【GL】デビューして半年で登録者50万人とか、私って凄すぎ!!!私みたいな幼なじみがいることを誇りに思いなよー?(調子に乗っている)
何か書きたくなって、勢いで書きました。
「わー!遂にここまで来れた!!50万人サイコー!!」
配信画面をチラ見しつつ、カメラに向かって喋る。
あっはー!笑いが止まんないねーー!!!
軽い気持ちで始めた配信活動だけど、私が美少女過ぎて、お小遣いどころか最近は税金がかかるぐらい稼いでいる。
いやー、真面目に働いてる人に悪いな~笑笑
「ちょっと短いけど、今日は終わるねー。また今度時間を取って長めに配信するよ。
んじゃまたねー」
配信が閉じたことを確認しつつ、ふぅと息を吐く。
「ん、お茶ちょうだい」
「は、はい」
私はカメラの裏側に座っていた幼なじみにお茶を準備させる。
この子は新川 美鈴。幼稚園の頃からの幼なじみ。
黒髪黒目で、ぱっつんメガネ。美少女の私と違って、垢抜けない地味な子。
スレンダーなモデル体型の私と違って、気の小ささと反比例するように胸と尻が大きい。
まあ、どう考えても私の方がモテる容姿だと思うケド。
この子はオタクで機械に詳しいから、私の配信の手伝いをさせてあげている。
ちゃんとお金も渡してるし、つくづく私って優しいなって思う。
「ねえ、ご飯は?」
「あ、えっと、今日は肉じゃがです」
「えー、地味だなー。せめてオムライスとかあるでしょ」
「ご、ごめんなさい」
「まー美鈴は昔から気が利かないしね。私は優しいから許してあげる」
「ありがとう…」
土日は両親がよく出かけてるから、近くに住んでる美鈴にご飯を作らせてる。
まあ、私のためにご飯を作れるんだから、幸栄に思ってほしい。
味は美味しいけど見た目が地味な昼食を食べて、部屋でゴロゴロする。
「あー、そこもうちょっと入念にやって」
「は、はい」
「もういい。次は太ももをして」
「うん…」
綺麗な足を保つため、美鈴にマッサージをさせている。配信中はずっと座ってるからむくみがちだし。
美鈴は小さい頃からマッサージをさせているから、そこそこに上手でつい眠たくなってしまう。
「ちょっと私は寝るから、そのまま全身頼むわね」
「う、うん、分かった」
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「早苗…寝た?」
ベッドで横になっている早苗に声をかける。
「…あはっ、無防備に寝ちゃってる」
この子は昔から、1回寝ると何をしても起きない。
それが昼寝だったとしても。
…幸せそうな顔だね。
「早苗はさー、私がどうしていつも良いように、貴女に使われていると思う?」
まあ、返事がない事は分かっている。
寝ている早苗の顔に手を添えつつ、唇を舐める。
「それはこうして、いつも身体で払ってもらってるからだよ」
私は早苗に口づけをし、そのままいつものように舌をねじ込む。
静かな部屋に、私たちのキスの音が響く。
早苗の口はいつも甘い。多分、私と相性が良いんだと思う。
普段は口が悪いけど、寝てるときは素直。もうすっかりキスに慣れきっていて、私が呼吸のために離れようとすると、寂しがるように最後まで舌を絡めてくる。
こういう所が可愛くて、つい身体が熱くなる。
「そんなに寂しそうにしなくても、いくらでもしてあげるのに」
早苗の頭を撫でながら呟く。
「あーでも、最近ちょーーーっと、調子に乗ってるよね。
ついイラッとしちゃうことも増えたし…」
顔を赤くして息が荒いのに、それでも起きない早苗を見る。
「そろそろ1回、落ち着いてもらった方がいい…かな?」
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今日は朝からなんとなくイライラする。
せっかくの日曜なのに天気も悪いし、なぜか配信サイトが混雑してて落ちてるし。
配信も出来ないから暇だし、配信で話して気張らしも出来ない。
だから美鈴を呼んで、遊び相手にしてあげた。
「あっはは、いつもゲームしてるくせに、美鈴は弱いね」
「え、えへへ…」
美鈴が持ってきたゲームを2人で遊ぶ。
普段は配信ぐらいでしかゲームはしないけど、美鈴が弱いから楽勝出来ちゃう。
「あー、ちょっと気晴らしになったかも」
「そ、それなら良かった」
「疲れてきたし、昼寝するから。あんたはいつも通りマッサージしてて」
「う、うん」
眠りが覚めてきてる。水底から浮かび上がるように、意識がしっかりしてくる。
あれ、マッサージしてるはずの美鈴がいない。
一言文句でも言うために身体を起こして…あれ?
