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死神界探訪記  作者: ミドリ
きっかけ〜探訪記〜ホントの話

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3/16

探訪記①

何処から出てきたのだろう。

僕の身長ほどある大鎌が僕を指していた。

「悪いけど、今月ちょっとノルマ足りてないんだよお」

「だからさ、犠牲になってくれ〜」

僕は来た道を急いで戻っていた、あの大鎌を持ちながらこんな森を走るなんて不可能だ。


と思ったら何かにぶつかった、女性の体とは思えないほど硬かった。僕はよろけて地面に座り込んだ。

「大丈夫? すごい勢いでバリアに突っ込んだけど」


「ま、このほうがやりやすいか」

瞬間、僕は裂かれた。

だが意識が途切れなかった。

「この鎌さぁ、[幻肢痛]って言ってさ」

「ほんとは切れてないんだよ、痛みはあるけどね」


まだ頭がクラクラする、視界もグラグラしてきた。


「痛みのショックで、魂を飛ばすんだよ」

「でも、頭ぶつけたから、ショックが届いてないんだな」


逃げなきゃ。

「珍しいもん見れたし」


逃げなきゃ。

「それじゃ」


逃げなき


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さて、どうするか。

見られているな、少し時間食ったかな。言い訳が面倒くさいな。

「キラっちだといいけど」

何処からか、音もなく、天使が舞い降りた。

「あなたですか?」

「何が?」

「この辺りで魂を偽造して提出しているのけもんがいるらしくて。」

「知らないよ? ワタシココハジメテダシー」

「もうお前やんけ、結構重罪よこれ」

そうだ、魂の偽造は死神六法にしっかり引っかかっている。

「確か3年何も出来ないんだっけ?」

「30年だバカ、もうお前終わりや」

へぇ~と、ちょっと考えてみると結構なことだ。

「とりあえず連れて、あれ?」

ん?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

体が痛い、頭が痛い、でも逃げなきゃ。

あの天使ヤバい、凄い血の匂いがする。

結構大事になってそうで安心した、僕は気付かれずに森の外までやって来れた。

「病院、病院行かなきゃ」

そういえば事故はどうなったのだろう。


目の前に広がる光景にゾッとした。

「ここ、ドコ?」





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