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最果てに天深く  作者: 高原 景
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 かいは背後から聞こえた物音に振り返った。暗闇に、設啓せっけいが扉に凭れるようにして立っていた。設啓だとわかったのは、階段を下りてくる足音が聞こえていたせいだった。

「どういうつもりだ?」

 何かを押さえつけているかのような設啓の声音だった。それに、灰はすぐには答えることはしなかった。答えることが出来なかった、とも言える。まるで逃げ道を塞ぐように戸口に佇む人影から目を逸らす。灰がいるのは家の裏手にある厨房である。小さな四角い空間は微かに水の匂いがしていた。すぐに眠る気にはなれず――そして一人になりたくてこの暗闇に潜んだ。一体どれ程の時間が経っていたのか、耳を澄ませば彼らの他に人が動く気配はない。他の若衆は皆眠ったのだろう。

「はじめから、俺達におうなのもとへ行かせるつもりだったんだろう」

 設啓の声は、幾分面倒臭そうな響きだった。それは彼が殊更に己の心を秘する時に出る癖なのだと、ここ数日の内に灰は気付いている。答えぬ灰に、なおも設啓は言葉を続けた。

「調査を打ち切り、なおそれでもこの地に留まる者がいれば、お前には好都合だった。保身や目先の感情に捕われぬ者ばかりだからな。信念を語るに値する。そして仲間のためとあらば、後先考えずに媼のもとに出向くと言い出すような連中ばかりだ」

「考え過ぎです」

 答えた灰に対して、設啓は鼻を鳴らす。

「生憎とその言葉を信じる程俺はおめでたくはない」

 皮肉な口調で続けた。

「では質問を変えようか。お前はそうやって若衆を利用することに躊躇いはないのか? 媼のもとを訪れるなど、惣領が知ればどうなる。罪にさえ問われるかもしれんぞ」

「惣領は皆を罪に問うことはしません」

「それを信じろと言うのか?」

「……信じる信じないの問題ではありません。これは単なる事実です」

 小さく、灰は息をついた。それはまるで溜息のように響いた。続く灰の声音に、設啓は耳を傾ける。

須樹すぎさんを媼のもとから助け出すだけならば、他にも方法はありました。ですが、闇雲に助けるだけでは何もならない」

「その方法とは何だ。媼のもとに忍び込んで救い出すということか?」

 肯定も否定も伝えぬ夜の静けさに、設啓は己の言葉が的を射ていることを確信する。沈黙は雄弁だった。

「では何故、敢えて今回のような方法を選んだ?」

「須樹さんはこの先の多加羅に必要な人です」

 それが全ての答えだとでも言うような、灰の言葉だった。

「……もしも失敗したらどうするつもりだ? 俺達とて無事では済まぬ」

「失敗はしません。媼は必ず、多加羅若衆を信じる筈です」

 何を根拠に――そう問おうとして、設啓はその言葉を呑み込んだ。

「……どういうことだ?」

 いや違う、と設啓は思う。問うべきはこのような言葉ではない。相応しい問いは――

「ここ数日、本当は何をしていた?」

 問いながら設啓は、闇に佇む輪郭を見つめていた。目の前のその姿が一体どのような形を纏っているのか、確固として在りながら、奇妙に掴み難かった。

 その時不意に灰が動いた。素早く顔を巡らせると、厨房の奥に設えられた小さな戸口へと歩み寄った。扉の傍近くに立った灰に、設啓もまた近付いた。暗がりに慣れた目に、灰の顔が僅かに張りつめているのがわかった。無言のまま目線で問えば、灰はひそりと言った。

「誰かが外にいます」

 言われて設啓は扉の外の気配を探った。だが、彼には人の気配は微塵も感じられぬ。怪訝に灰を見やれば、相手は設啓の様子に頓着する様子もなかった。

「表から回ってみます。設啓さんはここに居てください」

 止める間もあらばこそ、灰はあっと言う間に暗闇に姿を消した。まるで夜行性の獣のように、隙のない動きだった。設啓は半信半疑のまま戸外に意識を凝らした。



 灰は家の玄関口にまわると外へ出た。表に面したそちらに人の気配はない。家の横手の細い路地を通り抜けると、すぐに裏手である。壁に身を寄せ、灰は注意深く感覚の網を広げて路地を探った。そこには、微動だにぜず一つの人影が立っていた。

