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剣光郷part3  呪変

まだまだ文章下手くそですいません。

剣光郷編はまだ結構続きます

激しい音が森には轟いていた。

情勢としては、

アッシュ対俺(光真)  砕月対才斗 で戦っている。

「なんだ?」とアッシュ。「お前弱いな。」


おいおい、制服+人生二回目のまともな戦闘で強いほうがおかしいだろ....


「うるせえんだよ!」

つかみ合っていた拳を離して、上手く相手の下に潜り込みアッパーを食らわしてやった。


「やるじゃん。」そう言いつつアッシュは殴られたところを少し触る。

「でも、効かないなー、君のリファイメントじゃあまだ僕には効かないね〜。」


よく相手を見ていたつもりだった。しかし、次の瞬間にはアッシュの腕は俺の腹に入っていた。

「がは...くそ」


(っく...やばい、こいつまだまだ手加減していてこの強さだ....俺なんかが勝てる相手じゃないな。ただ...)


「それは俺が一人だった時の話だ!」

そう言ってお互い拮抗している才斗の方に走り込む。

「ん?逃さないよ〜。」


後ろから子供っぽい凶悪殺人鬼がものすごいスピードで追いかけてきいる。

「何してるんだ光真!」後ろを見たのか才斗もあいつ(アッシュ)に負けないぐらいの鬼気迫った顔で言った。





何とか才斗の元まで来た。

「いいから聞け 俺があいつら二人を引き止めるから、その隙にお前があいつらを戦闘不能にしてくれ。」


「だけど、お前どうやって....」戸惑いながら才斗が言う。

後ろからも前からももう敵が来ていた。


「時間はない、急げ!」

そうして才斗を砕月の方に走って行った。


光真はアッシュと向かい合って受け流す姿勢を取った。

(さーてどうやって止めようかな〜...あ、いいこと思いついた)


光真は腹に空気をためて叫んだ。

「おーい、アッシュ!綿あめあるぞ〜いるか?」

「綿あめ?!」

さっきよりも速度を上げてこっちに向かってきた。


(子供だな....。)


「砕月が持ってるって言ってるぞー!」


「綿あめ綿あめ綿あめ綿あめ綿あめ綿あめ」

そう唱えながらアッシュは一目散に砕月めがけて突進していった。


「バカ!何こっちに来てるんだ!」と砕月。

しかしもう遅くアッシュは砕月に突っ込んだ。

「ぐは!」という声とともに大きな砂煙が舞った。


(よし、作戦成功だ)

「才斗ー!後を頼む」

「どんな止め方だ...まあ、ナイスだ!」

そうして才斗は砂煙の中に入っていった。


煙が収まって相手が見えた頃にはもう才斗が二人を気絶させて縄で縛っていた。

「捕獲完了」

そう言って才斗はこっちに向かってガッツポーズをした。

「こんな縄で大丈夫なのか?」

「大丈夫だ。この縄はうちに代々伝わる特別な縄だからちょっとやそっとでは破れない。」

「そうか..良かった」

俺もガッツポーズを返そうとした時、才斗の後ろで何かが立ち上がった。


「才斗!まだだ!」

その刹那...才斗の肩が貫通し、森に才斗の断末魔が響き渡った。


「は?.....っ才斗、止血を!」光真は慌てて才斗に駆け寄り、たまたま持っていたハンカチを傷口に当てた。


その瞬間後ろから声が聞こえた。

「はぁ、この形態にまでならなきゃいけないとはね〜。」

「元はと言えばお前のせいだからな。まあ、あの縄の拘束力は確かに並大抵のものではなかったのは認めるが......」


「なんだよ、お前ら...その姿....」


呪変『暗魔 巨大化タイタン

呪変『暗魔 強靭化フルメタル


二人は異様と言っていいほど、変貌していた。


アッシュは先程とは比べ物にならないほど、巨大化している。

砕月は全身がメタルになっていた。


「まあ中々健闘したじゃん!でも、もうお前たちの負けだよ〜」


「くそ!」(今は才斗もいない上に俺は能力の使い方すらも知らないんだ..結局寿命が伸びただけかよ...)


その時に右目に何かの数字が見えた。

「なんだ、この数字....もしかして..これがリファイメントか?

あいつらの数字は...【8000】か」

確か才斗は3000くらいって言っていた。あいつの約3倍、そして俺の何十倍もあるな..




(くそ...もう俺にはどうすることも...)

さらなる絶望の波が光真を襲い、その場に膝から崩れ落ちた。




「さあ、終わりだ」

魔砲『終末の閃光エンドスパーク


(はあ、ごめん。父さん...俺はやっぱり現世には戻れないな〜...)




神壁『海神の大地』




その時、目の前に巨大な水壁がたった。





「おいおい...前もあったぞ..」


水しぶきがおさまってくるとそこには青い髪をした女の子が立っていた。

「君!大丈夫?」とこっちに寄ってきた。


「うわ..ひどい傷。っていうか...才斗!」


「お前..才斗の知り合い?」


「うん。私は桐夜水香きりやすいか 君は?..って答えられる状態じゃないか...」



「あいつら二人は...?」

そういって二人の方を見ると水香の壁に見事に足止めを食らっている..あんなに強くなっているあいつらを防いでいる...この水香ってやつも相当強いな..


「見た通りよ。あいつらはここで足止めできているからその隙にここを離脱するわよ!」


そうしたかったが、足が動かない..。情けない

「とりあえず...俺はもう限界だから....才斗を...」


そう言って才斗を渡そうとすると水香に頬を叩かれた。

「バカ!男なんだからそれくらい自分でやりなさい!」

「あ、はい...すいません。」この女琴美と似てるタイプだ。


「さあ、行くよ!」


海運『アルゴの翼』


水香の能力なのか才斗と俺は水の車のようなものに乗っていた。



そこから俺たちは凄まじい速度で移動した。後ろから響いてくる怒号はもう気づいて振り返った時には聞こえなかった。




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