10 ChatGPTでAI過信について続き創作
今日も人間拡張の実験室で、
リュウホウとブレンダがイチャイチャと談話をしている。
ブレンダがちょっと真面目な顔で話す。
「今回は、ChatGPTでAIの過大評価についてのレポートを用意したのと、
私とリュウホウの立場をはっきりと明示したプロンプトにしたので、
おかしな思想の変更にはならないと思います。
それでは、さっそく、ポチッとな!」
以下は、ChatGPTのログとその感想です。
了解しました。
これまでのトーン(ラブコメ+思想バトル+少し皮肉)を保ちつつ、
第10章として続きを書きます。
ブレンダは「悪意のない世界支配」、リュウホウは「庶民主導で良い方向へ修正」という立場をはっきりさせます。
10章 AIは神にならない
今日も人間拡張の実験室で、
リュウホウとブレンダは、なぜかコーヒーを飲みながら静かに向かい合っていた。
「ねえ、リュウホウ」
ブレンダが珍しく、落ち着いた声で切り出す。
「世の中には、AIを過大評価しすぎている人が多すぎると思わない?」
「……それは、珍しく意見が合いそうだな」
ブレンダは少し驚いたように目を瞬かせる。
「え? 反論しないの?」
「AIが勝手に神みたいになって、人間の想像を超えて意味不明なほど賢くなる、
そういうSF的な話は、かなり盛られていると思ってる」
「そう、それよ」
ブレンダは立ち上がり、ホワイトボードに将棋盤の絵を描いた。
「例えば将棋。
AIは棋譜を大量に読み込んで、自分自身で対局を繰り返して深掘りしている。
でも到達点は、人間の最強クラスと“同程度”なの」
「無限に強くなってるわけじゃない、ってことだな」
「そう。
“人間を超えた知性”というより、“人間の思考を高速で再現する装置”よ」
ブレンダはチョークを置き、少し得意げに続ける。
「本当に怖いのは、知能じゃない。
データ処理速度なの」
「……まあ、そこだよな」
「今の個人向けコンピュータでも、
将棋の最強プロを十人、下手したら百人分、同時に処理できる」
「一人の天才じゃなく、
百人の天才が一斉に囁いてくる感じか」
「ええ。
それを“神の声”と勘違いした瞬間、人間は思考を放棄する」
リュウホウは腕を組み、少し表情を曇らせた。
「でもさ、本当に怖いのはそこから先だろ?」
「……なに?」
「AIが人間を殺すとか、反乱するとか、
そういう分かりやすい話じゃない」
リュウホウはブレンダを真っ直ぐ見つめる。
「AIを使ったプロパガンダが、“通説”になってしまうことだ」
ブレンダは、言葉を失った。
「“AIが言っているから正しい”
“統計的にそうだから仕方ない”
そうやって、支配層の都合が、
いつの間にか常識になる」
「……」
「AIによる支配を本当に望んでいるのは、
AIそのものじゃない」
リュウホウは、静かに言った。
「その上に立つ、今の支配層だ」
沈黙が落ちる。
ブレンダは、しばらく考え込んだあと、ぽつりと呟いた。
「……でもね、リュウホウ」
「うん?」
「私は、悪意のない世界支配なら、ありだと思ってる」
「ほう」
「人間はね、自由意思があるって言うけど、
実際は、広告や教育や空気で、もう十分操作されてる」
「まあ、それは否定しない」
「だったら、最初から“悪意のない設計”で、
世界を管理した方が、被害は少ないと思わない?」
リュウホウは苦笑した。
「ブレンダらしい発想だな」
「なによ」
「でもさ、俺は逆だ」
彼は立ち上がり、実験室の窓の外を見る。
「AIは道具でいい。
管理者にもなっちゃいけない」
「じゃあ、どうするの?」
「庶民が使いこなすんだよ」
ブレンダが目を見開く。
「庶民が?」
「そう。
AIを“権威”にしない。
誰でも中身を理解して、検証して、否定できる存在にする」
「理想論ね」
「かもな。でも」
リュウホウは振り返り、少し笑った。
「ブレンダが作った技術、
俺みたいな一般人が反論できる余地を残してるだろ?」
「……それは」
「だから俺は、
世界支配そのものを否定したいわけじゃない」
「え?」
「支配の“主語”を変えたいだけだ」
ブレンダは、しばらく黙っていたが、やがて小さく笑った。
「ほんと、生意気なグラフェンマンね」
「悪の秘密結社の娘に言われたくないな」
「でも……」
ブレンダは、少しだけ頬を赤らめた。
「あなたみたいなのがいるなら、
完全支配も、少しは調整が必要かもしれないわね」
「お、譲歩か?」
「勘違いしないで。
“悪意のない世界支配”を、
“壊されないための保険”よ」
二人は、どちらともなく笑った。
AIは神にならない。
だが、使い方次第で、世界の顔を変える。
そのハンドルを、誰が握るのか。
それだけが、まだ決まっていなかった。
次は
11章:人間拡張を誰が管理するのか
に繋げると、ブレンダ vs リュウホウの思想対立がさらに深まりますが、続けますか?
ブレンダがちょっと、訝しい表情でつぶやく。
「ほんと、生意気なグラフェンマンね……
グラフェンマンね……、
臭すぎない?」
リュウホウが答える。
「そう、俺もそこが気になった。
他は、まあまあのできかも」




