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最果てに天深く  作者: 高原 景
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 その後のかい設啓せっけいの行動は早かった。

 設啓は再び卸屋おろしやの溜まり場へ足を運び、宇麗うれいに繋がる伝手を捜す。灰はそれに先行して宇麗がよく立ち寄ると言われている場所へと向かった。

 鬼逆きさかの伝言――設啓にも言った通りそれは警告なのではないかと灰は思う。耶來やらいの闇に巣食う男の、それは彼なりの誠意なのだろう。灰と鬼逆が会ったのは一年半程前のことである。もう二度と会うことはないだろうと思っていた相手であるだけに、鬼逆からの伝言は灰にとって意外であるとともに、それだけ意味のあるものでもあった。

 ――蛇に気を付けろ――

 物騒な言葉だ。この地で一体何が起こっているのか、鬼逆に会って話すことが出来ればいいのだが、それは無理だろう。第三者を通した、それ自体が鬼逆の意思表示だ。より詳しく知るためには緩衝地帯を裏から御するという卸屋に会うのが最も手っ取り早い。

 灰は市場がたつ界隈から離れた区画へと足を運んだ。特に変わり映えのしない民家が連なるそこに、目指す建物はあった。

 建物はまるで小学院のようにも見えるが、それよりも全体的に小さい。四方をぐるりと壁に囲まれ、古びてはいたが人の温もりを感じさせる雰囲気があった。灌木の葉に半ば埋もれるようにしてある門の前を通り過ぎ、灰はさりげなく中を観察した。三階まであるずんぐりと四角い外観は、上から見ればまるで木箱のようにも見えるかもしれぬ。等間隔に並ぶ窓から内部を窺うことはできなかった。

 看板は掲げられていない。だが、そこが笠盛りゅうせいの卸屋の頂点に立つおうなが開いた孤児院であることは聞いていた。子供は建物の中にいるのか敷地のどこにも姿はなかったが、建物の前の広場にぽつんと置かれた色鮮やかな手毬が、子供の存在を感じさせた。

 灰はどうしたものかと思案する。宇麗はこの孤児院によく顔を出すということだったが、突然訪ねても会ってもらえるとは思えなかった。

「お兄さん、何か御用?」

 考えあぐねて暫し立ち尽くしていた灰は、聞こえた声にはっと顔を上げた。見れば壁の上から少女の顔が覗いている。どうやら内側に植えられた木の枝に腰かけているらしい。

「君は?」

 問えば相手はころころと笑った。顔が消え、暫くして門を押し開いて少女が出て来た。厚手の布を羽織るようにして身に纏っているが、それにしてもこの寒空の下、木に登るとはなかなかに酔狂である。結わずに背に流した髪が、影を含むかのようにしっとりと黒い。少女は何の衒いもなく灰に近付く。灰の顔を見上げると、ふと首を傾げた。

「背が高いわ。ちょっと屈んで」

 言われて灰は戸惑う。言われるままに身を屈めれば、少女は灰の顔を間近に覗き込んできた。つと手を伸ばし、顔の横に垂れた布をどける。ひやりとした指先で頬に触れられて、灰はまじまじと少女を見やった。少女が眉を顰めた。何かを思い出すようにして灰の顔を見上げ、まるで火傷でもしたかのように手を引っ込める。どこか茫漠として掴みづらかった表情に、鋭く過ったものがあった。それは灰の目には怯えのようにも見えた。

「お兄さん……來螺らいら……?」

 ひそりと囁くように少女が言った。咄嗟に灰は言葉に詰まる。少女が己に向ける眼差しは、追い詰められた獣が見せるそれに似ていた。そして悟る。どうやら來螺の街衆を模した姿に、少女は動揺しているらしい。少女が僅かに後ずさる。尋常ではない恐怖の様に、違う、と――來螺の者ではないのだと言いかけて、灰は言葉を呑み込んだ。少女の背後からかかった声のせいである。

こん、何をしている」

 大柄な男が門の中から二人を見つめている。灰よりもさらに丈高く、鍛え抜かれがっしりとした体躯は巨漢と言って差し支えないだろう。身に纏うのは武闘着に近い。無駄のない動きやすそうな衣だった。

「その人は?」

 男の問いかけに、紺は我に返ったようだった。慄きの上に、さっと笑顔を張り付けた。まさに仮面のように、という表現がしっくりくる。形ばかりの笑みの下に、いまだに恐怖が透けて見えているように灰には思えた。少女は朗らかに答える。

