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最果てに天深く  作者: 高原 景
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 駆け抜ける街路には、すでに夜の気配が忍び寄っていた。かいは、せんも着いて来れる程の速度で足を運ぶ。それでもかなりの速さなのか、泉の吐く息が忙しなく白い。

静星せいせい、今日は具合が良さそうだったんだ。珍しく昼もちゃんと食べた。でも暫くしたら、急に苦しみ出して食べた物を吐いたんだ。さっき胸を押さえて苦しそうにしてて……」

 言いながら泉の顔には隠しようもなく不安が揺れている。青褪め、それでも気丈に取り乱すまいとしていた。

「老師はどうした?」

「今朝から村の回診に行ってる。帰るのは夜遅くか、もしかして明日になるかもしれないって言ってた」

「そうか」

「俺、老師から静星のことは気をつけるように言われてたんだ。でも、調子が良さそうで大丈夫だろうと思って……」

 言いながら泉は唇をかむ。己を責めるかのような声音である。灰は無言で泉の肩を軽く叩くと、足を速めた。

 惣領家の屋敷から程近い鍛練所から慈恵院じけいいんまではかなりの距離がある。慈恵院は神殿が運営する施設ではあるが、神殿が建つ街の中心部ではなく、貧しい人々が密集して暮らす外延部に在る。慈恵院が貧しさ故に医術者にかかることのできぬ者のために開かれた医療所であり、その方が利便性が高いという理由からだった。

そして表向きのそれとは別に、無視できぬ現実がもう一つある。慈恵院が開かれたのは、貧困故の病苦の蔓延を食い止めるためである。だが多くの場合非衛生であり、医術者や薬師の数も少なく、十分な医術を施せぬことが多い。そして慈恵院に集まる患者の中には、他の医術者からも見放された者も数多くいた。街衆にとって慈恵院とは貧しい者、死にゆく者が最後に訪れる場所――貧困と死の象徴なのだ。故に存在自体が忌まれ、街の中心からは離れた場所に建てられるのが常だった。

 灰が三年前、慈恵院の活動に参加するようになった時は、薬師くすしは一人もおらず、人々が尊敬を込めて老師と呼ぶ年老いた医術者ただ一人という有様だったのである。三年を経て状況は幾分改善されていた。それまでは治る見込みの無い者は受け入れられることはなかったが、今では慈恵院で療養することがかなうようになっている。静星自身がそのうちの一人である。

 灰と泉が漸く慈恵院に辿り着いた時には、あたりはすでに夜の暗さである。小さな家々が犇めく中に慈恵院の輪郭が重々しく浮かび上がっていた。灰色がかった石壁と、それを這う蔦の有様は暗がりに沈んでいる。門をくぐり抜け、開け放たれた扉から回廊へと入る。微かにすえた臭いが漂っていた。

「ああ、灰様」横合いから声をかけられて灰はそちらを見やった。彼のことを待っていたらしい、慈恵院で働く尼僧が暗がりにいた。

「静星は」

「こちらです。先程よりも大分落ち着いております」

 尼僧は彼を小さな部屋へと誘った。静星がいつもいるのは数人の患者と寝起きをともにする大部屋である。容体の急変に場所を移したのだろう。寝台に横たわる少女は、一見したところ眠っているようだった。顔色は青褪めているが、呼吸は落ち着いている。灰の隣りで泉が安堵のためか、小さく息をついた。

 灰は床に膝をついた。静星の顔を覗き込み、脈を取る。その横で、泉が真剣な面持ちでその様を見つめていた。静星の緩く開いた口から零れる呼気を嗅ぎ、右手を少女の額に乗せた。そして少女の体の上に左手をかざす。

「灰様……」

「待って」

 灰に問いかけた尼僧の言葉を泉が遮る。泉は灰がどのような手順で患者の容体を診るか、よく知っている。なおも灰を見つめたまま、じっと息を詰めていた。

 灰は意識を目の前の少女に集中した。幼い頃から病を患う少女は、十五というその年齢からするとあまりに小さく細い。目を細めると、程なくして緩やかに揺れる波が少女の体の周りに見える。ゆっくりとそれを撫でるようにして手を動かすと、全ての感覚が掌に集中するのがわかった。膝をつく床の冷たい感触さえ遠のいて、静星を象る波だけが第二の視界に広がる。

 灰はそれをまるで一つの世界のように感じる。複雑に絡み合い、精緻な器となって命の核を包んでいる。炎のように結ぼれるその形を傷つけないように手を動かしていた灰は、一所でその手を止めた。流れるような波が、そこだけまるで縺れた糸のような有様で滞っている。

(ひどくなっている……)

