01 改造人間誕生!
私の名前は、ブレンダ・ゲッツ。
父は、悪の秘密結社の幹部のビール・ゲッツ。
嘘のウイルスのパンデミックで、毒のワクチンを
うたせて人口削減と、人類を思い通りに操作するための
酸化グラフェンやナノチップの注入をしてムーンショット目標を
実現させようとしている世界的な政府の幹部よ。
他には、SDGsで二酸化炭素を悪者にして、
炭素税で人間の浪費を制限したり、CCSという二酸化炭素を
地中に埋めて人工地震を起こしたり、色々手広くやっているわね。
パパが言うには、パパって言っちゃった。
父が言うには、人類は増えすぎたから減らした方がいいんだって。
私は、父のために得意なコンピュータ技術をいかして
人間拡張という人間を遠隔で操作したり、
間隔を共有する技術を開発しているわ。
この技術ができれば、エッチな事を男女両方で味わいながら……、
そんな事もできるけど、もっと人類の科学の進歩という、すごーく
高度なスピリチュアル的な意思があるのよ。
今日は、恋人のリュウホウ・グリーンリバーがきていて、
実験に参加してもらう事になったわ。
「よろしく、ブレンダ! お手柔らかに頼むよ」
「まかせて、リュウホウ!
身体に異常は出ないはずだわ。 むしろ健康になるはずよ!」
それじゃあ、暴れないように身体の手足を固定して……。
「おいおい、ブレンダ、大丈夫かよ。 大げさな固定をして!」
「大丈夫よ。リュウホウ! ちょっと一万ボルトの電気を流すくらいだから!」
「うわ、一万ボルトとか、大丈夫なのか、やっぱり、やめる。やめろ!
お願いだからやめてくれ!」
「大丈夫よ。リュウホウ! 一緒に酸化グラフェンも流し込むから、
理論上死ぬ事はないと思うわ、多分ね」
「多分って何だよ。 神よ、今まで祈った事もろくにないけど、
宇宙の意思よ、お願いだから助けてください!」
「それじゃ、いくわよ! ポチっっとな」
これは死ぬと、みかねた神、宇宙の意思は、
電流と同時に流しこむはずだったナノチップを
身体が電流に耐えられるようナノチップの構造を電流で改変し、
高度な宇宙意思を持つ偶然できたナノチップが、リュウホウの体内へと
注入された。
「うわ、やめろ、身体が痺れるぅぅぅ!!!」
「ふう、リュウホウ、終わったわ。 拘束を外すわね」
「よかった。生きてる……。 ところで俺はどうなったんだ?」
「そうね、酸化グラフェンとナノチップを体内に注入したわ。
電流を流す必要は全くなかったけど、私の趣味よ!」
「な・ん・だ・と……」
リュウホウは、思った。とんでもない女を彼女にしてしまった。
「これで、リュウホウは、私の思い通りにナノチップで遠隔操作
できるようになったわ」
「な・に……?」
「ふっふっふっ、コンピュータからの電波で、操作できるのよ
試しに右腕を上げるように入力してみるわ、ポチッとな」
「……、何も起こらないが?」
「そんなはずは? えいっ、えいっ!」
ボタンを押すブレンダ。
「俺って改造人間になったんだよな? 悪の秘密結社に改造された
人間みたいだ。変身もできるたりして!」
「そんなわけないでしょ。 私が設計したんだから……」
「試しに強くイメージして変身してみよ! むむむ……、変身!」
リュウホウは、全身黒づくめの酸化グラフェンで覆われた
変身ヒーローのような衣装に、一瞬で変身した!!!
「リュウホウ! あなた変身してるわよっ!!!」
リュウホウは、身体の衣装を触り、近くの鏡の前に立つ。
「変身しているっ! これは、何なんだ?」
「そっ、そうね……、酸化グラフェンの注入でできた怪人だから、
グラフェンマンってところかしら?」
「グラフェンマン?」
「私の設計では、こんな事は起こるはずがないんだけど……、
電流を流した事でナノチップに予期せぬ影響があったのかしら……」
リュウホウは、鏡の前で向きを変え名がらポーズをとっている。
まんざらでもなさそうだ。
「変身解除!」
リュウホウは、変身を解いた。
「結構自在に、グラフェンを扱えるのね。うーん、よくわからないわ」
「神様が助けてくれたんだろう。 神様ありがとう!」
リュウホウは、天井しか見えない天を見上げて祈った。




