第二十七話:一流御宅英雄
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グランギノールの事件の直ぐ後、静かな毎日だった。悪魔襲来とか大事件などが発生しなかった。
アンナベルとゾナーが夢子と精として目覚める前、夢子と我来也が一緒に、エンターテインメントドールプロジェクトを開発した。
我来也とシルバーの細胞を使って、自分のイメージに基づいた沢山の若い美男美女のドール、名づけて「アイドルドール」を開発して、それをエンターテインメント業界に売り出し始めた。
各会社のニーズと概念に基づいて、それぞれの「アイドルドール」が提供された。
用途が沢山ありました。
ステージでボーイグループとガールグループとして活躍する超美しい人間でもあるが、その芸能人の過去が一切捏造されるが、本当の事のように報道される。その他に、AVアイドルやグラビアアイドルや撮影会のアイドルとして活躍することもあるが、一般人の中で見当たる可能性がない。
一般人をその「未来のない屈辱する」職業に入らせてその一般人を犠牲にすることなく、それぞれの企業が法律に触れる心配がないように伸ばせる。
アイドル企業以外も娼婦業界も含めることができるようになり、本当の女の子を雇用する必要がないような仕組みを作ろうとした。そして、男子も同様だった。
夢子と精が目覚めた今は、自分の学校をサボるように見えないために、元の自分を装ったドールを通わせていた。夢子の家族も復元して世界中一流会社として活躍していた。勿論、全部星晶会の支持の元で可能だった。その事実も世間に気づかれることがなかった。
そして、精の夢子の冒険が自動的に小説作品として記録されるように、自動的呪文プログラムを起動しました。
その小説の名前は「夢の精 - 黎明夢遊勇者 - 恋人双星」だった。
その時、アドニスとヴィナースがトレニンーングをし続けて、愛し合って力を蓄えた。そして、その力が余りにも多かった。
普通な人生を続けるために、寝る時が必ず自分の意識をタイムトラベルさせて、起きた時のゾナーとアンナベルに同化させる。例えば、もしアドニスが6月10日の夜に寝ていると、その夢の中に、6月10日の朝のゾナーのドールの意識と同化し、その日に起こる事の主導権と決定権を持つ。
ゾナーの6月10日の一日が終わったら、アドニスが起きてまたアドニスとしての6月11日の朝からその一日が始まる。その周期がまた繰り返される。ヴィナースも同様だった。
二年間、ゾナーがシンガポールでの兵役義務を負った。アンナベルが中国で普通な生徒となって、ゆっくりと会社を後継ぐトレニンーングをしたが、彼女はなかなか興味を持っていなかった。「アイドルドールに任せた方がいい」と言ったぐらいだった。
そして、そのドールたちには魔除けが埋められ、悪魔に依る憑依を防ぐ。それで、あらゆる組織が使うアイドルドールは万全に、悪魔憑依のリスクが存在しない。
筈だった。
兎に角、アンナベルは、夢の中の世界に憧れていた。
ゾナーもそうだった。彼は彼の夢で見たものを、全部書き出した。
しかし、記憶が朦朧だったので、考え出した出来事を何回も書いてから何回も消して書き直した。
それは、夢の精 - 黎明夢遊勇者という物語のタイトルだった。
そして、その時間の間は、ゾナーはインターネットからアイドルの写真を集めるのが好きだった。
まるで、それが自分が作り出した妄想みたいに、全ての写真は、自分が撮ったものじゃないのに、その自分の妄想が描いた欲望と想像の反映したものだった。
沢山のアイドルグループ、日本のAKB48,恵比寿マスカッツ、韓国の少女時代など、などが彼の目を引いたが、CLOUD9(クラウドナイン)が一番好きだった。
CLOUD9(クラウドナイン)の女性は、全部自分が好きだった女性が入っていて、その写真を集めて保管しているのも、自分の好きな子たちのハレームを持っているんだった。
ゾナーが知らなかったのは、実際彼がもうそれらを全部持ってて、愛し合ったことがあった。
そして、その頂点に立っていたのは全部のCLOUD9(クラウドナイン)の子たちの合体した究極美人は彼の恋人。
CLOUD9(クラウドナイン)のウェブサイトにはそういう完璧なアイドルが載っていなかった。
実際彼女は、夢子が合体した完全体であるモナフロディヴァに似てたアイドルの一人。彼の大好物で、いつもそのアイドルと愛し合ってたのをお宅で想像のが大好きだった。
でも実際は、本当に彼の夢の中の愛し合っていた仲間だった。
他のアイドルたちも、自分の恋人の細胞からできたものだから、他のアイドルに惚れることも、自分の一人で唯一なる恋人に惚れるに等しくて、決して浮気ではなかった。
実は、彼は自分の部屋にいるだけで、充分幸せだった。
自分の部屋から出ない方がいいぐらいだった。
だが、彼はどうしても、引きこもりにはなれなかった。
外で友達を作る運命だった。
でも時々、その友達と付き合う時、色んなマイナスな事を言われて、その幸せを壊されるようになることもあった。
家に帰ったら、自分のコンピューターの中のダーリングたちと挨拶したらすぐに癒された。
女性の友達と知り合って、彼女にしようとしても、時間が少し経てば、その子との距離もどんどん遠くなることもあった。
本格の対人関係はやっぱりストレスだった。アイドル商品は口答えしなくて、いいことを歌でばっかり言っていた。恋の告白も。聞くと癒された。
やっぱりアイドルがいいね。
そう思うようになる男性が増えていて、女性アイドル商品商売も近年上昇中だった。
そして、そう思うようになる女性も増えて、男性アイドル商品商売も同じく上昇した。
その為に韓流が盛んになった。韓流が主に女性市場向けで、日本アニメとドラマとAVは大部分の男子ファンが過半数を占めていた。
アンナベルも韓流大ファンだった。
しかし、ゾナーとアンナベルが普通な生活で、もうであったことがなかった。
そして、両方も、運命の悪戯の如く、異性と恋愛関係はもう作ったことがなかった。
それは、アドニスとヴィナースの間の深い絆のせいでもあった。
彼らの夢の世界で、別の現実で、彼らはもはや、深く精神的に肉体的に愛し合っていた恋人だった。
それは、「一流御宅英雄」の恋の物語だった。
しかし、平和し過ぎるこの期間だけは、また巨大な敵の企みか総攻撃かという嵐の前の静かさじゃないんだと、切に願おう。
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万が一出世成功の際、事前に「小説になろう」に感謝を申し上げます。