 無意識に広げていた怪魅けみの力でなければ感じ取れなかった。その気配は、あまりに密やかである。尋常の相手ではない。一体何者か――警戒と緊張が身内を浸す。

「灰」

 唐突に響いた声に、灰は目を見開いた。紛れもなく、その人影が声を発したのだとわかる。低くよく通るその声に、灰は聞き覚えがあった。忘れようもないその響きだった。

 灰は半ば呆然としたまま、家の裏手に踏み出した。対する相手は、灯りがなくともその奇態な姿がわかる。夜よりもなお暗い長衣は、男自身の影から立ち上る漆黒の煙霧にも見えた。朱の帯がそれを分断する様は一条の傷にも似て禍々しい。片方だけ晒された眼は稚気さえ感じさせる煌めきと、冷やりと背筋が凍るような凄味とを感じさせた。

「何故……?」

「お前ならば、俺に気付くだろうと思ったのさ」

 相手の答えは些かずれたものだった。

「何故ここに来たんですか?」

 改めて問えば、相手は僅かに笑んだ。常に危険と隣り合わせに生きる男の、その笑みは物騒である。僅かに身構える灰の気配を敏感に察したらしい相手が、益々笑みを深めた。

「一言、伝えたくてな」

 訝しく眉を潜めた灰に、するりと男が近付く。ひそりと耳元で囁かれた言葉は尚更不可解だった。

「お前の策謀に、俺も乗らせてもらう」

 咄嗟に相手の表情を窺おうとした灰だったが、それよりも素早く男は身を引くと曖昧に滲む夜の中へと半身を浸した。裂けるように口元が笑いを象り――

「また、会おう」

 一言残して男は去った。

 暫しその場に立ち尽くしていた灰は、背後で扉の開く音にも振り返らなかった。

「おい、今の奴は何だ」

 対した人物に気を取られていたせいで気付かなかったが、どうやら設啓は扉を僅かに開いて一部始終を見ていたらしい。問う声音に緊張が滲んでいた。それは半ば答えを確信した響きである。なおも男が去った先を見つめる灰に、設啓が問うた。

「まさか……今のが鬼逆きさかか?」

 灰は無言で頷く。

「鬼逆とどういう関係なんだ」

 思わずといった様子で問うた設啓に漸く灰は振り返った。さて、どうしたものか、と思案する。己と鬼逆の間に、そも何の関係も無いのだと、そう言ったところで設啓が信じるとは思えなかった。

「兄弟、と言ったら信じますか?」

 戯れに言えば、設啓が目を見開いた。まるで信じられぬものを見るかのようなその視線に苦笑し、灰は設啓とすれ違い家の中に入った。

 階段を昇りながら、灰は鬼逆が残した言葉を考える。一体何を伝えようとしたのか、男の真意は全く読めない。だが、男の意図が何であるにせよ間違いなく物騒なことに違いないだろう。

 小さな部屋の中、床にのべられた布団に灰はもぐり込む。冴えた思考に、静寂のどよめきが虚ろに響いていた。やがて軽い足音が聞こえ、設啓が部屋の中へと入って来る。寝台に横たわる音が背後に聞こえた。

 眠りの淵は遠く、設啓は何も問おうとはしなかった。


 

 風がしきりに吹いていた。一際高く、まるで獣の甲高い叫びのような音をたてて強風が吹き過ぎた時、その相手は姿をあらわした。

 蛇は噛んでいた香草――既に味も香りもなくなっていたそれを道端に吐き捨てる。はじめて対した時と同様に黒一色を纏う相手、始末屋は苛立ちを隠そうともせぬ蛇の様子を見やると言った。

「聞くまでもなさそうだ。どうやら不首尾に終わったようだな」

「てめえの言う通りにこっちはやったんだ! 媼の屋敷にも言われた通りの経路で忍び込んだ。だが、あれ程の警備態勢だとは聞いていなかったぞ! 無事逃げられただけでも褒めてほしいってもんだ!」

 押し殺した蛇の声音である。朝早い時分、人が通らぬ街路を対面の場所に選んだとはいえ、今の笠盛りゅうせいはどこに卸屋おろしやの目が光っているかわからぬ。自然と、声を潜めての遣り取りとなった。

「容易いことではないと、はじめから言っておいた筈だ」

「……どうしろってんだ! こっちは命張ってんだ!」

「言われた通り、と言うが、まさか若衆達のところに文を送ったのではあるまいな」

 蛇は訝しく相手を見やった。始末屋に、媼のもとに捕われた若衆を奪うよう指示された。そして笠盛に来ているという若衆の目を媼に向けさせるため、副頭が媼のもとにいることを知らせる文を送れと言ったのは他ならぬ始末屋である。