「何でもないの。素敵なお兄さんだと思って声をかけただけ」

「お前は、そういうことはしてはならんと常々言われているだろう。すまんな」

 最後は灰に向けられた言葉だった。

「紺、来なさい。午後の修学が始まる」

「出たくない。つまんないんだもん。みんなで机に座って、同じ本読んで、何にもためになんかならない」

 駄々をこねるような口調である。

「だめだ。宇麗に叱られたくはないだろう」

 概して男の口調は穏やかなものだったが、抗い難い響きがあった。なおも不満そうな少女だったが、不承不承といった様子で門の中へと入って行った。最後にちらりと灰へと向けた視線もすぐに逸らされる。その背を見送り、灰は男へと小さく会釈してその場に背を向けた。

 足早に道を行きながら、灰は男の言葉を思い返す。男は確かに宇麗、と言っていた。名を気安く出すあたり、かなり宇麗と近い立場にいる者なのかもしれぬ。

 聞く話では、宇麗は媼の下で数多の卸屋を束ねる女傑だという。また、公的な警吏けいりとは別に街の治安にも一役買っているらしい。滅多なことでは表に姿をあらわさないが、いざという時には必ず率先して動くと言われていた。

 やはり取っ掛かりが必要だ。灰はそう思う。設啓が卸屋の伝手でわたりをつけることがかなえば、今笠盛で何が起こっているかを宇麗に聞く。それも相当にうまく動かねば、何も引き出せぬことになりかねない。どうするか、灰は思考を目まぐるしく巡らせた。

 ――お兄さん……來螺……?

 ふと少女の声音を思い出す。何をあれほどに怯えていたのか、不思議に思った。鬼逆からの伝言といい、唐突に來螺の存在が浮かび上がってきたようだ。多加羅で行われる祭礼以外に、來螺が国境を越えて関わってくることは皆無である。少なくとも今まではそう考えられていた。それなのに何故――?

 疑問は新たな疑問を呼ぶ。市場へと続く雑踏は何時にも増して騒々しく、無為な嬌声が不安を煽った。

 いつまでも頬に残る少女の指先の冷たさが、硬く小さな結晶となって胸中に落ちた。



「ねえ、宇麗姐さんは、私のこと見捨てたりしないよね。ずっとここに置いてくれるよね」

 おうは背後から聞こえた弱々しい少女の声に足を止めた。振り返ると、紺が途方にくれたように立ち尽くしていた。

「何を言っている。見捨てるわけがないだろう?」

 温かな男の声音に、少女は俯いた。纏う布が滑り落ちる。寒々しく薄い少女の肩が僅かに震えていた。

「……どうした?」

 打ち捨てられた人形のような、少女の心細気な様子に思わず男は問う。紺はゆっくりとかぶりを振った。

「何でもない」

 漏れる声はか細い。

 怖いのだと、目の前の男に言えば助けてくれるだろうか。男は優しい。今まで会った男の中でも多分一番、と彼女は思う。だが何が怖いのかと問われれば彼女には答えることが出来なかった。それは幼い頃から、まさに物心つく前から彼女の中に巣食っている刻印のようなものだった。

「何でもない……」

 もう一度繰り返す。男は気遣うように紺を見つめていたが、それ以上問おうとはしなかった。

 紺は背後を振り返る。青年の姿は既になかった。彼女の不安がそのまま形を纏ったような青年の輪郭だった。宇麗に会いたかった。泣きついて、わけのわからぬ感情をそのまま彼女に伝えたかった。宇麗ならば、どのように脈絡のない言葉でも受け止めてくれるだろう。

 夜になれば宇麗も来る筈だ、と紺は己を励ますように考える。それまでは与えられた役割を果たせばいい。退屈な修学に出て、夕刻には晩御飯の準備を手伝う。もしかすると、今日は煮込みを作らせてもらえるかもしれない。そして夜になれば宇麗のところに行こう。

 夜になれば――紺は小さく呟いた。

 そして呪文のように心の中に繰り返す。來螺は来ない。今更彼女を連れ戻しには来ない。ここにいれば安全――

(絶対に来ない)

 絶対、という響きが、限りなく不吉に響いた。



 物音に須樹すぎは目を開いた。

 眠っていたらしい。最早己の輪郭と分かち難くある暗闇の中、彼はそう思う。

 長く暗闇にいれば、目を開けていることにさほどの意味がなくなる。それは眠りと現の境をも曖昧にした。故に己が目覚めているのか、それとも眠っているのか、それすらわからぬこともしばしばあった。

