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気持ち悪いです・・・・・・・

翌日の金曜日のとある休み時間、昨日はいつも通りに深夜アニメを見た後少しエロゲをしたせいではんばウトウトとしてる中いきなりドンと大きく机を叩き俺は目を覚ます。すると目の前にいたのは心配そうな顔立ちをしていた樹と宗介だった。



「おい、みゃこ大丈夫か?」

「あ?なにがだ?」

「何?って九頭竜の事だろ?お前本当にあいつと付き合って大丈夫なのか?」

「大丈夫って何がだ?」

「都?昨日九頭竜さんを家に上げたよね?なにかされなかった?」

「おい、宗介なんでそのこと知ってるんだよ」

「実は昨日の夜、美国さんから電話がかかってきたんだ。『うちの弟がヤンキーにもてあそばれてるんだ。何とかしてくれっ』泣きそうな声で心配そうにしてたんだよ」

あの姉貴・・・・昨日は、九頭竜を送ってやれと、かっこよく言った癖に、裏では心が折れそうじゃねぇか・・・・・いい加減弟離れしろよあのブラコン・・・・

その時宗介と樹はさらに近づきこそこそと話す。



「で、都昨日の事は大体聞いたけどそれ以外の事はしてなかった?」

「なんで同じことを聞かなくちゃいけないんだよ」

「ほら、美国さんが言えないことをしたんじゃないかと思ってさ。心配しなくても美国さんには言わないよ」

「そうだ。言った方が賢明だ。お前がどんなマゾプレイをされたか参考にしたいしな・・・・」

「お前はただ、その武勇伝を聞いて、今夜ヌくつもりだろ。友人の体験を妄想してヌくとはとことん陰険な奴だな。このドMエロゲオタクが・・・・・」

「なんだと、誰がドMだ」

お前だよ。というかお前以上のドMは見たことがない。なんせこいつは二次元、三次元関係なく先輩、後輩、母、祖母、妹、従妹、はとこ、幼馴染、アイドル、女優、声優、風俗嬢、OL、教師、生徒会長、殺し屋、人妻、ヤンキー、ギャル、文学、理系、体育会系、ボクッ娘、眼鏡、バニーガール、ナース、二重人格、記憶喪失、レズ、エルフ、ドワーフ、天使、悪魔、幽霊、電脳少女、機械、残像思念、女王様、奴隷、ゾンビ、ホムンクルス、竜娘、獣人、宇宙人、未来人、超能力者、侍、忍者、奴隷、踊り子、魔術師、巫女、シスター、メイド、チャイナ、女騎士、褐色、白人、アジア系、アマゾネス、病弱、暴力女、男装、池沼、放浪者と女性であれば悪口を放てば堕ちる奴だからな。








「お前本当にそう思うのか。なら、ここにいる宗介をじっと見ろ。女子の制服を着れば女子と思えるほど違和感がない顔をしてるだろ?こいつを男というのを忘れて女と思え。そして、宗介、お前はこいつに向かって可愛く、『死ね♡』と言え。そしたら自ずと答えが出るはずだ」

「本当に言ってもいいのそれ?」

「上等だ。お前の言う通り、宗介が男というのをいったん忘れてやる。好きに言いやがれ。宗介」

良し乗ったぞこの馬鹿。俺は宗介をより女ぽく見せる為に姉ちゃんがくれたワックスを使い、俺なりの短髪少女を想定して髪を分ける。するとどうだろう。顔だけ見たら、そこらのスポーツ少女に紛れても違和感がない、ボーイッシュ女子の歓声だ。

俺はさらに姉ちゃんがくれた手鏡で宗介を渡し自分の顔を見る。すると以外にも好印象なのか結構宗介は気に入ってくれたようだ。

というか本当に女にしか見えない。ノーマルなのに別の扉を開けそうな感じがしてきたぞ・・・・・・






「こ・・・・・これが僕なの?本当に女の子みたいだ」

「た・・・・・・確かに想像以上だ。こい!!!」

宗介のこの姿はこの一つの机で三人が囲っているので他の人は見えないが、その狭い空間で、樹は顔を叩き気合を入れており、宗介は自分なりに女みたいな顔を想像し、放つ・・・・・






「・・・・・・・・し・・・・・・・死ね♡」

「・・・・・・・・」ズキュン

意外と秒殺の結果だ。宗介の恥ずかしそうな乙女顔からの死ね発言で、樹は赤く沸騰し、文字通り興奮していた。まさか野郎まで対象内に入るとか想像以上にひくな。





「こ・・・・・これでいい」

「ああ、上出来だ。髪を元に戻してやる」

宗介も自分でやってものすごく恥ずかしくしておりすぐ様に元の髪にするように要求したので俺は元の髪に戻す。樹は、さっきの影響で意識が飛んでいるように見えた。これはしばらくは目が覚めないから次の授業になると叩き起こすか・・・・





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