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最終日 (長いなぁ…早く時間過ぎないかな)
マルコは小さな欠伸を漏らしたが、3人の演説は留まるところを知らない…
「思えばあの日…我が国が祝祭の開催権を勝ち取ったあの日から、苦難の道は始まっていたのだ…本当に、辛い日々だった…お前達にも苦労をかけた」
「何を言われるか!我等など、兄者の苦労の足元にも及びません!そもそも我等は、兄者にご教示頂くまで祝祭が如何なるものか、知りもしなかったのですから!」
「そうですとも!私など、未だにあの《祝祭ID》なるものは何なのか、分かっておりません!それに丸鏡の複雑な操作といったら、苦痛以外の何物でも有りません!」




