幼い俺と主
初めまして。
調子が良ければ投稿するような、気分屋なので投稿が、遅くなるかもです。
誤字などがあったら、ご指摘お願いします。
全体的に、文の置き方を変えます。
俺は執事。ただ一人の主に仕えるものだ。家系上俺たちの一族は主の一族に仕えることが定められているが、あいにく俺は三人姉弟の末っ子。主は、長男。いかに俺に才能があっても、俺が仕える可能性は皆無だった。だが、主は俺を『選んだ』。その時の話は各々と…。
でも、これだけは言える。『俺は主に選ばれた執事だ。』
俺が主に仕え始めたのは俺が11歳の時だった。主はまだ8歳だった。
その時から主は、高校レベルの勉強に手を出していた。俺はもう11歳だったため、大学の勉教をしており、勉強を教えることで主との距離はかなり縮んだ、と思う。
それから、何週間か経った。
距離は縮んだが、それでも俺はあくまでも従者のため、常に敬語を使っていた。もちろん、家庭内でも敬語を使っていた。俺がこんな口調だと知ってるのは、今では二人の姉だけだろう。また、俺は末っ子で主の一族に仕えることができないため、主候補がそれはもうたくさんいた。12歳までに主を決めないといけないしきたりがあるというのに俺は、主候補を全員蹴った、つまり断ったのだ。
その為、俺は一族の中で、『孤高の天才』と呼ばれていた。孤高、とは失礼なものだ。まるで俺が、ボッチみたいじゃないか。それを咲菜に言ったら笑われたんだよな……。っと、危ない危ない。今は主のお勉強を見ているんだった。
「主、流石です。呑み込みが早く、教える側としては嬉しい限りです。」
「そうか?おまえの教え方がうまいだけだと思うが。」
「いえ。主がすごいのですよ。」
そういうと、主は少しだけ顔を赤くしていた。
可愛い…。
微笑ましい主の姿にニコニコとしているとキッと主がにらんできた。
主はまだまだ幼いため、藍色の目はくりくりとしていて睨まれていても迫力はない。むしろ可愛さが増す…ごほんっ
なんてことを思っていないこともない。
「今、可愛いとか思っただろ。」
「何故そう思うのです?」
「勘だ。大体いろんな奴が俺のことをかわいいだの言うがな、男はかっこいいだろ普通。」
「では主は、かっこよくて…。」
「かっこよくて…。?」
俺がかっこいいと言ったら、まん丸の目をきらきらと光らせて続きをせかしてくる主はやはり誰が見ても、
「可愛いですよ」
「……っっ~~ぅぅ結局どっちなんだ!!」
「どっちもです。」
「はっきりとしろ!!」
どうしたものか。可愛いと言ったら主は拗ねる。だが、主の容姿はかっこいいではない。どちらが得策か。
「私では、判断しかねません。屋敷の者に聞いて見回ってはいかかですか?そろそろ息抜きのお時間でもありますし。」
逃げました、はい。
可愛いといっていたら、主に嫌われてしまうかもしれない。
だから、俺は屋敷の者にすべてを託した。
空気の読めるものなら、かっこいいというが全員がそういうとは限らない。
先手を打っておくか。
勉強道具を片付けている主に了解を取り、一度部屋を出た。
「もしもし―――――――――。」
その後、屋敷中の者に主は聞きまわったところ全員
「かっこいいですよ」と答えたのだった。
誰が、何をしたのかその真実は闇の中。
最後のほうを、全面的に話自体を変更いたしました。
ご勝手ながら、申し訳ございません。