「ああ。若衆がいるとかいう家に届けた。てめえがそうしろと言っただろうが」

 問い返した蛇に、始末屋は呆れ果てたように言い放った。

「これほど愚かとは思わなかったぞ。文を送るのは若衆副頭を奪うのに成功した後だ。失敗したにも関わらず文を送ってどうする」

「な……そんなことは一言も言わなかったじゃねえか!」

「ああ、それぐらいのことは言わずともわかっていると思ったからな」

「ふざけんなよ! 何もかもこちらに押し付けて、てめえは高みの見物か!? 始末屋だか何だか知らねえが、俺達が成功しなきゃ、てめえの立場だって悪くなるんじゃねえのかよ!」

 思わず蛇は鋭く声を張り上げた。

「確かに、お前達がこれほどに無能だとわかっていなかった、私の手落ちでもあるな」

 感情が欠けているのではないかと訝りたくなる程の冷静さで始末屋が言った。蛇はぎりぎりと奥歯を噛みしめながら相手を睨みつける。

 昨夜から蛇は一睡もしていなかった。媼の屋敷から何とか逃げのびた後は、手下達と隠れ家に籠り、まんじりともせずに朝を迎えた。蛇が抱く危機感は、依頼に関するものだけではない。ここまで蛇の言葉に従順に従っていた手下達が、最近になってあからさまに反発するような態度を示していた。

 相次ぐ不首尾に、手下達の間で漂う不穏な気配に蛇は気付いている。鬱積した怒りが、いつ己に向けられるかと思うと、おちおち目も瞑れぬ。だが、彼らがまだ蛇に従うのは、報酬を受け取るためには蛇の伝手が必要だからだ。それさえも危ぶまれるとなると、何時造反が起きてもおかしくはなかった。このような状況でなければ、始末屋に従うなど業腹である。だが、目の前の相手がどれ程気に食わなくとも、莫大な報酬を得るためにはその意向を無視出来ぬ。

「俺達は出来るだけのことをやっているんだ。依頼主に言ってくれ。評議会で沙羅久しゃらくに権利を渡すという結論が出されるのは確実だ。結果を待つまでもねえだろ。西の元締めは俺達に逆らうことなど出来はしない。十分に仕事を果たしたんだから、もう報酬を受け取ってもいい筈だ」

 絞り出すようにして言った蛇の言葉には、僅かに懇願の響きさえあった。

「お前の意見は聞かぬ」

 始末屋の言葉は静かに、しかし厳として突き放す。蛇の言葉が、如何程の重みも持たぬのだと、それは告げている。蛇は目を細めた。

「俺達を始末しようってのか……?」

 問いには答えず、始末屋は低く言った。

耶來やらいからお前達を追って来ている者達がいるようだな」

 言葉を返しかねてぽかりと口を開けた蛇に、始末屋は淡々と言った。

「何故知っているのか、という顔だな。私にもお前と同様に手勢がいる。少し調べればわかることだ。どうやら相当に厄介な連中のようだな。鬼逆、といったか。こちらの障害となるのはどうやら媼だけではないらしい」

「……大丈夫だ。鬼逆の手下どもはまだ俺達の動きは掴んではいない」

「そう思うか?」

「思うも何も事実あいつらは俺達を捜し出せていない。そうでなければとうに邪魔が入っている筈だからな」

「どうだかな。私が聞く限り、鬼逆という人物はそれほどに迂闊とも思えん。お前達を始末するかどうか、その答えを知りたいならば、まだ猶予はあるとだけ言っておこう。だが、あと一つでも失態を重ねれば後はないと思え」

「もう失敗はしねえ!」

「それを信じたいものだな。まずは媼だ。何としても媼に捕われている若衆副頭はこちらの手に入れる。若衆のもとに文が行っているなら、益々先手を打たねば厄介だ。鬼逆も目障りだな。こちらも手を打った方がいい」

