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雪夜の月  作者: 貴様 二太郎
本編
6/26

六 昔日

 

 声をかけようと思って部屋の前まで来てみると、中から(ゆき)の声が聞こえてきた。よく聞こえないけど、誰かと会話しているみたいだ。

 本当は覗き見なんてしちゃいけないのはわかってるんだけど、私は雪の姿が今どっちなのかがどうしても知りたかった。もしも人型の玉屑(ぎょくせつ)さんの姿だった場合、ちゃんと服を着ているのかを確認したかった。もしも裸だったら、今は声をかけるのを諦めて部屋に戻ろうと思っている。


 私は昨日のあれをなるべく思い出さないように他のことを考えながら、そうっと隙間から中を覗く。

 どきどきしながら覗いた部屋にいたのは、玉屑さんの姿の雪だった。よかった。今はきちんと服を着ている。

 でも、部屋の中には雪の姿しか見えない。会話の相手はどこにいるんだろう? 今も誰かと喋っているみたいだけど。

 ここで考えていてもしょうがない。私は深呼吸すると意を決して襖に手をかけた。


「あの……」


 襖の隙間から声をかけてみる。すると雪が振り返り、その拍子に彼の体に隠されていたものが姿を現した。


「おはようございます、月乃(つきの)。昨日は色々あって大変だったでしょう。体の方はもう大丈夫ですか?」

「おはよう。体の方はもう平気だよ。それより……」


 私はそこにいるものの方が気になった。緑色の普通のアオダイショウ。もしかして、この子が雪の会話の相手?


 私の視線で雪は察してくれたようで、少し体をずらすとその子がよく見えるようにしてくれた。


「この者は私の眷族の一人で、青丹(あおに)といいます」


 雪に紹介されたアオダイショウはするすると私の前まで来ると、深々と頭を下げた。


『青丹と申します。以後お見知りおきくだされば幸いに存じます』

「はい、こちらこそよろしくお願いします」


 私も廊下に正座すると、彼に向ってお辞儀した。

 昨日から怪奇現象に見舞われすぎて、もう喋る蛇くらいでは何とも思わなくなってしまった。雪だって喋るし、もしかしたら私が気づかなかっただけで世の中の蛇はみんな喋れるのかもしれない。昨日から私の常識は絶賛崩壊中だ。


『これはご丁寧にありがとうございます。月乃様もお目覚めになられたようですし、わたくしは急ぎ朝食の支度を整えてまいりますので、暫くの間、居間の方でお待ちください』


 青丹さんは再度頭を下げると、そのまま部屋を出ていってしまった。

 それにしても朝食の支度と言っていたけど、あの姿でどうやって用意するんだろう? まさかとは思うけど、ネズミとか出てきたらどうしよう。


「月乃、体調の方は本当にもう大丈夫なのですか? やはり顔色がすぐれないようですが」


 雪の心配そうな声で我に返る。

 最近は人と会話することが少なかったので気づかなかったけど、どうやら私は結構すぐ自分の世界に入ってしまうらしい。顔色が悪くなっていたのは、ネズミを食べなきゃならなくなったらどうしようとか考えていたせいだし。


「体はもう大丈夫だよ。顔色は……、ちょっと別のこと考えてたせいだから」


 私のその言葉を誤解したらしく、雪が悲痛な面持ちでこちらを見る。


「もしかして龍臣のことですか? 本当に申し訳ありません。私がついていながら怖い思いをさせていまって」

「違うよ! 雪はちゃんと私のこと助けてくれた。それに私の方こそごめんなさい。助けてもらったのに、まだちゃんとお礼言えてなくて。雪、助けてくれてありがとうございました」


 床に手をついてお辞儀すると、雪は「やめてください!」と言いながら慌てて私を立ちあがらせた。


「私には月乃にそんなことを言ってもらう資格なんかないんです。龍臣の変化に気づくのが遅れたのは私の落ち度です。それに……」

「確かに龍臣さんのことは怖かったけど、雪がそんなに気に病むことじゃないよ。それに雪がちゃんと守ってくれたから、今、私はこうして無事ここにいるんだよ。ね、だからこれ以上謝らないで」


 そもそも、龍臣さんのことはそこまでのトラウマにはなっていない。むしろ雪の裸の方がよっぽどトラウマだ。全裸ってだけでもびっくりしたのに、まさか二本……。いや、もともとが蛇なんだからそれが普通なんだろうけど。でも、人間の姿になるんだったら出来ればそこも人間と同じにしてほしかった。