 灰はさらに意識を凝らした。あまりに深く他者の命に己の意識を広げることが危険であることは知っていたが、少女の胸に巣食う病の、瘤のような凝りを探る。唐突に、ひやりとした鋭い痛みを感じて、灰は手を引いた。かざしていた左手を右手で抱えるようにして、素早く立ち上がる。

「あの……?」

 突然の灰の動きに尼僧が戸惑ったような声を出した。それに灰は振り返る。

「もう落ち着いていますが、熱が出ていますね。解熱の薬を調合しておきます。あとはとにかく温かくするように気をつけてあげてください。火鉢はありますか?」

「はい。持って参ります」

 尼僧が頷いて静かに部屋を出て行く。

「灰様、静星大丈夫なのか?」

「急に寒くなったから体がまいったんだろう。朝は元気だったのか?」

「うん。だから外に出て散歩までしてたんだ。それがだめだったのかな」

 灰は床に座り込むと常に携帯している腰袋を開き、中から数種類の薬草を入れた小さな包みを取り出す。解熱の薬や傷薬を作るための薬草は常に身につけている。意図を察した泉が棚に常備されている小鉢と箆を灰の前に置いた。

「老師は静星が肺の病だと言っていた。そうなのか?」

「おそらくそうだろうな」

 小鉢に薬草を入れながら灰は答えた。少女の胸の奥に凝る病の感触が指先に蘇る。危うかった、と思う。病の根を探ろうと、あまりに深く意識を伸ばし過ぎたようだ。

「灰様、もっと慈恵院の方に顔を出せないのか?」

 慣れた手つきで薬を調合する灰の傍らで泉がぽつりと言った。思わず少年の顔を見れば、まっすぐに見つめ返してきた。

「老師が言ってたよ。灰様も医術者としての知識を身につければ優れた癒し手になるのに勿体ないって」

「老師が? それは珍しい」

 灰は苦笑する。口数の少ない頑固な老医術者は、灰の薬師としての腕前は認めているらしいが、ついぞそのような言葉をかけられた覚えはない。三何前、慈恵院の活動に参加するようになった当初は、惣領家の者が気紛れに顔を出すなどかえって迷惑だと面と向かって言われたほどである。

 今でさえ、若衆の活動の合間に顔を出す灰に対して老師は良い顔をしない。医術に人生を捧げる老人にとって灰の態度は片手間と映るのかもしれず、灰自身もそう思われても仕様がないと考えていた。

 泉が焦れたように言い募った。

「老師はいつも灰様に厳しいけど、結構灰様のこと認めてるんだ。惣領家の者でなかったら本当は灰様のこと弟子にしたいと思ってたんじゃないかな。今でもきっとそう思ってる筈だよ」

「直接そう聞いたのか?」

「そうじゃないけど……」

「なら、そんなことは言わない方がいい」

「でも……俺なんかより……」

「今、老師の弟子は泉なんだから、余計なことは考えない方がいい。泉のことを老師は認めている。だから弟子にしたんだ」

 泉は下を向く。その様子に苦笑して、灰は手元に意識を戻した。

 泉が母親の病に効く薬を受け取るために慈恵院に通うようになって三年、最近では母親の状態は良くなってきているようだった。そして動くことのできぬ母親のために泉が小学院にも通わず、ただ一人働きに出ていたことを灰は知っている。大人でもきついような労働を、その小さな身で黙々とこなしていた。

 泉がたまの休日に慈恵院に来ては、灰の後をついて回るようになったのは何時からだったか、その彼が老師の弟子となったのは数箇月前からである。

「俺、早くちゃんとした医術者になりたい。このままじゃ、老師に迷惑をかけてばかりだ」

 ぽつりと泉が呟く。答えを求めての言葉とも思えず、灰はただ黙って聞いていた。多分に己を責める響きは、静星が苦しむのを見ながら何もできなかったというその思いからかもしれなかった。

 医術者は患者からの謝礼だけではなく、惣領家からも恩賞を与えられる。それだけ貴重な存在として優遇されていた。通常医術者の知識や技術は一人の弟子に伝えられる。必ずしも血縁である必要はなく、己の知識と技術を引き継ぐ者を一人選び、育て上げる。弟子が一人前となった暁には惣領家から認証を授けられ、恩賞を下されるのだ。

 老師は常に無償で患者の治療に当たっている。惣領家からの恩賞だけが収入源なのだ。医術者の多くが慈恵院での治療を嫌うのは、環境の悪さに加え、無報酬であることが大きな原因であり、その中で老師のような医術者は稀だった。まだ医術者の見習になりたての泉には報酬はおろか恩賞も出るはずがない。その彼に老師が給金として金を渡しているらしいことは灰も知っていた。病の母親と幼い妹を抱え、それがなくば生活ができぬとはいえ、泉にとっては心苦しいことなのだろう。本来給金などもらえる立場ではないのだ。