「媼の屋敷から若衆を奪うのは無理だ。鬼逆にしても手強い。簡単にはどうこう出来ん」

「打つ手はある。一挙に片を付ける方法がな」

 揺るぎない始末屋の言葉に、蛇は戸惑う。一体どのような方法があるのか、彼には想像もつかなかった。あくまでも事務的な口調で始末屋は言った。

「指示は追って出す。私が用意した隠れ家には移ったか?」

「ああ。手下どももそこにいる」

「ではそこで次の指示を待て。決して勝手に動くなよ」

「わかった。だが、それが全て終われば報酬を受け取らせてもうら。評議会の前だろうとな」

「それは直接依頼主に言うことだな」

 蛇は苛立ちを込めて始末屋をねめつけ、背を向けた。遠ざかる蛇の姿を、始末屋は冷めた眼で見つめていた。

 やがて蛇が角を曲がり見えなくなると、始末屋はふと視線を転じた。空は厚い雲に覆われていた。

「雪が降るな」

 ひそりと呟いた声音は、静けさに呑まれた。



 蛇は始末屋と別れ、街路を足早に進んだ。入り組んだ路地に入れば風は吹きこまぬ。上空に吹き荒れる風音がどこか現実離れして聞こえた。

 彼が向かった先はさほど離れてはいない場所だった。大通りの傍近くの路地である。そのせいか先程始末屋と落ち合った場所とは違い、人通りも多い。外套に包まり道を歩く人々の中で、一人の男が壁に凭れて手元の紙を覗き込んでいる。その横に、さりげなく蛇は立った。見ると、男の手にあるのはどこぞの旅芸人の演劇を宣伝したものらしい。安物の絵具がけばけばしく、大袈裟なうたい文句が躍っている。

「遅いじゃないか。もう情報はいらないのかと思ったよ」

 男が間延びした口調で言った。まだ年若い。情報を扱う卸屋の中では凄腕だと聞いたが、蛇にはどうにも軽薄な若造としか思えなかった。蛇は忌々しく相手を睨みつけた。

「おっと、そんな風に睨むのはやめてくれ。俺はこう見えて気が小さいんだ。それに、いいのかい? とっておきの情報が入ったってえのに」

「どんな情報だ」

 男は気を持たすように首を振ってみせるが、険悪な蛇の形相に慌てて言った。

「わかったわかった。だからそう睨むなって。まずは情報料だ」

「この前払っただろうが!」

「あれは前払いだ。それに、この情報はでかい。何と言っても、鬼逆の弟の居場所だからな」

 男は抜け目なくにやりと笑った。

「知りたいだろう? この前の額に百上乗せだ。出さないんなら、まあ、諦めな。俺としちゃあ、別の奴にこの情報を売ったっていいんだ」

 蛇は舌打ちをすると、懐から紙幣を取り出し必要分を男の手に素早く握らせた。何度か卸屋に接触し、その度に割高な情報料を取られている。鬼逆の弟の情報でなければ、到底出す気にはならぬところだ。今回のこれで殆ど手持ちの金はなくなる。だが、男が握る情報を思えば迷うことはなかった。

「早く言え」

 次いで、卸屋が声を潜めて言った場所に、蛇は目を瞠った。鬼逆の弟がいるという、その場所を蛇は知っていた。それどころか、蛇はその場所を昨日訪れたばかりである。そしてそこに現在いる者達が何者か――

「まさか……鬼逆の弟は多加羅若衆なのか?」

 思わず問うた蛇に、卸屋が驚きを浮かべた。

「何だ、知ってるのか。こりゃあ参った。その分の情報料は取れねえな」

 まだ取る気だったのか、と蛇は憮然とした。卸屋は悪びれた様子もなく肩を竦める。

「こちとらこれで飯食ってんだから、悪く取らんでくれよな。まあ、仰る通りで。鬼逆の弟は多加羅若衆だ」

「あの野郎……前々から胡散臭いとは思ってたんだ。まさか多加羅と繋がりがあったとはな……」

 不穏な蛇の呟きに、卸屋はさして興味を抱いた様子もなく手の中の紙を弄んでいる。蛇は不意に卸屋に顔を振り向けると言った。

「どこからそんな情報を仕入れたんだ」

「お客さん、そいつはいくらなんでも言えねえな。情報源は絶対の秘密だ」

 卸屋は言うと、ふらりと蛇から離れると雑踏へと紛れた。それを目で追いながら、蛇は次第に興奮に浸される。とうとう鬼逆の弟の居場所がわかったのだ。それまでに得た情報で、鬼逆の弟の名前が灰ということ、そして銀髪に藍の瞳という帝国民とは異質な姿であることは掴んでいる。多加羅若衆だというのはさすがに意想外だったが、そうであればこそ、これまでその存在が秘されていたのか、と蛇は得心する。

 昨日多加羅若衆に文を届けるために赴いた小さな民家、その中に目指す人物がいたのかと思うと、蛇は何とも奇妙な心地に陥る。だが、その偶然の接近が、彼には殊の外幸先良くも思われた。まさに獲物は彼の眼の前にいるのだ。それもほぼ手中におさめたに等しい。

 蛇は低く笑うと、手下が待つ街の外れへと向かった。

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