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死神界探訪記  作者: ミドリ
フィルド・ノーズ市役所〜即撃〜NIGHT飛行と夢

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9/16

フィルド・ノーズ市役所① ミドリ視点


「いいですか?」

口酸っぱくセレちゃんが言う。本日3回目、通算5回目だ。


「フィルド・ノーズ市役所は、死神会でも高水準の警備を誇ります。もし正体がばれたら逃げてください」


「無理では?」


「もちろん、私も同行しますので安心してください、煙幕も持ったでしょう?」


僕は手渡された球体の小型煙幕を見つめた。


「まぁ、受け取るだけですぐですから」


「あと、ハニトラにも気を付けてください、死神は美人が多いですから」

「あなたが一番ですけど」

「/////」


「じゃあ、行きますか?」


―――――――――――――――ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


僕らは、病室を出て、病院から出ているバスに乗って

市街地へ移動した。


ところで、皆さんは車窓は好きかな

僕は車や電車に乗るとすぐに寝ちゃうんだけど、

寝ようとしたら叩き起こされた。


こんな虚しい事ないよ。


久々にバスから景色を見た。

朝なのに夕方の色をした空と、今向かっている街の

家々の屋根が照らされ、反射した光が眩しい。

この世界にも太陽があるのだろう。


セレちゃんは昨日の疲れからかウトウトしていた。

でも、手だけは離してくれなかった。

そんな心配か? 子供じゃないのに。


しばらくして、バスが停泊した。


「ディープ・スプラウト前〜

 ディープ・スプラウト前〜」


どうやら集合住宅の前に止まったようだ。

人々が行き交い、少し窮屈になった。


さて、次のバス停が目的地だ。

セレちゃんはいびきをかいていた。




「フィルド・ノーズ市役所〜

 フィルド・ノーズ市役所〜」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「着きましたね〜」

目をこすりながら、彼女はバスを降りた。


以外とすんなりここまで来てしまった,,,

瞬間、彼女がキリっとする。

「気を付けてくださいね」

「え?」


「もう警戒されています」


市役所の中に入ると出入り口の所に一人、

受付の所に二人、警備の様な人がいた。


「あそこで新聞を読んでいる人もです」

セレちゃんが小声で伝える。

思ったよりも囲まれているらしい。


「ほら、番号札、取ってきてください」

僕は窓口の人に番号札を貰い、待機スペースのベンチ

に腰掛けた。


堂々と、と言われたが正直無理だった。

昨日逃げた時のセレちゃんも、それに追いつく追手も

早すぎて、ずっと目を瞑っていた。


結局、ずっと下を向いたまま順番を待った。


「75番の方〜」


やっと順番が来た、さっさと帰りたい。

セレちゃんは付いてきてくれないらしい、座って待ってる。と言われた。



,,,,手続きは一瞬だった。

昨日の時点で情報をまとめて出していたのだろう。

セレちゃんがすぐ終わると言っていたのも納得だ。


終わったので、セレちゃんに報告だ。

下を向いたままのセレちゃんに話しかける。


おーい

反応がない?


というか周りの人は何処に?


瞬間、僕は服を掴まれぶっ飛ばされた。

僕の上半身が露わになっていて、飛ばされた先の破片がおそらく刺さっていた。


目の前には、巨大な3つの頭がある犬がいた。

おそらくケルベロスという物だろう。


,,,,,上に人が乗ってる!?


「第一フェーズは終了。次は、目撃者の削除かな?」






逃げなきゃ、死ぬだろう。

しかし、足はもう動かない。




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