全員集結?
PVが一万を越えてました!!こんな趣味と思い付きで投稿した作品が評価を受けるのは凄く嬉しいです。
眠たいですね。
楓の家に行った夜、俺はLTOにログインしていた。
「楓、霞。そっちはどうだ?」
「かなりの数の薬草が生えてるよ。やっぱり湖エリアはすごいね。」
「私としては、先輩が引き連れてるmobの方に驚いてるんですが。しかも、抜け出してくるのは一番弱い一匹だけですし、私一人でも狩れてますが、絶対に先輩が何かしてるでしょ。」
「それはパワレベにならないようにしてるだけだな。お前が何もしないままだと、見られた時にパワレベを疑われるからな。で、俺が気になってんのは、なんで蘭までいるんだ?」
「それはだね、兄さんと楓さんが知り合いだった事が分かって俺たちだけ仲間外れなんてずるいじゃないか。てか兄さん一回も此方に連絡寄越さないし、此方は何時も待ってたんだぞ。何時兄さんから、狩りにいかないかって言われるか分かんないから、mnbの情報あつめて装備もどのプレイヤーメイドがいいかとか、素材は誰に売るのが良いのかとか頑張って調べてたのに、何故か兄さんは俺よりレベル上だし、更に俺が調べた装備も兄さんのには勝てないし、なんか調べた事がなんの意味も無くなったよ。」
「それはすまんかった。てか俺が生産職だってmikoから聞いて無かったのか?」
「俺がmikoさんから聞くと?」
「ワリィ俺が間違ってたわ。」
そう。蘭は実来が嫌いなのだ。何故かはしらないが…。
「霞ちゃんレベルいくつまで上がった?」
「30くらいならいってるだろ。」
「本当ですね。今33です。」
「俺達の装備使ってるんだ。そう簡単にこんな雑魚いエリアで死ぬかよ。装備ちゃんと狩り終わったら返せよ。受験受かったらもっと強い装備作ってやるから。」
「期待してます。まあ私が頑張らないとですね。」
「そうだ。今日はもう寝ろ。レベリングなら受験終わったら何時でも手伝ってやる。」
「はぁい。じゃあ先輩、お姉ちゃん、蘭君お休み~。」
「お休み霞。ほら蘭も寝ろ。」
「分かったよ。お休み兄さん、楓姉さん。」
「お休み蘭君。」
こうして、受験生組がログアウトして、残るは俺達となった。
「楓。次の土曜日どっか行かないか?」
「いいね。何処に狩りに行くの?」
「あぁ違う。リアルの話だ。何処か行きたいところは無いか?」
「あ、そっちの話ね。う~ん。あんまり思い付かないし、私あまり家から出るの好きじゃないしなぁ。せいぜい出ても買い物ぐらいだし。」
「じゃあアウトレットに行かないか?今ならセールしてないから人は少な目何じゃないかな。」
「アウトレットかぁ、いいね。行こっか。良し。じゃあ朝に迎えに行くから。時間はまたメールするな。」
「楽しみだなぁ。そうだ。宿屋でログアウトしよっか。二人部屋とって。」
「そうだな。ログアウトだけだからな。」
「わかってるよ。」
二人は、宿屋で二人部屋をとってそのままログアウトしたのだった。
なにもしてませんよ。