 その時須樹ははっきりと目覚めているのだとわかった。それまでの静寂と比すれば聊か非現実的な程に唐突に響いた物音が、夢と思うにはあまりにも生々しかったからだ。

 聞こえたのは断末魔の悲鳴のようだった。

 須樹は咄嗟に素早く身を起こす。手を壁について立ち上がっていた。なおも断続的に悲鳴が続いた。一人だけではない。重なるように響き、しかしはじめの声はふつりと途絶えていた。一人の後を追うようにまた一人、一人、と悲鳴が続き――それはまるで悪い冗談のように、音程の外れた唱和にも聞こえた。合間に言葉のようなものも聞こえていた。遠くくぐもってよく聞き取れぬそれは、まるで命乞いをしているかのような切羽詰まった響きである。

長く尾を引く悲鳴を最後に、唐突に静寂が訪れた。それは凄惨な余韻を孕んでいた。

 須樹は扉の方へと手探りで進んだ。拳で扉を叩く。

「おい! どうなってる! あの悲鳴は何だ!」

 だが常に扉の前にいる筈の見張りから返答はなかった。なおも扉を叩き続けていると、慌ただしい足音が聞こえた。扉の前を走り抜ける。間を置かずして怒号が響いた。剣戟の音が聞こえ、揉み合う気配があった。

「逃げろ! 逃げるんだ! 早く宇麗に知らせ……」

 叫んだ男の声が途切れる。肉を貫く怖気立つような音が聞こえた。べしゃりと、何か湿った物が落ちるような音がそれに続く。

「うわああああ!!」

 悲鳴が響いた。扉の前に這いずり寄るような気配があった。悲鳴混じりの嗚咽が聞こえる。それとは別に近付きつつある足音があった。複数――だが、そう多くはない。余裕さえ感じさせる歩みだった。

「嫌だ……殺さないでくれ……頼むから……殺さないで……」

 嗚咽に紛れて、切れ切れの声が懇願する。

「おい! ここを開けてくれ! 頼む!」 

 須樹は叫ぶと力任せに扉を殴りつけた。すぐ外に聞こえる嗚咽の主に呼びかける。

「死にたくなければ扉を開けるんだ!! 俺が助けるから!!」

 一瞬をこれ程長く感じたのははじめてかもしれなかった。やけにゆっくりと、閂を外す音が響いた。須樹は扉を引き開ける。仄かな明かりに、足元に蹲る男の震える背中が見えた。

 細く続く廊下を見やる。その先、まるで置き忘れられた桶のようにごろりと床にあるのが、人の頭部であることに気付くまで暫くかかった。そうとわかったのは、頭と向き合うようにして座り込む首から上のない体――壁に背を預け、足を広げている――に気付いたせいだった。 

 実際には僅かの間であったろう。だが須樹には全てが粘つくように引き伸ばされて感じられた。死んだ男の足を無造作に跨いで近付きつつある者達の、影に沈む姿を認める。その手に握られた剣は、仄かな光にゆらゆらと揺れて見えた。足元に蹲る男が投げ出したらしい剣を拾い上げる。短剣と長剣の間程の長さ、この狭い場所では扱いやすい、とどこかで麻痺したように冷静な自分が考えていた。

 無言で迫りくる者達のうち一人が動いた。剣を拾ったままの体勢でそれを見やり、鞘を払う――その時須樹ははじめてむせるほどに立ちこめる血臭に気付いた。

 怒涛のように全てが動いた。

 真向から向かって来る相手の剣を打ち払う。鋭い音が響いた。一瞬隙を見せた相手の頭部を、左手に持っていた鞘で思い切り殴りつけた。よろめき退くその後ろからさらに一人が須樹に向かって来た。迫る両刃がぬめるような液体に濡れている。

 鞘を投げ捨てると、両手で剣を構え、横薙ぎに迫る相手の剣を受け止めた。骨に響くような衝撃だった。

 拮抗――ぎりぎりと力を加えられ、須樹は全身で押し返した。

「逃げろ!!」

 なおも蹲る男に叫んでいた。涙と鼻水にまみれた顔がこちらを見たように思った。まだ若かった。後は確認する余裕もなかった。剣の向こうで今一人が短剣を抜いたのが見えた。一瞬僅かに力を抜く。つんのめるように押しかかってきた相手を、逆に瞬時に撓めた力を込めて押し返す。予想外だったのだろう。男は不様によろけ、背後の者達にぶつかった。

 逃げようと踵を返しかけ、須樹は咄嗟に剣を斜めに薙いでいた。ぎん、と耳障りな音が響き、弾き飛ばされた短剣が壁にぶつかって床に落ちる。短剣を投げた男以上に、須樹自身が己の所業に驚いていた。まさに条件反射としか言いようがない。だが、防ぐことが出来たのは僥倖でしかない。

