5.覚醒 Ⅱ
頑張れ、主人公。
▽ケイ▽
あれから30分くらい練習し
「そういえば仕事ってなんだろう。」
と思い、コメットさんに直接聞きに一階へ降りた。
廊下の奥の部屋をノックし、入室する。
「やぁ、どうしたんだい?」
「仕事って何するんですか?」
「あぁ、そういえば言ってなかったね。二人にはケイ君が居た研究所に行ってもらうよ。何か手がかりが欲しいからね。」
「そうですか……わかりました。」
正直、二度と近寄りたくなかったが…やはり手掛かりがあるのはそこしかありえないだろう。
「犯人は現場戻ってくる、と言うのを聞いたことがあるかい?十分注意して行くんだよ。」
「はい!」
久しぶりの外出、ラーラットと一緒に研究所の前に立っている。この時間であれば太陽は真上の方に居るはずだ。まぁ、地下にはあまり関係無い話か。
「わざわざ付いて来てもらって悪いけど、研究所の中には一人で入る。」
女の子にあんなものを見せる訳にはいかないしな。
「いえ、問題ありません。」
「問題あるだろ!」
「ありません。」
そう言って先に中に入ってしまった。俺もまだ心の準備が出来てないのに……とりあえず追いかけるか。
「おい!」
「……」
「だから待ってろって……えっ……」
死体が無い。そこら中に血痕はあるが、死体だけが無かった。
「聞いていた話と違いますね。」
「そ、そんなはずは……」
「情報が漏れるのを恐れたのでしょう。」
「それよりこれ見て平気なのか?」
「ええ、問題ありません。」
「そ、そうか…強いんだな……それより、証拠を消しに来たんならここには何も無いんじゃないか?」
「せっかく来たんですし、見落としている物が無いか探してみましょう。」
「うん、そうだな。」
そうは言ったもののこれといって何も無かった。むしろ前回よりも中が破壊されている。収穫の無いまま歩みを進め、俺が転移してきた一番奥の部屋まで来た時。
何かに体を貫かれた。
△ △
いつもいつも読者の皆様!ありがとうございます!カワウソでございます!主人公貫かれましたね。痛そうです。
さて、一章もクライマックスですね。え?しょぼい?そんなこと言わずに次も読んでね!
次は出来るだけ早く投稿したいと思います。