「俺、このまま老師の弟子でいてもいいのかなあ」

「あの気難しい老師が泉を弟子にしたということは、本気で育てたいと思っているということだ。あまり気に病むな」

 我知らず宥めるような口調になってしまい灰はちらりと泉を見やった。少年が下手な同情や慰めを嫌うたちであることを知っていたからである。だが珍しく泉は大人しく頷いた。

「本当は俺、はじめ灰様の弟子になりたかったんだ」

「え?」

「でもなかなか言い出せないし、老師に一度相談したんだ。そうしたらやめておけ、と言われた。灰様のようにはお前は決してなれない、誰にも真似のできないことだから無駄だって」

 灰は思わず黙り込む。

 ――本気で医術の道を志すならば、儂の弟子にならんか――

 その後老師はそう言ったという。どのようにして泉が老師に師事することとなったのかという、その話は灰にとっては初耳である。

「灰様にしかできない方法だから誰も継ぐことができないって」

「そうか」

「薬師になるのってそんなに難しいのか? 誰にも真似できないってどういうことかな」

 その言葉に灰は答えることができなかった。思わぬ動揺を覚える。静星の体にかざした左手が、いまだに熱を持っているかのように感じる。無論それは単なる錯覚だ。静星を象る命の波に、彼自身のそれが引きずられそうになった、その名残だった。

 本来、怪魅の力とは命に向けるものではない、と灰は考えている。個としての形を持たず、大気にたゆたうものを操るのが怪魅師なのである。個として在る命は、それ自体が一つの世界でありながら、完全には閉ざされてはいなかった。それ故、怪魅の力で探ることはできる。だがあまりに深くそれを行えば緻密で強固なその器に、意識そのものが取り込まれるような危うさがあった。確固として隔絶して存在している命は、一度触れ合うと自ずから結びつき合う性質があるようだった。もっともそれは自然の中で容易く起こり得ることではなく、意図して怪魅の力で病を探るという経験を通して、灰が知ったことである。

 ――まさか気付かれたか――老医術者の厳めしい容貌を思い出し、苦く溜息をついた。そもそも命そのものに怪魅の力を向けるのが禁忌なのかもしれぬ。己は過ったことをしているのかもしれぬ。怪魅の力で病を探ったところで、何が出来るわけでもないのだ。だが――。灰は出口の無い思考を振り払うようにして頭を振った。

 老師が言ったのが単に薬師としての灰を指したことなのか否か、彼にはわからなかった。眼力鋭い老人である。何かを気付いているのかもしれなかった。

 灰は調合した薬を紙片に包んで幾つかに分けた。

「食事のたびに飲む分量に分けておく。明日、老師にも一応確認してもらってから飲ませてくれ」

「うん。わかった」

 余った薬草を腰袋にしまい灰は立ち上がった。寝台に腰を下ろし、静星の小さな手を両手で包みこむ。少女の白い手は乾いて冷たかった。指先にまで満ちた命の波は、しかし次第に弱まっていた。慈恵院で最期を迎える数多の者がそうであったように、静星を象るそれもまた、静かに尽きつつあった。

 無言で少女の手を握り締める灰の姿を、泉は見つめる。尼僧が火鉢を持って来て炭に火を灯した時も灰は振り返らなかった。

 その時灰が感じたのは、息詰まるほどの無力感だった。いつか全ての命が終わりを迎える。病の苦しみもまた命に課せられた定めかもしれぬ。だが、例えそれがどれ程に自明のことであろうとも、灰には目の前の苦しみを和らげる術を持たぬことがあまりにもどかしかった。