「え、なにこれ…?」
ベッドの上に大の字に拘束されてる。
手足にはおもちゃの手錠が付いていて、その先はベッドの手すりに付けられている。
「ちょ、ちょっと!みすずー!!!」
大声を出して1人しかいない犯人を呼びつける。
すると、すぐにドアが開いて、美鈴が何食わぬ顔で部屋に入ってくる。
「美鈴!!あんた何のつもり!?」
「何って…早苗を躾けようかなって」
「はぁー?何言ってんの??
そんなことより、早くこれ外しなさい!!」
「はぁ…せっかく可愛い顔してるのにこれだからなぁ…」
美鈴が近付いてきて手錠を…
「ちょっと、なんで私の上に乗るのよ。必要ないでしょ!」
「いやー、その口を塞ごうと思って」
「んむっ!?」
私、美鈴にキスされてる!?初めてなのに!?!?
「んー!んー!!!」
こいつ、舌まで入れてきた!?
そのまま、体感1時間以上経った気がしてから、やっと終わった。
「はぁ、はぁ…美鈴…!!!」
「どう?気持ちよかった?」
「んなっ!?」
こいつ、どうして気付いて…!
「ふふっ、その様子だと気持ちよかったみたいだね?」
「そ、そんなことない!!」
「嘘だぁ。だって…」
美鈴はポケットからスマホを取り出すと、私に画面を見せてきた。
そこには…はぁ!?
「ちょっ、なんで裸の私の写真が!?しかも、これって、結構前じゃ…!」
写真の私はショートカットだった。
中学生の頃は、運動部だったこともあって髪を短くしていた。
でも、高校に入ってからは帰宅部だから髪を伸ばしている。だからこの写真は…。
「ふふっ、中学生の頃の早苗はもうちょっと言葉遣いも良かったし、可愛かったなぁ。まあ、今も可愛いけど」
「ねえ、これってどういうこと?」
「ふふっ、怒っちゃって可愛いね」
「うっさい!早く言いなさい!!」
「うーんと…早苗はさ、いつから私の前で昼寝し始めたっけ?」
「はぁ?そんなの覚えてるわけないでしょ」
「そっか。いつだったか、早苗が寝てたときにちょっとした好奇心でコチョコチョをしたの。でも早苗はくすぐったそうにはするけど、どれだけしても起きなかった。
それで私は楽しくなっちゃって、その頃から早苗が寝てる間にイタズラをするようになった。
でまあ、私って早苗のこと好きだったし、気付いたらキスしたり脱がしたり色々してたよね」
「なっ…美鈴、あんた…」
「ふふっ、ごめんね。でも、早苗も悪いんだよ?
いつもいつも私に意地悪ばっかするんだから。
いくら私でも、ついついやり返したくなるよね?」
「それは…でも、こんなことまでしなくても…!」
「いやー、私も悪いなぁとは思うんだよ?
でも最近は配信が上手くいってるからって、ちょっと調子乗ってるしさぁ。
このあたりで落ち着いてもらおうと思って」
「は?意味分かんない!!早くこれ取って!!!」
「はぁ…いつからこうなっちゃったかなぁ?昔は素直だったのに。
まあいいや。
早苗は気付いてないと思うけど、早苗の身体は既に私の手で開発されきってるの。
だからキスも気持ちいいし、それ以外も…ね」
「美鈴、あんた本当に…!!!」
「じゃあ今から、早苗が素直になるまで躾をするね。ちゃーんと、気持ちよかったら言うんだよ?」
「ちょ、待って、やめっ」
「ねー、こことかどう?」
「んっ、やめなさい…!!!」
「じゃあこことかは?」
「はぁ、はぁ…別に…っ」
「そろそろ認めなよー?」
「しらないっ…!」
「ねえ、素直になった?まだなってないなら…こんなのも準備してるんだけど…どう?」
「それはっ…ご、ごめんなさい、もう許して…」
「ふふん、よろしい」
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「皆さんこんばんは。今日もありがとうございます!!
……えっ?最近雰囲気が落ち着いたって?
え、えっとその…と、友達に、注意されたというかなんというか…えへへ。
これからも、皆さんと一緒に成長できたらなぁって思ってるので、応援お願いします///」
「み、美鈴…どうだった?ちゃんと出来た…?」
「うん、良かったよ。皆にお礼言えてたし、可愛かったよ」
「そ、そっか…!じゃ、じゃあ、いつもの…してくれる?」
「もちろん。さ、こっちおいで」
私は美鈴に抱きついて…そのままキスをした。