2.脱出
前回のあらすじ
ケイは大量の肉塊を視て意識を失ってしまいました。
今回は主人公と肉塊以外の登場人物が出てきます。
▽????▽
一閃。まさにその言葉通りでした。私の手から伸びる真っ直ぐな光。それはただ振り下ろすだけで目の前の男の身体を容易く二つに割ったのです。何故か血が噴き出すこともなく、断面は真っ黒です。
自らの手で人を殺したという事実、気色の悪い肉塊と焦げたような異臭でもう倒れそうでした。
それでも……
それでも、貴方だけは守り切ってみせる。
△ △
▽ケイ▽
「なんだ……夢……にはならないよな」
夢オチを期待してみたが状況に変化はなかった。相変わらず周りには死体の山で、体には血がべったり付いている。
「それほど時間は経ってないよな。出口……探さないと」
また、歩き始めた。やはり、自分以外に生き物の気配は無い。
生きているのは自分くらいだろう。
どのくらい歩いたのか、5分かもしれないし、1時間かもしれない。時間の感覚などとっくに消え去ったし、今は生きている実感さえない。悪い夢でも見ているようだ。
しばらく歩くと目的のものが見つかった。
「出口……!」
やっとここから出られる。と思い、勢い良く駆け寄り、扉を開けると目の前に広がるのはこれもまた非現実的な光景だった。
車が空を飛んでいる。
あっちこっちでロボットが歩いているし、卵型の乗り物に座ったままふわふわ移動している人もいる。
あの人は空中に浮かんだタッチパネルで何かの操作をしているようだ。
周りを見れば見るほどよくわからない物がたくさんある。薄々は気付いていたがなるほど、少なくとも自分が知る地球では無い。タイムスリップではなく、異世界に行きたかったな……
ふと気が付くの周囲の目が自分に集まっているのが見えた。あ、そういえば血塗れだったか。とにかく移動だ。
人目のつかない路地に入った、はずだ。やっと休める、そう思った矢先。
「ぎゃああああああああああああああああ」
そう遠くない所から悲鳴が聞こえた。
△ △
ここまで読んで頂いた読者様、誠にありがとうございます。カワウソです。やっと主人公と肉塊以外の登場人物が出てきました!
元々卵の形をしたソファーみたいな乗り物でしたが危ないので、中に乗り込むタイプにしました。
文章力と想像力の無さで街の風景とか上手く描写できません!!皆様の脳内で適当に補完してください。
さらに、今後出てくる登場人物等の描写も少ない事が予想されますので、人物やその他の紹介する回を気が向いたら挟む事にします。




