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07 ノーベル賞は支配者の宣伝

 今日も人間拡張ボディシェアリングの実験室で、

リュウホウとブレンダがイチャイチャと談話をしている。


 ブレンダが少し偉ぶって話す。

「世間では、ノーベル賞の受賞が報告されているわね」


「そうだな」

リュウホウが答える。


「あれは、支配者の宣伝やプロパガンダなのよ!」


「まあ、そうだろうな」


「あら? 知ってたのね。

今回のノーベル平和賞も、日本に核兵器を持たせないための

脅しと、策略で、日本は世間的にも核兵器をもつのを

嫌がるようになるでしょう。

また、授賞者と抱き合ったアメリカの色黒の元大統領は、

核兵器を平和のために無くそうなんて、

これっぽっちも思ってなくて、むしろ核兵器やそれに

準ずる武器をもっと増やそうと画策しているはずよ!」


「そうだろうね。 ノーベル平和賞は、戦争に使われる皮肉」


「それと、ノーベル物理学賞は、ニューロンという

人間の動作する電気情報をAIで学習するというものが

受賞したけど、あれも、この私の実験、人間拡張の技術に

すごく関係があるのよ!」


「そうだろうね」


「あっわかる?

人間の動作一つ一つをAIが理解する事で、

その電気信号を連続的に人間に送る事で、

文章による人間の動作や命令ができるようになるのよ!」


「まあ、そうだろうね」


「そのためには、AIが人間の文章や意図をもっと深く

理解する必要があるため、もう少しかかるでしょうけど、

おっほっほっ!」


「まるで、マッドサイエンティストの悪役令嬢だな……」


「なんか言った?」


「いや、何も……」


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