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媛西電車  作者: Hankyu3058
5/29

⑤今治駅「久しぶりだね。全員集合!」

⑤今治駅

「桜川何食べたい?」

「何でもいいよ」

「綾は冷たいものがいいかな」

「綾奈が冷たいものって言うなら麺ぐらいしかないな.」

「まぁじゃこ天ぐらいしか思いつかんもんね」

そういって僕たち3人はJR今治駅のガード下店舗にはいった

「冷うどん三つお願いしまーす」

筒石がそういったとたん自分は吹いてしまった

「メニュー見て決めないの?」

「3人で同じもの食べようよ.」

「綾奈の意見に賛成. 桜川もいいでしょ」

「うんじゃあ」

あまり冷うどんは好きじゃないが部活のときいろいろ

強制感があったのを思い出してコレも楽しくなった.

結構頭にキーンとくる冷たさだったが久しぶりの四国の味に感動した.

しかもこのメンバーがもう一度そろうことは無いと思っていたので

偶然を起こしてくれた媛西電車に感謝である.

こんなうどんに660円もつかってしまったがまぁいいや

「さぁ桜ちゃんの家にしゅっぱーつ!」

「待ってましたー」

「ところでどこにあるの?」

「今治城駅から歩いて5分ってところかな」

「え? 筒石はここから歩くつもり?」

「うん観光も出来るし愛媛久しぶりの2人にはいいかなと思って」

「まぁ疲れそうだけどいっか」

媛鉄が地下を走る上の道を歩いてしばらくたつと

緑がたくさん見えてきた.

「あれが今治城やね」

「へぇ~ 海も近そうやね」

「結構近いよ」

地理が全くわからない僕は話しについていけてないがとりあえず海が近いんだと

おもって湯築城な感じかなと思うだけだった.

「桜川静かやね~ 綾が美波をとったからちょっと悲しいのか?」

「いやいやだからそういう想いはないって.きっと.」

へんに口が滑ってしまったきっとなんてつける気は無かったのに

「え? 自分では気付いていない初恋か? おい桜川?」

「違います.」

「綾奈と桜川のコンビが面白すぎるんだけど」

「そう?」

「あ~着いたよ たぶんここ」

きれいな白いアパートに大垣が住んでいるらしい.

なかなかだな僕は西宮の小さい古いアパートだから…

インターホンを押して出てきた大垣は僕と輪島をみてびっくりしていた

「もう2人誘っていいってTpのメンバー!? 勢ぞろいじゃん嬉しい!」

「大垣久しぶり~」

「桜ちゃん久しぶり~」

「いや久しぶり~ ごめん部屋狭いけどあがってあがって」

初めてあがる女子の家だ. ここでしかも4人で一泊すると考えると嬉しかった

もう時間は16:00をまわっていた.

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