探訪記③
しばらくすると、フィンさんとちっちゃな死神をつれた、白衣の子供がやってきた。
ちょっとベタ過ぎるだろ。
「彼が、例の人間かい?」
「はい、すでに話せる状態です」
「うむ」
そうすると、子供がこちらによってきた。
「どこか痛いところはないかい?」
「いや、大丈夫です、ありがとうございます」
「じゃあ自己紹介だ、私の名前は、ルスト・コーリェ。
良く覚えておきたまえ」
「はぁ」
「君の名前は?」
「僕は、青田ミドリです」
「アオダ?君はつまり日本人だね?」
「はい」
なるほど、とうなづきながらちっちゃい死神が持っていたノートにメモをし始めた。
まるで、取り調べのようだ。
「ここはね、私が所有している施設なんだ」
「え?」
「さっき君は、窓の外を見ていたね、確か今は12時半だったから子供が遊んでたろ」
「はい」
「ここは、学校と病院、そしてこの私の、国家機密ラボがあるのだ」
「機密じゃないんですか?」
「あ」
以外とあほの子属性持ちなんだな、この子
「すまん、忘れて。」
さてと、そろそろ来る頃かな。
「何が?」
「あぁ、警備隊のヤローどもだよ」
「君の存在はトップシークレットだからね、気を付けなよ、警備隊につかまると死ぬよ」
「えぇ,,,」
「じゃあ、移動しましょうか」
そうして僕らは、病室を離れて、廊下に出た。
「あれ、こんなところにいましたか」
「ヤバ」
ごめん、嘘嘘 気づけば僕は病室に戻っていた、一瞬で。
いつの間にかナースに抱きかかえられていたんだろうか。それくらい一瞬だった。
「まずいですね、このまま逃げますよ」
「は?」
僕とフィンは窓を割り、外に飛び出していた。ビル換算だと5階ぐらいかな?
「うわあああああああああああああああぁぁぁぁ!」
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「どうしました?そちらの病室が騒がしいようですが」
「ああ、新しく精神疾患の患者も取り入れようと思って、ちょっと暴れてます」
「嘘つけ、目がすごい泳いどるやないか」
「さっき逃がした人間だろ? ここにいたのか」
「いや、もう下にいるのか、すごい度胸だな、君のナースは」
「どうも」
「とにかく追うか、だれか! このちびっこの見張りを頼む!」
「ちびっこいうな!!!!!」