 私たちがかみ合わない謝罪と感謝を延々と続けていると、すぐ近くから呆れたようなため息がもれた。次いで声変わり前の少し高めな少年の声がかけられる。


「お二人ともいい加減になさいませ。それではいつまでたっても終わりませんよ」


 声のした方に顔を向けるとそこには、Tシャツとクロップドパンツにパーカーを羽織った無表情の美少年が立っていた。

 さらさらの黒髪に落ち着いたオリーブグリーンの切れ長な瞳。中学生くらいに見えるけど、その落ち着いた雰囲気でやけに大人びて見える。


「玉屑様、月乃様、このような場所では落ち着いて話すこともできないでしょう。居間の方にお茶をご用意しておりますので、ひとまずそちらで落ち着いてお話しください」

「そうですね。ありがとう、青丹。つい取り乱してしまいました」


 彼の落ち着いた空気に雪も肩から力を抜き、少し照れたように微笑んだ。

 それにしても青丹って……もしかしてもしかしなくても、この美少年ってさっきのアオダイショウの青丹さん? そういえば声が同じような気がする。

 青丹さんも人型になれたんだ。私が知らなかっただけで、世の中の蛇はみんな人間の姿になれるのかもしれない。事実は小説より奇なりって、生まれて初めて実感した。



 燦々と日の光が降り注ぐ居間は、夏の朝らしい爽やかな空気に満たされていた。部屋の中央に置かれた座卓に着くと、私は思いきって昨日のことを雪に聞いてみた。


「昨日は考える暇もなくて流されるままここまで来ちゃったんだけど。……ねえ、一体何が起きているの?」


 私の問いに雪の顔が一気に曇り、どこか思いつめたような表情で私を見てきた。


「私も今起きていること全てを理解しているわけではないのですが……。そうですね、まずは私がわかること、貴女にかけられていた呪いのことからお話しします」


 呪い。

 あの日、大切な人たちと引き換えに与えられた災厄。私の意志に関わらず、近づく人を傷つける見えない凶器。


「月乃を呪っていたのは、祀る者がいなくなり(やしろ)と名を失い、行く当てなく彷徨(さまよ)っていたかつて神だった者です。私たちはそれを神堕(かみお)ちと呼んでいます」

「私、神様に祟られてたってこと?」

「いえ、かつて(・・・)神だった者です。残念ながら既に神性を失い、(もの)()と成り果てていました。月乃はそれに目をつけられてしまったのです――」


 私の、せいで。


「私のせいなんです。私といたから……、だから貴女はあいつに目をつけられてしまった」


 うなだれ自責の念に押し潰されそうな雪の姿はとても痛々しかった。そんな彼の心を少しでも軽くしたくて、骨が浮き出るほどきつく握りしめられた拳にそっと自分の手を重ねる。


「ね、落ち着いて、雪。あなたが何でそんなに自分を責めているのか、今の私にはわからない。だから教えて。私の何があなたを苦しめているの?」


 私の言葉にはっとしたように顔を上げると、雪は慌ててかぶりを振り「違うんです、月乃は悪くないです」と言って、重ねていた私の手をその両手で縋るように握り返してきた。


「申し訳ありませんでした。そうですよね、得心のいかない謝罪を受けても月乃には戸惑いしか感じられませんよね。すみません、最初から説明しますので少し時間をください」


 とりあえずは落ち着いてくれたみたいで、雪はぽつりぽつりと昔のことを語り始めた。



※ ※ ※ ※



 あれは今から十二年前、月乃がまだ三つの時のことでした。

 丁度七五三の季節で神社には子供たちのはしゃぐ声がこだまし、私はそんな彼らの健やかな成長を願いながら訪れる人々を社の中からこっそり眺めていたのです。


 まあ、私の姿は現世の人には見えないのですから、本来ならば隠れる必要はなかったのですけど。ただ稀に、ごく一部の人間には見えてしまうことがあるんです。その大半は幼い子供なんですが。“七つまでは神のうち”と言われるように、彼らの魂はきっと現世と隠世との境界にあるのでしょう。とはいっても、全員が全員見えるわけではないのですけどね。

 ですので、そのような子供に見つからないように隠れていたのです。万が一見つかって大人に何か言われたところで、大方は子供の空想として片付けられますが。


 だからでしょうか、きっと油断していたんだと思います。その日はほとんど訪れる人がいなかったというのもあったのですが、私は社の外に出ていたんです。といっても裏側ですよ。それもあって、やはり私はかなり油断していたのでしょう。小さな手に着物の裾を引かれるまで気づきませんでした。

 何事かと下を見れば、赤い晴れ着を着た市松人形のような可愛らしい女の子がいるではないですか。驚いて声も出ない私に、その子は嬉しそうに笑いかけてきたのです。

 見つかってしまった以上無下にもできません。まあしかし、相手は所詮子供。適当に言いくるめればなんとかなるだろうと思っていました。実際私はそのように応対したのです。しかしそれが間違いだと気づいた時には既に後の祭りでした。


