4.覚醒 Ⅰ
なんだかんだ飽きずに投稿しています。
▽ケイ▽
コメットさんの家でお世話になり始めて3日。仕事と言われるようなことは何もしていない。そんなある日。
「仕事を頼みたいんだ。」
と、頼まれた。そして、護身用に銃と、剣みたいなのを渡された。
「使い方はラーラットに教わってね。2階にもう居るから。」
2階と言うのは見た事は無いが訓練場のようなものがあるらしい。早速2階に上がってみる。
2階は機械が置いてある小部屋だった。奥にもう一つ部屋があるらしい。
「来ましたか。」
「待たせたかな。」
「はい、と答えれば時間を返して貰えるのですか?」
「それは無理だけれど、次回待つ時間が少なくなる。」
「そうですか。もう準備はしてありますので行きましょうか。」
彼女に続いて奥の部屋に入る。奥の部屋は広い射撃訓練場になっていた。
「では、銃から。一番初めはこの上のスライドを引いてください。それから引き金を引くと弾が出ます。以上です。」
「ほんとにそれだけ?」
「オートマチックですから。弾切れになったら上が開きっぱなしになるので弾倉を入れ替えて、またスライドを引いて上げてください。」
「わかった。」
習うより慣れろだ。言われた通りに一番近い的を狙って撃ってみる。
訓練場に銃声が響く。思っていたより簡単に当たるし、反動もあまり感じない。伊達に身体能力が上がっているわけでは無いようだ。
「次は、これですか……」
「これは何なんだ?」
「高周波振動ブレードです。開発段階だと伺っていたのですが……テスターになれという事でしょう。スイッチを入れて切るだけですから簡単ですよ。」
彼女はそう言うとどこからともなく、マネキンを出す。言われた通りにスイッチを入れ、斜めに振り下ろすとマネキンがするっと切れた。剣なんて使ったこと無いはずだが、何故かしっくりくる。
「すごいな、これ!」
「ええ、マスターが作ったものですから。」
「やっぱり、コメットさんが作ったのか。」
「護身用に色々持たせたいみたいですね。いつも必要が無いと言っているのですが。」
「そんなことない。ラーラットだって年頃の女の子なんだから、保護者として心配するのは当然だろう。」
「女の子……」
「何か言ったか?」
「……いえ」
彼女はなんだか複雑そうな顔をしたあと
「練習したければ後は、好きにしてください。一時間後には出ます。」
そう言って足早に部屋を出て行ってしまった。
「んー、やっぱり避けられてるのか…」
△ △
ここまで読んでくださった読者の皆様!ありがとうございます!カワウソです。銃の扱い云々は殆ど知りませんので間違っていたらゴメンナサイ!
主人公そろそろ覚醒します。もうちょっと待ってください。
次回は明日かな?




