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ヤンキーが妙に俺に絡んでくるけど推しのエロゲ声優だからどうということはない  作者: 夕凪
第三章 夏休みなのに彼女とイチャイチャできないのは、余計なフラグを建てまくったのが原因である
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禁断の園ってなんなのですか?

ざーさんと涼浦が俺達がいる喫茶店に入り、そこで一度お昼ご飯のサンドイッチを食べ終えた後改めて楽曲を作ることになった。ざーさんと涼浦は、カースト上位のリア充高校生であって、最新の楽曲を初めオッサン世代から人気を博した懐かしの名曲までとありとあらゆるジャンルをも知っていたので、近くのカラオケ店で夏歌を適当に歌いまくっていた。





『~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~』

「いえーーーーーい!!!どうだった!!」

「ダメね・・・・・おさげの貴方はいいとして、そこの小さい貴方は途中から音程が高いわよ」

だがそれでも、理想の歌はなかなか思い浮かばず逆に不機嫌になり周囲に当たっているように見えた。




「はぁ、歌い終えた度にいちいちダメだししないでくれる?ウザいんだけど」

「なにを言ってるの?ここに連れられた上にこんな不協和音に似た歌を聞くのは不愉快極まりないんだけど。こっちは歌手としてわざわざ教えてあげてるんだからこっちが感謝して欲しいくらいだわ」

「はぁ?」

このように涼浦が歌うたびに、寧々はダメだし(本人は指導)をしてるのでヒートアップしていた。

すまん涼浦、これは人の心が分からないんだ・・・・・・





「たく、つまらない時間を取ってくれたわね。こっちには休日でもやることがあるのに・・・・」

「やることって、ただ、ジムで筋トレやら家でボッチ演技してるだけだろ?」

「マネージャうるさい!!!」

「はい・・・・」

そんな睨まなくても全て本当の事だろ。松村さんから事前に話を聞いたけど彼女は、余程の仕事の虫のようで、オフの日ではまともな休日をとらずにずっとジムでトレーニングやら、発声練習やら役作りなど遊ぶことより自分の演技の飛躍の為に身体を削っているらしいのだ。




それが原因で今年の春ごろには身体を壊しイベントが中止になる事態になったのも関わらず懲りずに自分の身体をいじめていたので日々前のマネージャーと口論になりそれが原因で前のマネージャーが辞めたらしいのだ。

なんでその次が俺なのかというと、恐らく俺なら無茶な事をやっても許されると思われてるうようだ。まさに我がままの化身だ。



「ねぇ、マネージャー・・・・」

「あ?」

「もう帰っていいかしら?ここに入ってからもう5曲くらい彼女の歌を聞いても新曲のヒントには何一つも浮かばないわ。まったくどうしてくれるのよ。時間の無駄じゃない。まぁいいわ。今ポケットマネーで10万あるからこれ置いて帰るわよ」

「そうは言ってもな・・・・」

確かに時間の無駄をさせたのは俺かもしれないけどそれでも俺が本当に間違ったことをしたとは思ってないからな。




そんな中、次の曲を歌い終えようとしているざーさんが寧々にマイクを渡そうとする。







「ねぇ寧々さん次、歌っていいかな~~~」

「そうだし、ぜひ一流の声優の歌唱力とやらを見せてもらおうじゃないか」

「はぁ?なにを言ってるのかしらこっちはもう帰るわよ」

すでに遅くざーさんが常に設定した楽曲は公方寧々の持ち歌だった。

ちなみにその歌は『曲芸のエチュード』という曲で、これが彼女の芸能人生で初めて作詞作曲した曲のようで、アニソンとして有名らしく一部のアニメファンではコアのファンがいるくらいヒットしてるようだ。






