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歪な画家はやがて恋をする  作者: さきのえ
12/14

12話(男性視点)


「ぐす、ありがとね、"あさくん"。」

「いやいや、転校した恵里菜さんとまさか合うとはびっくりです。けど良かったですねこれで"姉さん"に連絡とれますよ。」


正直抱き締めれてめっちゃ恥ずかしいけど仕方ないのかもしれないな。

恵里菜さんが小学校に入学ともに丁度引っ越した後、いろいろあって連絡先が分からなくなってたのを姉さんは凄く気にしてたけど、それは恵里菜さんも一緒だった訳だ。


連絡先を書いたメモ用紙を恵里菜さんに渡したら感極まって抱き締めれて来る程喜んでくれた。

でもそろそろ……。


「あ~、そろそろ次行かないと。」

「え?あっ?!ご、ごめんね思わず抱き締めちゃって。」

「恵里菜っちたら嬉しいと直ぐハグするの男にするのはマズイって言ったのに~~。」


恵里菜さんにギャルぽい女の子がちょっと怒って頬を膨らませていた。


「男?うんそうだよね、あさくんありがとうね『ふふ、ごめん思い出しちゃった』。」

「どういたしまして『言うなよ………絶対だぞ、振りじゃないからな。』」


恵里菜さんはどうやら俺の恥ずかしい姿を思い出してしまったらしい当時の俺はとても可愛らしかったらしい…………つまりそういう事だ。


まだ恥ずかしさから耳が紅いが三レーンを記念撮影した後は穂香さんの所だ。気になる女の子という事もあり嬉しい気持ちで行ってみたのだが。


「おいおい、お前モテモテじゃん。」

「そうだぞ羨まし………い?どったの穂香ちゃん?」

「はぁ~~。」

「…………恵里菜ちゃんと仲良しなんですね。」


「は、ははは取り敢えず記念撮影撮りますねぇ。」


穂香さんは機嫌悪そうに言ってクラウドの幼なじみの確か【獅子崎詩乃(ししざきしほ)】さんにため息をつかれた。

何故?


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