時間稼ぎの成果
「お前たちどけ。」竜神がそう言った。よく見ると魔力を練り上げているのがわかる。きっと剣聖とか武神だったら気配とかでもっとわかるんだろうけど俺には、あのレベルのやつがなにしようとしてるのか分からねえ。俺は『12聖王神』だから強いと思っていた。だけど現実は、同じ12聖王神に勝てない。俺は名前だけだった。『破壊神』そう呼ばれてたけど誰も破壊したことなんかない。逆に俺の自信を破壊された。俺の自信はもう戻らない。破壊された自信は。仮にも破壊神と呼ばれてた俺だから言える。破壊神の俺は、何かを作り出せないし創造もできない。そんなことを考えているうちに龍神は、魔神に対して技を放った。
「その技にはもう負けないぞ竜神!」魔神がそういい竜神の技に向かい魔力を放った。きっと己の魔力で技を狂わせそうとしてるのだ。
俺、このままじゃあ死ぬ。俺は、このレベルの戦いにはついていけない。剣聖とかに守られてばっかじゃこの戦いで生き残れても次の戦いで生き残れるかもわからないしもう一度戦えるのかもわからない。だって俺には自信がないから。何度も思うが破壊された自信はもう戻らない。簡単に言えば、あった家を壊して更地にするようなもの。更地にする?更地になった土地はどうなる?また家が建てられるんじゃないのか。別のものが立つかもしれない。畑かもしれない。つまりこういうことか、破壊は何かを作り出すこと何かを創造する土台だ。俺の自信は破壊された。つまり新しい自信が生まれる。そう思った時俺は動いた。魔神に向かい抱きついた。
「お前離れろ。」魔神は魔力を放っていない手で殴ってきた。だけど俺は離れない。
俺は竜神にこういう。「こいつを倒してください。」そう言った。龍神は何か俺に言おうとしたがすぐに切り替えて技に集中した。
「助かった。」龍神のその声が聞こえたあと意識が消えた。
ーーー
「お前たちのおかげで魔神を封印することができた。ありがとう。」竜神がそう2人に言う。「封印?じゃあまだ生きてるのか。」武神が竜神に聞いた。
「ああそうだ。魔神は生きてる。あいつもな。そろそろ行くじゃあな。」竜神はそういいすぐにどこかにいった。「剣聖お前どうするんだこれから。俺のとこ来るか?」モグッラが聞く。「いや。私はキールと帰る。陛下に伝えないといけないからな。戦争に勝ったと。」