 どうやら私は完全に懐かれてしまったようで、どこに隠れても見つけられてしまうのです。一度隠世まで追いかけてこられた時などは本当に参りました。隠世に避難するという奥の手も封じられてしまったのですから。

 かくして私は幼かった貴女に捕まり、遊び相手に任命されたのです。しかし、これが間違いでした。本当は何としてでも逃げきらねばならなかったのです。ですが私は捕まってしまった。いえ、本当は貴女に捕らえられることを心のどこかで望んでいたのでしょう。


 私は人に憧れていたのです。短い命の中で喜び、怒り、哀しみ、楽しみ、自分の培った技術や知識を次代に託し、連綿とその命を繋ぎながら進んでゆく、そんな人という生き物に憧れていたのです。

 私たちは神と呼ばれていますが、本当はとても儚い存在なんですよ。だって、私たちは言ってみれば人から生まれたんですから。人の願い、それがなければ私たちは存在できません。だから社を失い、信仰を失い、人の記憶や歴史からその名を失ってしまえば私たちは力を失ってしまいます。月乃を狙ったのはそんなかつて神だった者、“神堕ち”でした。


 毎日のように私に会いに来る貴女には、移り香のように私の神気が移ってしまっていたのでしょう。それは力の弱いものたちには強固な防壁となりますが、神堕ちには逆効果となってしまいました。神気を纏う無垢なる魂、それを取り込めば再び神に戻れるとでも思ったのでしょうか。神堕ちは執拗に貴女をつけ回し、隙あらば魂を喰らおうとしたのです。

 もちろんそんなことは見過ごせません。事の始まりは私の油断が招いたことです。しかし神堕ちは何度退けても貴女を諦めないばかりか、ますます執着を強めるばかり。もはや考える力など失っていたのでしょう。神気の本体である私を前にしても、あれには月乃しか見えていませんでしたから。


 そんな日々が四年続き、何度退けても月乃につきまとう神堕ちに業を煮やした私は、ついにあれを完全に滅することに決めました。しかし物の怪に堕ちたとはいえ元は神。その辺の魑魅魍魎たちとは格が違います。

 そもそも神堕ちはどこかにある本体を破壊しない限り、完全に滅することはできません。普通は社と共に御神体も朽ち果て消えてゆくのですが、当時あれにはその兆候が見えませんでした。

 ですが必ずどこかに御神体(本体)を保管しているはずです。私は動かせる眷族たちも使い、何とか隠された社を探し出そうとしました。しかし私が社を見つけ出す前に神堕ちは復活し、そして向かった先は――


 そう。月乃、貴女のもとです。町へ出るために車で移動中だった貴女と、貴女の家族のもとです。もとより理性など失っていたあれには見境などありません。嵐の後の荒れ狂う濁流のように、目に映るもの全てを飲み込む荒御霊(あらみたま)と化していました。

 駆けつけた私の目に飛び込んできたのは、空に投げ出された車とそれを追う神堕ちの姿でした。力及ばず車は崖下の森に転落し、月乃を失ったと思い込んだ私は悲しみで暴走し、力の全てを使って神堕ちを完膚無きまでに叩きのめしていました。その後、生きている月乃を見た時は本当に、涙が出るほど嬉しかったんです。


 しかし、あの時私の力が足りなかったばかりに、貴女から家族を奪ってしまった。しかもあれは最期の時まで月乃への執着を捨てず、貴女に呪いをかけ、「九年後、必ず迎えに行く」と言い残し消えていったんです。


 だから私はこの九年間、自らの招いた事態の後処理のために貴女の側にいたんです。ですから私に感謝する必要などないのです。


 だって、発端は私だったんですから。



※ ※ ※ ※



「ですから、月乃には私を断罪する権利があります。本来ならばもっと前にこのことを話すべきだったのですが、あれとの戦いによって私は大半の力を失ってしまいました。人の姿に変化するのはもちろん、喋ることさえままならなくなってしまいまして……」


 申し訳ありませんと雪は力なくうなだれた。


 知らなかった、というより忘れてしまっているのかな。そんな小さな頃に雪と会ったことも、遊んでもらったことも、そんな物騒なものに狙われていたことも……。全く記憶にない。記憶にないから雪の話もどこか他人事に思える。


