第14話『僕だって女の子とイチャイチャしたいんだぁああああ!!!!!(後編)』
感想頂けると作者が奇声を上げます・・・・・嘘です。悦びます・・・・喜びます。
【前回までのお話】
やばい・・・・・今更だが、車輪の国めっさいい・・・・・お暇ならやってみ?いや、マジで。
「じゃあ、次は忍耐力で女の子をげっちゅしちゃうぜ!!!!!]
「お前に次は無い」
「人がこれからやる気出そうとしてんのに挫かせるような事言わないでくれませんかっ!?(汗)」
「・・・で?次は何すんだ?」
「もち、太一♪教えてよ♪」
「・・・本当にてめぇはダメ人間だな・・・・・」
まぁ、今更こいつにそれを諭すなんてめんどくせぇことなんぞこれっぽちもするつもりもないが。
「・・・しゃあねぇな・・・・・忍耐力だな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・よし、思いついたぞ」
「おっ♪どんなの?どんなの?」
「お前がエミリに抱きつく」
「僕、死ぬよっ!?(汗)」
「まぁ、待て、和也。当然そこでお前は殴られるわけだ。そこでお前の異常な回復能力が役立つというわけだ・・・・・」
「・・・・・意味がわかんないんすけど?あと、軽くバカにされた感が否めないんすけど・・・?(汗)」
「お前は何事も無く起き上がり笑いながらこう言うんだ・・・・・『効かないねぇ・・・・・』とな」
「・・・お、おぉ・・・・・・なんかかっこいいな・・・・・・」
「そして当然、カッとなったエミリはさらにお前に攻撃を加えるだろう・・・・・だが回復能力の高いお前は
何度も立ち上がりこう言うんだ・・・・・『効かないねぇ・・・・・全く効かないねぇ・・・・・そして・
・・・・この君から受けた痛みもいつしか快感へと変わるんだ・・・・・あ、あぷぷ!あひゃん!い・・・痛い!痛き気持ちいぃ!いぃ!そこ!快感!あへぁ!』・・・・・そしていつしかエミリは和也の忍耐力に惚れて、頬をそれはあの日の夕日のように染めるんだ・・・・・」
「お・・・・・おぉぉぉぉぉ!!!!!ま、まさに青春だねぇ!!!!!うん!!!やってみるよ!それ!」
俺は今のお前を見ているだけで若き青春を謳歌できるよ。
「よし、逝って来い」
「うん!言ってくるよぉ!うふふ・・・♪」
「やぁ♪エミりん♪元気ぃ?」
「うふふ♪」
バキッ!
「うぴょっ!?」
「出会った瞬間殴られましたが・・・・・(汗)」
「お前の挨拶が悪りぃんだよ」
「・・・・・じゃあ、どんな挨拶がいいんだよ?」
「あぁ・・・・・『おねぇちゃん、いくらや?』って言え」
「あぁ♪わかったよ♪」
「おねえちゃん、いくらや?」
バキッドガっ!めきっ!
「ぅふぉっぷ!!!!!」
「・・・さっきよりめっためたに殴られましたが・・・・・・(泣)」
「お前の顔、面白い事になってんのな。げらげら」
「お前のせいだろっ!?ていうかあんた本当に最低ですね!?(泣)」
「いやぁ、お前には負けるさ、完敗」
「こんなんで勝っても全然嬉しくないんですけどっ!?(汗)」
「いやぁ・・・スワンスワン。そうだな・・・・・もうお前いっその事、いきなり抱きつけ、挨拶いらん」
「それが出来たら苦労しませんけどね・・・・・・」
「バーカ、真正面からじゃねぇよ。気を抜いている時に抱きつくんだよ。例えば、着替え中とか風呂に入っている時とか寝ている時とか風呂に入っている時とか風呂に入っている時とか風呂に入っている時とかetc」
「あぁ!そうか!その手があったか!・・・・・・・・・・ってなんかよく考えたら僕たち、すんごい最低な事考えてますよねぇ・・・・・(汗)」
「気にすんな、お前は存在がすでに最低だ」
「言いますねっ!?あんた!?・・・ってあんたも最低だああああああああああ!!!!!!!!!!」
「いやぁ、お前には負けるさ、これからも頑張れ和也」
「そんな事、応援しないで下さいっ!!!(泣)」
「忍耐力はだめっすねぇ・・・・・じゃあ、次は・・・・・」
「いや、もぅ正直めんどくせぇからお家帰っていい?」
「これからだよっ!?ていうか、ここまできたんなら最後まで付き合ってよ!?」
「イヤダ、ボク、オウチカエリタイ」
「なんでそこで片言になってるんだよ!?た、頼むよ!!!太一!!!」
ぐいぐいっ!!!
和也は俺を逃がさないように抱きついてくる・・・・・
「う・・・うお!?や、やめろっ!!!顔が近い!!!キモイ!!!汚い!!!臭い!!!」
「こ・・・・・こうなったら・・・・・い・・・意地でも逃がしませんからね!?」
「コラ!やめんか!アホッ!?」
な・・・なんでコイツはこんなどうでもいいところでやたら絡んでくるんだっ!?(泣)
や・・・やばい・・・・・
こ・・・こんなところ誰かに見られたら・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・・たいちゃん?」
・・・・・ほらね。海ちゃんに出会っちゃった。
「「「・・・・・・・・・・・・・」」」
・・・・・冷え切った沈黙・・・・・
「・・・・・・・・・・たいちゃん、お幸せに・・・・・っ!(///)」
「いやいやいやいやいや!!!!!(汗)なに壮大な勘違いしてんの!?海ちゃん!?俺、そっちの気はないよ!?・・・・・って早っ!?消えた!?」
あああ・・・・ああああああ・・・・・ああああああああああああ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・やっちまったよ・・・・・・・・・・
もちのロン、その後、和也をボコったのは言うまでも無い。