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最終日 駅へ

宿を過ぎて、大通りに差し掛かった荷馬車の横を、青い影が駆け抜け、音も無く一瞬で角を曲がり消えて行った。老いた馬は立ち止まり、様子を窺うふうに耳を立てている。影が通った後は、そこだけ水を撒いたかの様に濡れていた。その濡れ色に染まった石畳の筋をなぞる様にして、黄金色の輝きが駆け抜け、角を曲がって行った。手綱を握ったまま眠っていた若い馭者が、眼を開き、辺りを見回す。首を傾げて、不思議そうに濡れた道を見た。欠伸一つ、身震い一つして、手綱を振るう。車輪が軋み、蹄の音が響き始める。

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