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mikoの杖

連続投稿7話めです。例の娘が出てきます。

洗濯物を干したあと、俺はLTOにログインしていた。まだ楓インしていないみたいなので、一人外をぶらついていた。「rennくん!!やっと見つけた!」「おお、mikoじゃないか。どうしたんだ?」「あの動画の称号ってホント?あの騎士とか姫とか。」「ほんとだぞ。今の俺は楓とパーティー組んでないからレベル相当の力しかない。」そう。ここは一旦ログアウトすると、パーティーがリセットされるのだ。そのままなら一人でも無双出来たんだかな。「これからどうするの?」「とりあえず楓が来るまではどっかの生産部屋に籠ろうかなと思ってるけど。確かめたいこともあるしな。」「そっか。あのさ、1つお願いがあるんだけどさ。」「何だ?」「装備作って欲しいんだ。勿論お金はキチンと払うから。素材も時間は掛かるけど、ちゃんと取ってくるし。だから「構わないぞ。なんなら今から作ってやる。素材も金も後でゆっくり払ってくれたらいい。」………え?いいの?」「俺は人を選んで装備作る訳じゃ無いしな。まあ今回は特例だが。次からはキチンと先払いしてもらうぞ。後、金払い終わるまで装備の更新は絶対しないからな。」「ありがとう。」まぁ最初はこいつも木の杖を馬鹿にしてたが、それは今は関係無いしな。「じゃあ生産部屋籠ってくる。渡すのは木工職人のおっちゃんに値段聞いてからだからな。」「はぁい。じゃあ狩りしてくるからできたら教えてね。」さてと、一応miko用の装備は今持ってるんだが、何処で時間潰すかな。「あの!!rennさんですよね!」「誰だ?」「失礼しました。僕はアルと言います。木工スキルを持ってます。実はrennさんに、杖について教えてもらいたくて、失礼なのは百も承知何ですが、教えていただけないでしょうか。」「構わんぞ。他にどんな生産スキルを持ってるんだ?」「今は木工だけです。」「俺の作った杖は錬金術と合成を使っているんだ。それを覚えてからいってくれ。後細工もあると便利だぞ。フレンドになってくれ。そんで覚えたら時間が有るときに教えてやる。じゃあまたな。」そういって俺はアルとフレンドになって別れた。その後も何人かの細工スキル持ちや、錬金術持ちとフレンドになった。細工スキル持ちには合成と木工を進めてみて、錬金術持ちには、他の生産スキルにも錬金術が使えるかも知れないことを教えてやる。そうしていると、なかなかいい時間帯になったので、昨日訪れた木工職人の元へ訪れた。「ちわ~おっさんいるか?」「おうなんでぇレン坊じゃねぇか。また新しい杖でも作ったのか?」「まぁそんなとこだな。こいつの値段を最低価格で教えて欲しいんだ。」そういって俺は1つの装備を見せる。

魔女の黒杖

INT MATK+25

MP+60

対して効果は多くないが、それでも初期にしてはぶっ壊れている。

「これまたぶっ壊れてらぁ。そうだな。最低250万Lってとこだな。」「サンキューおっさん。」「まあこっちもレン坊の装備を見るのは楽しいからな。じゃんじゃん持ってこいよ。」「ああ値段つけるときは絶対に寄るわ。またなおっさん。怪我すんじゃねぇぞ。」250万か。まあ200万でいいかな。そう判断した俺は、mikoにフレンドコールを送る。

『もう出来たの?』「あぁ値段も分かった。何処で渡す?あまり人目につく場所は不味いだろ。」『じゃあさレン君がいってる生産屋敷は?』「そこでいいか。じゃあ待ってるぞ。」生産屋敷で待つこと10分、miko到着した。「ゴメン待たせちゃって。」「気にするな。それより何処に狩りに行ってたんだ?」「森だよ。素材集めにパーティー組んで。」「そうか。なら素材出してくれれば値引きするぞ。元は200万だが、大木1つで3000枝なら1500ってとこだな。」「今有るのは大木1つと枝が15だね。」「じゃあ25500の値引きで、197万4500Lだな。毎週10万貰うから頑張って貯めろよ。」「はぁい。」「じゃあ楓ログインしたみたいだしまたな。」「またね。レン君。」

短いと思います。今日はこの投稿で終わります。

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