10話(男性視点)
ストライクが出る度俺とクラウドはストライク出した人の良いところを面白可笑しく紹介していた。
途中穂香さんが俺をみてあたふたしてた少し可笑しく、手を振ってみるとあちら手を振ってくれた。
「青春やなぁ、ええでぇその煌めきプライスレス。」
ホナトルデー♪
カシャ
「えぇぇ?!何だよそのシャッター音は、てか撮るな!」
ホナトルデー♪
カシャ
「面白いやろ、わざわざ依頼して作らした特注やで。」
「いや面白いけども、じゃなくて撮るなって言ってるんだよ。」
ハイ、キメポーズ♪
カシャ
「……………アカンこれは無しやな。」
「まぁ軽く引くな、じゃなくて撮るなって言ってるんだよ!」
スマホを此方に構えるクラウドに文句いうとニコリと笑った、やな予感がする。
「ほい、このスマホで皆ん所録って来てぇな。」
「は?いやいやお前が行けば良いだろ。」
クラウドがスマホを放り投げてので慌てる受け取るとそんな無茶苦茶振りをしてきた。
「わい、は解説で忙しいしそろそろボーリングもしまいやからな、今の盛り上がり具合が一番ベストショットやで。」
「お前そん『おおとストライクを出したのは皆の盛り上げ役ミスタァ~、タナァ~カァァ!しかーし彼は以外にも繊細さん、バスケットのマネージャーとして完璧な仕事をするマネージャーなんやでぇ!』
「覚えてろよ…………。」
俺はしぶしぶであるが盛り上げる各レーンを記念撮影する為にしぶしぶ向かった。