十
「東雲さん!最初の話通り俺がこいつ等の注「もう終わったよ?」
…あれれ~~?おかしいぞ〜〜〜???さっきまで俺達の行く手を遮っていたスライム達が地面に転がってるぞ~~???
いつの間にか東雲さんはスライム達に肉薄し、腰に差していた剣を抜刀。それぞれ一撃ずつスライム達を斬るとスライム達はいとも簡単に遣られてしまった
ええぇ…東雲さんほんと滅茶苦茶強くね?それともスライムが雑魚だっただけなの?だとしたら俺はスライムにも劣る超絶雑魚じゃん…
「お、見ろ暁君」
これは…ドロップアイテムか?魔物を斃したりするとたまに起こるやつ
その魔物しかドロップしないレアアイテムとかあるよね。RPGじゃ普通に起こる事だけど、この世界でもあるんだ…
スライム達はいつの間にやら消えて、スライム達がいた所にはころんと何やら武器らしきものが転がっていた
…見方の違いか。要は戦利品だよなこれ。
「棍棒だな」
「棍棒ですね」
「知り合った縁だ。武器が無いのならこれは君にあげるよ」
「いいんですか?」
「ああ。スライムの落し物で良ければだけど」
祝!異世界初装備武器!棍棒!!
何とも飾りっ気のない初装備である。しかもお金を貯めて買った訳じゃない、漁夫の利を得ての初装備である
「めっちゃ重たいです」
「……………身体を鍛えようか」




