ミスリル装備その二
なんとかミスリルを渡した量の話を納得させた後、話を変える事に成功する。
そして今度は三人の装備の紹介になった。
まずはレイナ。装備は騎士の鎧と軽装の中間ぐらいの鎧に金属メインのブーツにズボンの比較的重装で、武器は新しく鉄で作られた片手剣とナイフの二本を装備している。
続いてソル。装備は俺の軽装に近く胸当てとレイナより軽そうに作られているブーツにこちらはスカートとスパッツで、武器は鉄の片手剣と丸盾を装備してサブでナイフを腰につけている。
最後にエル。装備はソルとレイナの間ぐらい装甲のハーフメイルにレイナよりの少し分厚めのブーツにズボンを履いていて、武器はあの高級そうな剣に元々持っていたナイフを装備している。
後ルージュは変わらずいつもの赤い鎧に両手剣を装備して俺達が着替え終わるまで待っていたので声をかける。
そして、かなり着心地がいいのでさっき着ていた装備は、何故か俺のアイテムバックの中に放り込まれて、このまま帰ることにした。
俺達は工房の人達にお礼を言って外に出てローゼに通信結晶でロートスに帰る事を言って街から出ることになった。
今回は馬車に乗らずゆっくり帰ろうかなと思ったけどルージュが〈認識阻害〉が使える事を聞いたので、少し街から離れて見えない所でドラゴンになってもらって俺達はロートスに帰還する。
スートルから出たのは昼前でロートスに着いたのはそれから約二時間後くらいしか経ってなく、かなりの速さで到着して俺達は驚く。
少しして、街から離れた所でルージュが人間形態に戻り俺達はゆっくり歩いてロートスに着く。
そして、初めてロートスにきたルージュがある事を言う。
「ここがダンナ達が育った街なのか、前の街よりは大きそうだな。この街にも美味しい食べ物があると俺様のテンションが上がるぜ」
「それなら、結構あるぞ。食べ放題の店や俺達が昔からから通っている定食屋とか、最近できたステーキの店もあるから楽しみにしていたらいいぞ」
俺がそう話すとルージュの目が輝く。
他には幼馴染の二人がある事を伝える
「それにこの街の近くには大きなダンジョンがあるから戦いの場もあるよ。それ以外にもここは辺境の中の辺境だからかなり強い魔物も居るかもしれないからね」
「その他には治療院やハルヤの店の〈ポーション〉や回復魔法が充実しているから、ある程度は怪我をしてもすぐに治るわよ」
うん、そういえば〈ポーション〉の話し合いをいないといけない事を思い出したので、後で商業ギルドに行かないとな。
そう考えつつまずは店兼家を紹介するのと、ルージュの部屋を作らないといけないので、まずは俺の雑貨屋に向かうことにさせてもらう。
街の中に入り先にお腹が空いたので、前行った三千パルの食べ放題店に行き、いつものように四人が大量に食べて店の人を半泣きにさせて改めて俺の雑貨屋に向かって歩く。
その道中ルージュがある事を話す。
「ダンナ達がオススメしていた食べ放題店美味しかったぜ。でもやっぱり俺様は満腹には遠いから一回腹いっぱい食べたいんだよな」
「いや、店の人を半泣きにさせてまだ食えるのはかなりすごいと思うぞ。それならフードファイターになっても稼げそうだなお前達は」
あれだけ食べてルージュはまだ大量に食えるかと思うと幼馴染の二人+エルもある事を言う。
「でもハルヤ、あれだけじゃあ私も腹八分目くらいだぞ」とレイナ。
「わたしは、いいくらいだけど他の人達が食べるからかなり食べてしまうわ」とソル。
「ボク達もかなり食べるけどルージュにはやっぱり勝てないね。あれだけ食べれるのは流石だな」とエル。
俺はその事を聞いて、お前らもかなり食べていたぞと突っ込みたくなるがいつもの事なのでスルー。
そして、なんとか俺の店に着くとある事を思い出す。
