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失声ローレライ  作者: 葉月
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失声ローレライ

今回は内容がごちゃごちゃしてしまった。


タイトルの失声は失声症と言う病名からとりました。

失声症は話にあまり関係ありませんが、声が出ないという意味では同じかなって。


ローレライは言わずもがな、有名な話です。

ローレライ=歌って事は知っていたのでタイトルに。

私は昔から歌を歌うのが好きで、

小さい頃家で1日中歌を歌っていたら、近所から苦情が来た。その後は沢山怒られて、沢山泣いたのを覚えている。


小学生の高学年の時には、合唱会と呼ばれるものがあり、各クラスで歌を歌い、それを保護者や来賓の方々に聞かせ、勝敗を競うと言うものだ。


私は全力で練習し、時には枯れるほど声を出した。

もちろん周りから心配されもしたが、その甲斐あってか私のクラスは優勝した。


中学の頃は、歌を歌う行事はなかったのだが、一人の時間を見つけては、歌を歌っていた。


高校生になった私は、当然のように合唱部に入った。


合唱部では、夏と冬に大会があると言うのと元々歌が好きだったからだ。

すぐに部に入り、人数も元々足りなかったためか、すぐに大会に出れることになった。


嬉しい反面、緊張している部分もあり、最初の練習では、声が震えてしまっていた。

それでも練習を積み重ね、大会にでた。


大会当日は相当緊張していたが、なんとか練習通りの、もしくはそれ以上の結果が出せたと思う。


だが、結果は一番に輝く事はなく、ましてや2位という訳でも無い。

順位で言うと12組参加したうちの5位だった。


合唱部のみんなは「去年より高い」とか「12組中5位は凄い」とか言っていたが、私は正直、凄く悔しかった。


昔から歌を歌っていた私には、いつの日にか歌に対する変なプライド出来ていた。


みんなに合わせて喜びはしたものの、心の内では、「今よりもっと、ずっと練習しなきゃ」と勝手に自分を追い詰めていた。


冬の大会が近くなり練習が始まった頃に、次こそはと、部活が無いときでもずっと練習していた。

周りからは、少し休んだ方が良いと心配されもしたが、そんな暇は無いと、練習を欠かさなかった。


そして現在、冬の大会が1ヶ月後に迫った時に、大事な時に。


声が出せなくなっていた。



思えば、違和感は感じていた。

たまに喉が腫れる事もあったし、時には1日中声がかすれている時もあった。


そして昨日、病院に行き告げられた結果は、『声帯ポリープ』だった。

すぐには信じられなかったが、徐々に理解した。


ここ最近、いやもっと前から、自分に。自分の喉に負担をかけ過ぎていたのだ。


毎日練習を欠かす事なく、喉を休ませる事なく。

それがストレスになっていた事にも気付かずに。


その日私は号泣した。声が出ない為、静かに。誰にもバレないように一晩中泣いた。


それから大会当日になって、部のみんなが気遣って、「応援に来てね」と言ってくれたが、行かなかった。学校にさえ行っていなかった。


ポリープは安静にしていれば治る事も聞いていたし、早くて1年経てば治ると言われた。


でも、そんな事よりも。

私からしてみれば、声が出ない事は苦痛で、歌が歌えない事が、辛くて仕方なかった。

毎日が辛かった。




これを書くにあたって、声や喉に関する病気を調べたけど多分投稿してる頃には忘れてる。

読みにくかったら「読みにくい!」などと意見下さい。作者も読みにくいと思ったりしてます。

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