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最終日 間抜けな口笛

「お、弟たちよ…すまん、不甲斐ない兄を許してくれ…お前たちの仇は必ずや、この手で取ってやろうぞ…」

「いや、仇ってそもそも死んでないし…待機画面中に壊れた時は、おっちゃん達が出てくるってだけで、臭いとか汚いとか、余計な事いわなけりゃ、おっちゃん達が新品と交換してくれるのに、馬鹿にする方が悪いんじゃ無いの?」

「言うに事を欠いて、我が悪いと申すか!…ならば問うてやろうではないか。聞くがよい、傲岸不遜な魔女よ。我らと同じ、何も知らぬ状況で、視界のまったく効かぬ霧の中で、恐ろしく不快な匂いが漂っていたとして、そなた、何も言わずに黙っておれるのか?」

「うっ!……えーと、仮定の質問には答えられないって言うか……今日は晴れて良かった!本当に、今年は夏が長くて、ここに来てようやくちょっと涼しくなって、良かったかなって思います!!」

マルコは金兵から目を逸らし、口笛を吹き始めた。あまり得意では無いらしく、フーフー、と息が漏れる音が2人の間に流れている…


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