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歪な画家はやがて恋をする  作者: さきのえ
4/14

4話(男性視点)

俺は合コンボウリングと聞いて少し、本当少しだが期待していたんだ。


「すぅふう、藤咲さんす、好きな男性のタイプを教えて下しゃい!。」

「ぷっ、そうね清潔で…………走るのが速い人かな?」


おおおぉぉ?!


『す、素晴らしいゴール!吉田独走で一位通過や!」

『噛んだ天然性がゴールの一役だったようですね、おめでとう。』


周りから祝福の拍手が彼ら二人を包む、ナニヲミセラレテイルンダロ?


「………藤咲さんのタイプはな、清潔で成績優秀なエリートなんやで。ボーリングを通し吉田の本質を見抜いたみたいやな、あっぱれ二人に乾杯や。ルネッサーンス。」

「吉田って親が大企業の社長だからな、皆に秘密にしてるけど。」


吉田は敢えて成績を落としてるらしい、親の方針だとか。

おそらく甘い蜜を吸いに来た虫に親が苦労したんだろ多分。


「なぁ、合コンだよな?」

「そやな?」

「お前の人脈作りじゃないよな?」

『おおと、ここでボーリング場からの差し入れや!いったんコマーシャル!休憩モグモグタイムやでー!』


「……………。」

「………………………哀れな隠れ秀才に救済を。」


久しぶりに殴りたくなった。


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