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彼女の側は何故か落ち着く(波月)、私はあなたを助けたい(春風)



――ドカン!


――ガシャン…




爆発して


燃えて


崩れ




俺はあの光景から目が離せなかった


______________________




崩れていく家から目を離し

吉川さんに話しかける


「吉川さん、ここに居続けてもなにも始まりません

行きましょう…」


先に数歩ほど歩いたが

動こうとしない吉川さんに

厳しく言った


「吉川さん、ビックリしてるのは分かりますが

早くここから離れないと

あなたを追っている人達が来ちゃいます

さっきは仕掛けのお陰で難を逃れましたが


次はそう簡単にはいきません!」


私は吉川さんが好きだから

守りたいだから


「私があなたを守りますから


信じて着いて来て!」


そう言ってから私は吉川さんに手を差し出した


______________________




「私があなたを守りますから


信じて着いて来て!」


春風の言葉にドキッとした


(ドクンッ…ドクンッ…

このドキドキは何だ…春風といると

ふとこうなっちまう…分かんねぇ

でもなんか落ち着く…)


俺は差し出された手を無意識に握った


すると春風が「ポッ」と顔を頬を赤く染めて


「あっ…!よく考えたら

こうやって手を繋いでると何かデート行くみたいだね…」


それを聞いて俺も真っ赤になって


「へっ…変なこと言うなよ!

そっそれより


どこに逃げるんだ?」


春風は「ふふっ」と笑い


「逃げませんよ、戦います!」




「ヘ…?」


俺はビックリして、間抜けた声を出した



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