1.悪夢
徐々に改稿していってます。1話から順番に少しずつなので読み難い所があるかもしれませんがよろしくお願いします。
一閃。まさにその言葉通りだった。黒いコートの手から伸びる真っ直ぐな光。それはただ振り下ろすだけで対峙する男の身体を左右に分けた。
目の前で起こった非現実的な出来事に戦慄した。人だったモノを見て吐き気がした。黒いコートの人物にただただ恐怖した。でも、そんな感情を忘れるくらい……
そう……あの光は…………
▽ケイ▽
「なんだ……夢オチか……」
逆に夢でなければ相当困るのだが……
ん?夢……なんの夢を見ていたのか……最後に何か……思い出せない。だが、忘れるくらいなら重要ではない。学校もあるしさっさと服を着替えて……
「は!?」
知らない天井だ。というか、なんだこれは。
「箱の中?」
おそらく金属製だろう。人ひとりすっぽり入れる金属製の箱なんてイタズラにしては金がかかりすぎだと思うが……
あと、今まで気付かなかったが汗のせいかかなり寒い。
早く着替えようと正面を押すと思ったより簡単に開いた。
目の前に広がるのは薄暗い闇。これだけ暗くてもわかる。
少なくとも自分の家では無い。何かの機械が作動しているのか所々に光が見える。
声を上げて人を呼ぶべきか……いや、呼びたかった。本能がそれをさせない。
それに、全く生き物の気配がない、音を立てればそれだけで死んでしまいそうな静寂。ここに居るのは自分くらいだろう。
とにかく外に出ようと壁に手を添えながら歩みを進める。
ぴちゃ…ぴちゃ…ぴちゃ…ぴちゃ…誰かいるわけでも無いのに慎重に、慎重に足を動かす。
やはり少し寒い、鼻水が垂れてきた。仕方ないので服の袖で拭う。
少し手が鉄臭い、あの箱を押したせいか、壁に手を当てていたからか。
そんなどうでも良い事を考えていたら、壊れた自動ドアが目の前に現れた。半分開いては閉じてを繰り返している。
ごめんなさい、と思いながら隙間を飛んで通る。
ごめんなさい?…ミエテイナイ…なぜ?…ミエナイ…そんなことより早く出なければ…ミテハイケナイ…
得体の知れない焦燥感に思わず駆け足で走り出した…ミルナ…ミルナ…ミルナミルナミルナミルナミルナ
「うわっ」
何かに躓いて転んだ。
「あ、ああ……」
ミルナミルナミルなぜナミルナミでもルナミルナミルナもうミルナミルナもう……
「……」
ミテシマッタ。
声すら出ない。自分が自分を守ろうと無意識にカットしていたモノを見てしまった。死屍累々。数えるなんて始めからしていないが10や20どころではないだろう。
体を起こすと血がベッタリと付いていた。洗うのが大変そうだ。
あぁ……笑えてくる。また現実から目を逸らしているのか。しかし、そうでもしないと頭がおかしくなりそうだ。あるいはもう手遅れかもしれない。
眩暈がしてもう一度倒れ込む。そしてそのまま意識を手放した。
△ △
これは夢見る少年が夢にまで見た夢のような異世界転移の話。
読んでくれた皆様ありがとうございます。カワウソです。はい、文章下手で申し訳ないです。終わる所ももう少し考えられなかったのかと思いますが無理でした。これから少しづつでも読みやすくなるよう、可能な限りがんばります。が、あらすじに書いている通り暇潰しで書きはじめたものであり、設定はガバガバ、描写も伝わりにくい(少ない)と思います。足りない部分は皆様の脳内で補完してください。さらに、更新は不定期!暇なときに書きます!暇なときに読んでください!
これからよろしくお願いしますm(_ _)m




