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第六科学が世界に生まれて  作者: 桑鷹三好
魔素編
28/67

一橋千尋への実験協力2

皆様の二次創作お待ちしております。

「さて、ここまでいろいろ議論したけれど、実はこれがモンスターの骨だとは思わなかったけれど動物の骨だってことまでは調べられたんだ」

「え?」

「普通に最新の検査装置にかけたからだけれど」

「……」


 じゃあ今の議論何だったんだよ。


「何か変な顔しているけれど、君はこれがモンスターの骨だって言われて疑わなかったよね」

「ああ、はい」

「どうして?」

「どうして、とは」


 そう聞き返すと、一橋先生は面白そうに答える。


「多くのエンバンティアの生徒はダンジョンのモンスターが倒すと霧散するから、ドロップアイテムなんて呼ばれる部位しか残らないのを知っている。例えば、肉とかがドロップアイテムのモンスターなら全身残る場合もあるけれど、種類によりけりだけれどモンスターごとに残る部位は違う、ここまで言って想像はつかない?」

「つまり、骨がドロップアイテムのモンスターでもいない限り、エンバンティアの生徒はまずモンスターの骨だとは思わない、そう言う事ですか」

「そう。質量を無視して霧散するなんて意味不明な現象が起きているのも不思議だけれど、それで特定の部位だけ残ることに疑問を抱いていないから骨が残るところを見せられない限りまずはモンスターの骨かを疑うんだ」

「じゃあ、俺が最初に信じた時点で」

「よっぽど人の話を鵜吞みにしやすい人か、実際にモンスターを倒して骨が残るのを目撃したっていう情報が本当かだなって」


 ……。


「因みにだけれど本当は違うとかないよね」

「ないですよ」

「そっか、よかった。じゃあ話を戻すけれど、私はこれが動物の骨だと思っていた。しかし、君のおかげでモンスターの骨だと分かった。だから私は次の話に持っていけるんだ」

「次の話?」


 そう言うと、一橋先生は何か機会を取り出して、それから何か測定用の端子を引っ張って接触させている。


「ふうん、やっぱり針は振れている。一応何かはこの骨の粉末にもあるんだ」

「あの、何をやっているんですか?」

「何かを測っている」

「は?」


「いやあね、魔法を使った時に魔法に触れさせると針が触れる装置なんだよこれ」


「ハァ⁉」


 それって、要するに魔法かどうかを測定する装置⁉ でも。


「それ、骨ですよね」

「そう、普通は針が動くはずないんだ」

「じゃあ、どうして」

「これは私の仮定だけれど多分『魔素』という未知の物質か何か存在が魔法がある場所には沢山あると言えるんだ。そして、その魔素は大気中やドロップアイテムなんてエンバンティアの人が呼んでいる物質にも一定量残ると思われる。何て感じかな」

「何てって」


 この人は自分が何を言っているのか分かっているのか?


正直今日は短いですが、他に書きたい二次創作が出てきたりリアルで事情があるのでお許しください。

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