表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

「文時の弟子、一の座を占め、最貞の速記、神仏の座のこと」速記談6036

作者: 成城速記部

 菅原文時の弟子たちが、二つの組に分かれて座したとき、文章の座には慶滋保胤が第一の座を占め、才学の座には林称文が第一の座を占めた。そこに藤原最貞が参上し、論争を企てた。文時が、最貞の主張を確認すると、最貞は、私は切韻文字の本文も、速記指導書三冊目のことも、知らないことは何もありません、と答えた。しかし文時は、速記のことを神仏の技術だと考えていたため、第一の座を変更しようとはしなかったという。



教訓:学問の道は人間の所業で、速記が神仏の所業であるとするのは、慧眼である。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