「えっとね、急に断罪しろとか言われても正直困る。それに今の話が昔本当にあったことだったとしても、それで雪を責めるなんて出来ないよ」

「でも! それはきっと……忘れてしまっているから、です。私が、貴女の記憶を……封じた」

「だとしても! 雪が私の記憶を消したっていうんだったら、それはきっと私のために必要なことだったんでしょう? だって、雪が私にひどいことするはずなんてないもの」


 何の確証もなかったけどそう思った。だって、今までずっと一緒にいたんだよ。言葉が交わせなくたってそれくらいわかる。雪が悪意でそんなことするなんて、絶対にない。

 そんな思いを全部のっけて、私はまっすぐ雪を見つめた。それなのに雪は「ですが……」と往生際悪く目をそらす。


「だったら私の記憶、返して」


 私の言葉に雪は驚いたように目を見開いた。


「だって、自分が覚えていなことで自分じゃない人が苦しんでるなんて気持ち悪い。それにね、それが辛い記憶だったとしても、最後の家族の記憶なの。だからお願い。私の記憶、返してほしい」


 そう、それが家族に関する最後の記憶。だから取り戻したい。例えどんなものでも、みんなが私に残してくれた最後のものだから。

 それに私の記憶が戻らなければ、雪は私を見るたび自分を責める。そんなの嫌だ。だって、好きな人たちには笑っていてほしいから。それに、私は雪に憐憫の情や責任感で接してほしいわけじゃない。対等な友人として見てほしい。だから、そのためなら辛い記憶も受け入れたい。

 私が覚悟を決めたその時、後ろから静かな声がかけられた。


「玉屑様、貴方は月乃様を見くびり過ぎです。彼女はもう、泣いて怯えていたあの小さな子供ではないのですよ」


 振り返ると青丹さんが立っていた。


「青丹、ですが!…………いえ、そうですね。私は臆病で卑怯です。月乃の為などと言いながら、本当に守っていたのは自分自身。断罪しろと言いながら、本当は嫌われたくなかった。だから肝心の記憶を封じたまま、月乃の優しさを利用して赦されようとした」


 雪はおもむろに顔をあげると、今度はまっすぐ私の目を見た。


「申し訳ありませんでした。封じた記憶、お返しします。真実を知ってそれからどうするかは月乃、貴女の思うようにしてください」


 私がうなずくと、やれやれという感じで青丹さんが部屋に入ってきた。そして彼は手に持っていたコンビニの袋の中からサンドイッチやペットボトルを取り出すと、手際良く座卓の上に並べ始めた。


「とりあえず、このお話の続きは朝食を終えてからにいたしましょう。さ、お好きなものをどうぞ」

「朝食の支度って……買い出しのことだったんですか?」


 私はまたてっきり青丹さんが作ってくれるものだと思っていた。まさかのコンビニごはんだ。

 そんな心の声が顔に出ていたのか、青丹さんが「これも月乃様の為なのですよ」と言ってきた。


「『黄泉戸喫よもつへぐい』という言葉、ご存じありませんか? 簡単に言えば、こちらの食べ物を食べてしまうと現世に戻れなくなる。ということです。今は一時的にこちらにおられますが、月乃様はいつか戻られるのでしょう?」


 青丹さんの言葉に、私は一瞬躊躇した。

 いつかは戻る――当たり前のことだ。それなのに、そんな当たり前のことを忘れていた。馬鹿だ。いつまでもここにいられるはずないのに。


「あまり長くこちらにいると現世で失踪したことにされてしまいますしね。せっかく月乃の呪いも完全に解けたのですから、後はあの悪霊を片づければ今度こそ普通の人生を送れるはずです」


 ――普通の人生。


 その人生に雪たちは存在してる? たぶんだけど、いない気がする。きっと龍臣さんのことが解決したら、雪は私の前から姿を消してしまうのだろう。だって、普通の人の人生には神様や物の怪なんていないから。


 でも、私はもっと一緒にいたい。せっかく会えたのに、せっかく話せるようになったのに、すぐお別れなんて嫌だ。もう家族もいないあっちの世界に一人で戻るくらいなら、いっそのことここの食べ物を食べてしまって……。

 そんなことを考えていたら、「早まらないでください」と雪が困ったような悲しそうな顔で私を見てきた。


「現状に流されて安易に選択しないでください。貴女はまだ若い。この先が、いくつもの可能性に溢れた未来があるのですから」


 やんわりと、でも確かに拒絶された。

 確かに私は考えなしかもしれない。でもこんな風に優しくされて、はい、さようならなんてあんまりだ。だったら最初からそんなに優しくしないでほしかった。私の記憶なんて全部消しておけばよかったのに。

 中途半端に優しくして、関わって、でも最後は貴女のためだからと拒絶する。


「中途半端に関わって、でも最後には拒絶するんなら……、なんで私になんて関わったの!?」


 悔しくて悲しくて、とにかくわけのわからない怒りがこみあげてきて、私は激情のまま飛び出した。

 

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