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死神界探訪記  作者: ミドリ
きっかけ〜探訪記〜ホントの話

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2/18

きっかけ 

この作品を手に取ってくださりありがとうございます。

僕の物語は、あなたには想像もできない様な体験をした

一種のレポートの様なものです。

気に入らなければYouTubeでも見てください。

ただ、誰かに読んでほしいのです。         


                    ミドリ


                    


青田ミドリ それが僕の名前。

生まれた時期が夏で、母が入院中窓際だったから

木々の緑がよく見えたらしい。

でも、正確な事は分からない。子供の頃の記憶は曖昧であること、そして母は僕を産んだ時、死んだ。


そのせいで、僕には他の兄弟ほど愛を貰えなかった。

虐待とまではいかないだろうが、嫌がらせの様な物

だった。


だからすぐ、僕は家を出た。大学を遠い場所にして。

家族のいない生活は、普通だった。

18で家を出た時は、家庭のなかでも無視が続いた

からだ、寂しいなんて一度も考えなかった。

大学で友達はできた、バイトもそれなりに楽しかった

でも、何か満たされない日々が続いていた。


あの日から、日記を書くことにした。

僕は生まれつき、物覚えが悪いからと、手帳をくれた

父を思い出しながら。


あ、死んでないからね、父さん。

この当時は生きてたと思うよ、多分。

せっかくなので初日の物を書いてみました。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

7月25日

今日から日記を書く

内容の案が思いつかないので

ここで終わり

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


,,,失敗だったかな、かすれてる部分が多いし。


この7月25日は、僕が死神界に入った日だ。

きっかけは、電車の事故だった。外に投げ飛ばされて

森に僕の体が突っ込んだ、そのおかげか僕は無傷

だった、しかし電車事故は凄まじいもので、その後

バランスを取ろうとして市街地に突っ込み、乗客や

そのあたりに住んでいた人にも被害が及んだらしい。


後述するが、帰ってきた時に「あんた生きてたの!?」とバイトの先輩に言われたのは、

ちょっと傷ついた。



正直、そんな日に書く日記ではないだろ。


つまり、それがきっかけ。結構深い森で外に出れなかった。,,,いや、出たくなかったんだと思う。

この直近で嫌なことがあったから、ちょっとブルーが

入ってたのだろう。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

しばらく歩くと、人を見つけた。

上半身は黒と赤の混ざった様な服、胸の金色のボタンが嫌に目についた。下半身は長めのローブ?のようだった。冬はちょっと寒そうだなと思うタイプのやつ。

そして、なぜか頭に白い奴が付いていた。

結婚式でつけるやつだと思う。


その他諸々を見て、女性なんだなと思った。

現代だと、こんな森の中でこんな格好してたらもう

コスプレ◯◯◯か◯◯撮影かどっちかだろうと思う。


少し時間が経ってから、話しかける事にした。

「すいませーん、ここで何してるんですか?」

「うわっ、人間? なんでここに?」

「え?」

「入り口近くに人間がいるなんて初めてだ」

「はい?」

「まあいいや、迷子?」

「いや、迷子じゃないです」

「そっか、申し訳ないけど」

「殺すわ」


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