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独りよがり

作者: 紗沙

初投稿ですので、お見苦しい点があったらすみません。

君の笑顔を思い出すたびに、私は一人沈んでいく。

君が笑うのはいつだってみんなと居るとき。

みんなに囲まれて、喋って…。

私に見せてくれる笑顔とは比べ物にならないほど輝いてる。

その笑顔を引き出したいから一緒に居るんだよ。

なのに君は、その笑顔を私には見せてくれないね。



どうして?


私と居ても気を使うだけ?

つまらない?



安心してるからなんて言わないで。

信頼してるからなんて言わないで。

素で居られるからなんて信じない。

「作り笑いしなくても、君なら大丈夫でしょ?」

そんなの君の思い違いだよ。


君は確かに、皆と居るときに笑ってた。

本当の笑顔で。

一緒に居れば分かるんだよ。

どれが本当で、どれが本当じゃないか。


みんなと一緒に居るのが楽しければ、ずっと居ればいい。

私は必要ないでしょ。

「必要だよ」

そんな言葉が欲しいんじゃないんだ。

優しく抱きしめてキスをして。

言葉じゃない。行動で示してよ。


言葉なんてもう信用できない。

君は平気で嘘をつくから。

「大好きだよ」

口癖なの?

【抱きしめる】

ムードに呑まれてるの?

疑う私が何より嫌い。

でも言われないと余計つらくなるの。

わがままなのはよく分かってる。


これ以上壊れる自分が嫌だから…

他の人を好きになる

「この人が好き」

自己催眠は思いの外かからない。



私はひとり

君が楽しそうにしてるのを夢見てまたくじけるの。



私は君を想うのに

君は何を想うの?


君の心に私は残れてる?

他の人で埋め尽くされて消えてるの?






今日もまた私はひとり

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― 新着の感想 ―
[一言] 純粋な内面描写の羅列というか…こういう雰囲気は好きですね。読んでいて、相手を独占したい気持ちと、捕まえきれない不安と焦燥が良く伝わってきました。
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