 ――このような力があったところで――

 そう思う。人の命を見ることがかなうだけで、何も出来ぬ。ただ、大気を操り、壊すだけの力だ。

 どれ程そうしていたのか、何時しか静けさが深みを増していた。灰は漸く少女の手を離すと、立ち上がった。それまで床に座り込んでいた泉は灰を振り仰ぐ。

「帰るのか? もしかして静星も目が覚めるかもしれないし、もう少しいたらいいのに」

「悪いな。今日は用事がある」

「じゃあ明日は来てくれよ。灰様が来たら静星がすごく喜ぶ。今日も来るって言ってたから楽しみにしてたのに」

「そうか。明日も来れたら来るよ。静星が目を覚ましたら謝っておいてくれ」

「いいけどさ。俺が言ったってそんなに効果ないよ」

 どこか憮然として呟く泉と寝台に横たわる静星に視線を投げて、灰は部屋を出た。

 足早に回廊を歩けば、壁を隔てて、低く呻く声が聞こえた。籠る苦しみが静けさの底に陰々と響いた。長く尾を引いて、途絶える。

 半ば顔を俯けて人気の無い回廊を進んでいた灰は、ふと視線を巡らせた。真直ぐに外へと続く回廊と分岐して、横手に細い通路があった。仄かな灯は、なお一層闇を深く見せる。そこに、一人の老婆がひっそりと立っていた。身に纏う衣は元はどのような色彩であったのか、長年風雨に晒された朽木のように褪せていた。皺深い顔を包む髪は霜を思わせる。そこだけ光が宿ったかのような瞳で老婆は灰を見つめ、ぽつりと呟いた。

「お若いの、これはうつつかい?」

 掠れた声だった。まるで草原を吹きわたる風のような響きである。

「驚いた。夢ではないのだね」

 訝しく灰は眉を顰めた。

「お若いの、名前を教えておくれでないかい?」

「灰、といいます」

「そう、そんな名前だったかね」

「……どこかでお会いしましたか?」

 思わず問うた灰に、老婆は不可解な表情を浮かべた。笑みとも苛立ちとも取れる。凝視する青年から、老婆はついと視線を逸らした。

「いいや、耄碌した年寄りの戯言さね。忘れておくれ。お前さんが以前会った人にとてもよく似ていてね……」

 そう言うと回廊の奥に踵を返した。小柄な老婆のその後ろに、長く黒い影が伸びる。それにふと目を奪われて、気付けば老婆の姿は暗がりに消えていた。

 静けさの中に取り残され暫し佇んでいた灰は、しかし一つ首を傾げて歩を進めた。慈恵院に身を寄せている者であろうということはわかったが、今まで見たことはない。おそらく最近来た者なのだろう。一度も会ったことのない相手であることは間違いなかった。耄碌、というにはあまりに鋭い視線であったようにも思うが、すでに八十は超えているであろう相手である。不可解な言葉を言われたようにも思うが、彼の外見が老婆の見知った者に似ているのであれば、それもさほど気になるものではなかった。

 慈恵院を出た時には、既に灰は老婆の存在を忘れていた。用事があると泉に言ったのは嘘ではない。惣領家の屋敷に行き、若衆頭である透軌に緩衝地帯で調べた結果を伝えねばならぬ。指先にいまだに残る冷たい病の感触から意識を逸らし、鍛練所で聞いた須樹達の話を思い出す。

 錬徒以上の者で集まり話し合うことについても早急に決めねばならないだろう。何が起きているのかまだわからぬが、先程聞いた話の中でどうしても気になることが幾つかあった。無視できぬ違和感、些細なことに隠された見逃し得ぬそれである。おそらく緩衝地帯で起こっている一連の出来事は、思った以上に深刻かつ厄介なことに違いない。先程はそれを伝えることもせぬままあの場を飛び出したが、副頭である須樹達にも早急に己の考えを告げるべきか――

(まだしかとはわからぬ。とにかく、頭が先だ)

 灰は夜の中に踏み出し、街の中心を目指した。

 その姿を、年経た瞳が見つめていた。


 老婆は小さな窓に身を寄せるようにして青年の姿を見つめていた。その姿が道の向こうに消えて漸く小さく息をつく。それは震えを帯びて弱々しく響いた。老婆は思わず苦笑する。

「やれ、参ったね。十分に生きたとはいえ、死ぬのは恐ろしいよ」

 恐ろしい――己にそのような感情が残っていたか、と思う。何度繰り返そうとも、死には抗いたくなるものなのか。あの青年はまだ十代だろう。老婆に残された時間は僅かである。

(いいや、違うかね。生きるのが恐ろしいのかね)

 思いながら老婆は身に纏う衣を掻き合わせた。寒さが骨身にしみた。流れついた此処が死に場所となるだろうことはわかっていた。寝台を与えられ、そこで死ねるならば過ぎた贅沢だとも考えていた。だが、今となっては最後に訪れたささやかな安らぎさえ、どこか皮肉である。

 青年との出会いに、老婆ははっきりと己の死期を悟っていた。

(所詮裏切り者には安らぎはないのか……)

 見上げる星月は答えない。冴え冴えと、ただ遠かった。

「今生でまみえること、叶いましょうや……いしずえの子」

 呟きを聞いた者はいなかった。

 久しぶりの更新です。物語の繋がりを書き手自身が忘れているくらいなので、読んでいただいている方には「???」かも……。これからはコンスタントに更新していきたいです。

 ではでは、今後ともよろしくお願いいたします!

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