 須樹は身を翻すと反対側の廊下へと駆け出した。普段聞いている物音から、そちらが地下の出口であろうことはわかっていた。背後から追って来る荒々しい足音が反響する。進む先に、何かが蹲っている。通り過ぎしなに、それが首から大量の血を流して倒れている人間であることに気付いた。見た顔のようにも思った。食事を運んできた一人だろうか。

 硝子筒の明かりを頼りに廊下を走り抜け、突き当たりの角を曲がる。その先に階段があった。

 出口だ。

 駆け抜けざま須樹は壁に掛けられた硝子筒を掴み取ると、背後に迫る一団に投げつけた。ひたすら無言を貫いていた者達の中から、初めて怒号があがった。先頭を走る一人の衣に火がつく。不気味なほど整然と迫って来ていた者達の足並みが乱れ、距離が開いた。

 須樹は後も見ずに階段を駆け上った。長い。

 目の前に、まるで切り取られたようにぽかりと開けた空間が見えていた。先程の男は無事逃げたのか、扉の向こうは静かだった。そこに飛び出すと、須樹は扉を掴み背後へと叩きつける勢いで閉じた。その一瞬前に、階段を上って来る者達の蠢く影が見えた。

 扉を押さえ、須樹は閂がないかと暗がりに目を凝らす。手探りに取っ手のあたりを探り、小さな仕掛けの鍵を見つける。それを閉じようとした時、須樹の体は背後に吹き飛んでいた。

 受け身を取ることも出来ず、背中を強打する。それ以上に、扉を押さえていた腕にびりびりとした衝撃があった。顔を上げると、黒々とした地下への入口に立つ者達の姿があった。力任せに扉を破ったのだろう。扉は壁からちぎれて残骸となっている。

 相対する者たちは、何れも頭に巻いた布が深く顔を隠しているせいで面立ちがわからない。全て男ばかり、僅かに三人だった。もっと多く見えたのは、灯に映る影のせいだったのか――須樹は背後に下がりながら、何とか立ち上がった。剣は、倒れた衝撃に手離してしまったらしい。見当たらなかった。遠くはない場所に落ちているとわかっていたが、少しでも相手から目を逸らせば、格好の隙を与えることになってしまう。

 顔が見えずとも、男達が己に向けるのがどのような眼差しか、須樹は全身で感じていた。一人が抜き身の剣を片手にじわりと近付く。と、三人の内、最も後ろに控えていた一人がおもむろに歩み出した。武器の一つも持っていない。剣を手に迫りつつあった男がそれに気付いたのか、すっと背後に下がった。

 全て無言のうちだった。進み出た男が動く。まるで滑るように、一瞬で須樹との間合いを詰めた。須樹は咄嗟に半身を僅かに背後に下げて身を捻った。ひゅっと鋭い音が掠める。顔の真横を男の右の拳が過っていた。その人差し指と中指の間に挟み込むようにして、鋭利に尖った凶器があった。袖の中にでも隠していたのを瞬時に突き出したのか、まるで神業のような素早さである。

 短剣、だろうか。錐のように細く鋭く見えた。紙一重で避けた須樹に、男の口角が吊り上がった。

 警鐘――須樹は大きく背後に跳んでいた。ぎりぎりの間合いで腹の辺りを男の左手が一閃する。その手にもまた同じ凶器がいつの間にか握られている。

 息つく間もなく、するすると男が迫る。

 縦横無尽に繰り出される極細の短剣を、須樹は殆ど勘だけで避けていた。身を逸らして右を避ければ、間髪入れずに左が足を狙って来る。逆の足を軸に回転して逃げれば、首筋を狙う動きに大きく上体を崩される。腹の真中を狙った容赦のない突きは、再び背後に大きく跳ぶことで辛うじて避けることができた。

 だが、そこまでだった。背に固い感触がぶつかる。壁際に追い詰められていた。見る余裕もなかったが、地下への階段があるこの場所は、さほど広くはない空間だったのだ。

 追い詰められてなおも須樹は男の動きを見据えていた。首筋を狙うらしい左を、僅かに身をずらして避ける。だが、それは罠だった。はっと気付いた時には、右の短剣が顔の間近に振りおろされていた。過たず、眼球を狙う動きである。それに須樹が出来たのは咄嗟に左腕を掲げることだけだった。

 激痛が奔った。

 だん、と重い音が響く。痛みに須樹の全身が震えた。短剣に貫かれた腕が、壁に縫いとめられていた。唇を噛みしめて苦痛の悲鳴を呑み込む。己の呼吸が、やけに大きく聞こえた。間近に迫る男を見れば、その口がまるで裂けるようにして笑みを象っていた。

 男が左手を振りかざす。それを、須樹はなす術もなく見上げる。首を狙っているのだとわかった。

 空気が、鳴った。

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