第五話:擦れ違い
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「優子、なにかを調べて欲しい」と我来也が言った。
「ちょっとまって、私は星晶会大学の生徒なんじゃないの?ただ、マタブランのふざけたゲームなんかの為だけに私が必要だったじゃなかったの?」
「ここの生徒も任務に派遣される。それもお前の宿題で、成績が取られるよ。」と我来也が言った。
「そうですね。とにかく、私は体という殻を破ったので、もう自由の身、どうぞ派遣して下さい。」
「あのね」と我来也が続けた。「お前が集めた天意珠は不完全だった。ただのもっと大きな天意珠の欠片に過ぎない。残りの天意珠と思えるものを済洲島の山洞窟に隠されて、花郎学院という武芸の学校に保護されている。最早お前をそこへ交換留学生として、お前をその学院送り込もうと思っている。」と、我来也が説明した。
「じゃ、場所がわかった以上、それを貰いに行こうぜ」と優子が急いで言った。「なんでそこで学生にならなきゃならないのよ?」と優子が拗ねて言った。
「何故なら、お前はそこに行く方法を調べなければならないからだ。魔法での検知を防ぐバリアを張っていたので、これ以上自力で調べるのは不可能だ。」
「わかりました。じゃ、お任せくださいね」と優子が言った。
星晶会大学の代表学生として、優子が交換留学生として優子が花郎学院に入学した。
大きくて広い洋風の校舎に広い庭があり、その縄張りが、一般人が踏み入れられないようにバリアが張られていた。
学生たちが大幅、外国からの国際学生で、韓国人も入っていた。欧州も東南アジアから来た学生もいた。優子自身は日本を代表していた。
しかし、優子自身がある学生を気付いた。余り顔を出さないけど、顔を隠した理由は顔を傷付けた事故に合ったからという。彼女が彼に聞いたら、彼の名前は「キラ」だった。苗字がなくて、タイランドで育った。しかし、彼の過去が謎に包まれていた。もしかしたら、優子は、彼が天意珠となにかつながりがあるかなと感じてならない。
優子がわかったのは、校舎が一般人に公開しない理由は、その巨大な力を持つ天意珠がこの学院に封印され、カリスマ男陳甲煥院長が外界から盗まれないように保護しなければならなかった。学院のマネジメントは、入学登録者全部を徹底的に調べていた。優子が入れたのは、提供された情報は信頼できたからだ。勿論、院長が完全に生徒達を信用したわけじゃなかった。
花郎学院は魔法兼武芸学院だから、生徒達がよく武術大会で切磋琢磨していた。殺さない限り、どんな武器でも使える。例え、重傷を負ったとして、魔法で治せる。
優子が天意珠を見つけない限り、星晶会は優子を花郎学院を離れさせなかった。
しかし、優子がキラに目を付けられているとは知らなかった。
優子とキラは、手合わせるチャンスがあった。その時こそ、相手を理解するようになっていた。優子が薙刀を使って、キラのムエタイを相手にして、相手にしては不足はなかった。
院長がその戦いを監視していた。格闘中のその二人から、力を感じていた。
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