そういえば、ミスリルがあるからそれで新しいドアを作ってこればよかったよな。でもまあ、この街にもお金はかかると思うが何とかなるだとそう思っておく。
そう考えつつまた修復されたドアの鍵を開けて入ると、そこにはいつもの光景が写っていたのでホッとする。
俺はまず四人をリビングに通して、椅子に座りお湯を沸かしてお茶を作ることにする。
お湯を沸かしている間、レイナ達とゆっくり話すことにして話題を考えているとルージュがある事を伝えてくる。
「ここがダンナの店兼家の雑貨屋か。思っていたよりは普通だな。俺様はもっと大きな所だと思っていたんだがな」
「それは元々あんまり店員を雇っていなくて、広いと管理が大変だから今のサイズになったと、育ての親の爺さんが言っていたな」
俺はその事を思い出し懐かしむ。
「そうなんだね。でも〈ポーション〉などの製品は王都や大都市の雑貨屋にも勝るとも劣らないからすごいと思うよ」
「そうなのね。スートルに行く前に叔父さんから聞いたけどハルヤの〈ポーション〉はかなり良く等級の割には高く売れと言っていたと商業ギルドの人達が言っていたわ」
その事を聞くとカモられていた事に虚しくなってくるからやめてほしいのだが……。
そう考えつつお湯が沸いたのでコップを用意してお茶の粉を入れて箸で混ぜて五人分用意して俺の分を除いて四人に渡す。
そして俺も座り少しゆっくりした後、爺さんの部屋を片付けるため二階に上がり整理する事にした。
階段を上がり爺さんの部屋に入ると、ホコリが結構あったので洗浄魔法をかけて部屋をキレイにする。
そして、少ない私物を倉庫部屋に持って行き部屋の中には何もなくなって、ふと外を見ると夕方になっていたので夜ご飯を食べに行く事にする。
夜は食べ放題だけだとあれなので皆んなに聞いたら前ソルとエルと俺の三人で行った、ステーキの店に行こうと言う話になったので歩いて向かう。
ただ、前かなりの額を食べた事を思い出して、お金が足りるかを考えていたらその事は大丈夫だった。
ステーキ屋に着くとディナータイムは五千パルで、メニューに載っている時間制限なしの食べ放題があると看板に書いてあったので横にいる四人の目が輝いていく。
その光景を見ながら昼あんだけ食べたのに夜も食えるのかが気になってしまう。
だが、その気になっていた事にルージュが答える。
「俺様は腹が減ったからかなり食べれるぜ。それにいつもみたいに時間制限なかったらどれだけ食べてもいいんだろ」
その言葉に大食い娘達が頷く。
「まあ、今十八時前くらいだからここの閉店が二十二時だから四時間は食えるな」
そう言って店の中に入り六人席が空いていたのでそこに座りディナー食べ放題を五人分頼み、俺はいつもの普通の量。
そして、レイナ達はいつものように大量に頼み、店員さんを唖然とさせて、そしてそれを軽く食べ終わりまた頼むの繰り返しをしている。
そして、店のストップがかけられるまではかなりの量を食べて他の客も、唖然を超えてどう説明すればいいかわからない光景になっていて俺は、そうなるよなと思う。
その後、食べ終わり外に出て俺の店兼家に帰り、爺さんの部屋はまだ家具とか置かれていないし、後幼馴染の二人もいつもの如く泊まって行くと言っていて、今度こそ俺はリビングのソファーで寝る事になるのかなと思う。
すると、レイナとソルがテーブルとイスを壁際に置いて間スペースにシートと布団を敷いてここで全員で寝ようと言い出したのだ。
「いやいや、なぜそうなる!?」
俺が驚きそう聞くと
「今日はまだ家具とかが揃ってないし、ハルヤはソファーで寝れば大丈夫だと思うわよ」
あの、だからそれ答えになっていないだろ。
そう突っ込みたかったがスルーされてその後、風呂など入りそのまま寝ることになる。
そして、この状況が数日続いた。