「たく、しょうがないわね・・・・しっかり聞きなさい~~~~~~~」

そんな予期しない自分の持ち歌で仕方なく口を開きその美声をこの個室内に響かせた。

~~~~~~~~~~







結局その歌を最後にカラオケ店を出て別れを持ちかけようとしたが、先ほどの持ち歌でテンションが高くなったのかもう一回、ざーさん達の楽曲考案の旅を続けることになった。

「いや~~~~~~~寧々さん凄かったよ。感動しすぎて正直濡れちゃったよ」

「濡れた?貴方なにを言ってるのかしら?」

「こるぁ!!!なに有名アイドル声優にさりげなく下ネタ発言してるんだぁ!!!」

「貴方もよマネージャー少し声が大きいわよ」

「すまん」

いかんいかん。無意識にツッコミが衝動的に出てしまった。変装状態でキラリと輝くサングラスが俺を睨んで、背中を貫く感覚を感じてしまった。





「ところで今度はどこについていけばいいのかしら?」

「それは来てみたら分かりますよ」

「分かったわ・・・・でもせいざい期待はしないでおくわ」

相変わらずの冷たい発言ながらもざーさんは明るく案内をしていた。




だが、それに対し涼浦はさっきからなにやららしくないように、無口になり後ろを気にしていた。





「ん?おいどした涼浦・・・・」

「はぁ、なんなん?大河・・・」

「いやお前さっきから異様に大人しい感じがするんだけどどうしたんだ?」

「大河・・・・さっきから誰かついてきてね?」

「は?」

俺は後ろを振り向くが、今は昼頃なので人がやや賑やかになっていたせいか人がつけているとは思わなかった。

おおよそ涼浦の妄言かもしれないが念の為に話を聞くことにする。




「いつ頃だよ」

「たぶんだけど、うちらがあの喫茶店に入った頃くらいか・・・・たぶんそのままカラオケ店も入ってる思うんだけど!!これストーカーじゃね?」

「この前、ゲーセンで俺らに絡んで来たチンピラ軍団じゃないのか?いやお前ビッチだから、結構のヤリ仲間が付きまとってんじゃないのか?」

「この際だけど、アンタのそのお花畑の脳天に一発食らわした貰いたいんだけど!!!」

「スマン冗談だ」




「まぁ・・・・・あくまで想像だけど・・・・一応注意はした方がいいし、なんせああいう、アイドル声優ってのは、陰キャに一番的にされやすいしね」

「お前、やっぱ変わったな・・・・」

「はぁ。変わったないし!!!そんなしつこくすっと、パンツ見せるぞ!!」

おいおいムキになんなよ。これ以上言うとざーさんのエロトークを耳元で囁く刑に処すぞ。

とはいえ、後方には気をつけないとな・・・・





「ちょっと二人共なにしてるの。ほらもう着いたよ」

「え・・・・・咲那・・・・・ここって・・・・・・・ええ・・・・・」

「どういうこと?ここ本屋なのだけど・・・」

涼浦はその場所を見た時コンピューターがフリーズしたようにカチコチになったいた。

それもそのはずこれはただの本屋ではなく、主にムフフなDVDやエロゲさらには大人なおもちゃなどが揃えているいわば大人の本屋というやつだ。

勿論中に入ると全年齢向きの中古本や同人グッズなど置かれているが内部構造のほとんどが18禁ブースなので入ったとたんに18禁のカーテンがあるので、俺は勿論樹でさえ行ったこともない禁断の領域だ。




「それじゃ行ってみよーーーーーーーーー」

「仕方ないわね・・・・」

「おい、ちょっと待ってーーーーー俺らまだ高二だろ・・・・って行ってしまった」

「お・・・・・・・おいちょっと待ってほ・・・・・欲しいんだけど・・・・」

俺の話を聞くことなくその店に入ってしまい無論その光景に未だに涼浦は動揺を見せていてまともに入ろうとできない。

こんな挙動不審じゃ入る前から怪しまれるので涼浦をここに待機するようにして俺は、あの二人を連れ戻す為に未知の園に足を踏み入れた。


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