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寝て起きたら異世界  作者: 634
魔物に与する者達
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ルーギアスさんの一撃はカーズにかなりの深手を与えていた。斬られた脇腹からは絶えず血が溢れ、カーズは忌々しそうにルーギアスさんを睨む




「だからてめぇは面倒なんだ…!!いつでも、どんな時でも俺の邪魔をしやがる…!!」



そう吐き捨てながら剣を引き摺り、ルーギアスさんの元へと歩いて行く。止めを刺そうとしているんだと直ぐに理解出来た


そんな事…させるかよ!!



踏み込むとオルガが同時に飛び出す。そのまま二人でカーズへと攻撃を仕掛ける


しかし、カーズはオルガの振るった拳をいなし…俺の一撃も軽く躱されてしまった


追撃を仕掛けるが、どの攻撃もカーズには当たらない。全て空を切るだけだ




「うざってぇんだよ雑魚が!!」



「うぐっ!!?」



脇腹を押さえていた手を離すとカーズは攻撃を仕掛けたオルガの頭を掴み、そのまま顔面を地面へと叩き付ける


マジかよ…!?深手を負っている筈なのにまだあれだけの力と動きを出来るなんて…!!




「オルガ!!!」



「てめぇもしゃしゃり出てくんじゃねぇよ!!」



攻撃をする前に右脇腹に思い切り蹴りを食らってしまった。めきめきと骨の軋む音が鳴る


強…過ぎる…!俺じゃ深手を負った状態でもまるで相手にならない…!!



「ぐ…ッ…!糞…がよ…!!」



…それでも、カーズを動かせただけで効果はあった。数度咳き込みカーズはふらつく……その口元は血が付いていた


攻撃が当たらなくても、ルーギアスさんの付けた一撃がカーズにとって致命傷になりつつあるんだ…!!


どんなに攻撃を受けたっていい、ぼろぼろになってもいい。とにかく攻撃を仕掛けて時間を稼げば勝機は見えて来る!!
























「やってらんないわぁ。あんな化け物の相手なんて」



 

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