 なんと、タイダリザのスケルトンボディに革がある。身もある。夢かこれ。すると、体をよく見ると一部が粉になってファサァと舞う。


(やぁ、主殿驚いたかな? 我々微生物はスキル同化を覚えた故に、龍帝が真の実力ヲ取り戻しましたぞ!! 戦闘以外では……。)


 あ、そこは試したのね。確かに鑑定スキルで見てみるとあ、この鑑定ってのは……。

 まぁ、みんな知ってるよね!! さて、どうなってるこの体。


龍帝の肉(微生物)

本当はただの微生物の塊、だが、龍帝を食べたことで、食べた相手のコピーが可能となった。骨食ったのに肉ができるなんておかしいなんて疑問は自分で考えろ。


 まぁ、遺伝子がどうちゃらかんちゃらなんだろう多分。いや、知らんけど。


 そして俺だよ。種族名がドラゴニアンゾンビになっていた。パワーは十倍、防御力は百倍ぐらいになった。

 いや、ものは言いようだけど。まぁ、近接は雑魚の部類に入る。タンクとしてはまぁまぁってとこか。

 魔法は下がったが、火属性魔法スキルが何故か復活した。やったぜ。


 背中で使ってみると昔の数倍凄い火属性の魔法が使えた。これなら最強の魔法使いとして上級パーティーにも入れる!! ゾンビだから無理だけどな。あとこの魔法のあまりの凄さに、俺の両腕が溶けてなくなっちまったよ。まぁ、再生したけど。


 よし、試したいことも終わったし、町へ向かってもらうか。と思ったら、だんだん高度が下がっていく。


(むにゃむにゃ)


 こいつ寝てやがる!! いや、徹夜で飛びつづけてたのかよ!! ってうおあああ!!!!


 土煙と共に森に墜落した。なんとか微生物がクッションになって助けてくれたが、体が完全に崩れ、骨むき出しで寝ている。俺は龍鱗で作った胡麻団子みたいになっていることだろう……。はぁ……。先行き心配しかないな。


(むにゃむにゃ……)


 









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