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48話


「へー、これが凛の部屋かぁ、でっけぇなぁ」


見た感じ男子の部屋をそのままでかくした感じだ。

まぁ、凛の性格だし俺と似てるところがあるからな。

かなり俺の部屋に似ているのだ。


大きさとしては一般的な家庭のリビングダイニングほどだ。


まぁ、一般的な家庭にリビングダイニングは無いがな。


まぁ、デカいにはデカいが死ぬほどデカい訳では無いということだ。


「あんまジロジロ見ないで欲しいっすよ、その、可愛くないっすから」

「え、別に可愛さ云々の話じゃないんじゃね?俺としては綺麗ならそれでOKだと思うんだが」


使う部屋が汚いのはあれだけど綺麗なら可愛さとかカッコ良さがなくてもいい部屋じゃねぇか?


「そ、そうっすか?あ、でもベッドの下は見ないで欲しいっす」

「ん、分かった」


流石に女子のベッドの下を見れるほど根性据わってないんだわ。


だけどまぁ

「なんかベッドの下って言われると薄い本あるイメージだよなぁ」

「何言ってるんすか、そんなものよりもっといい物っすよ」


男子高校生にとってはかなり重要なものじゃないのか?

まぁ、凛は女子だからあれだろうけど


「いい物って?」

「あれっす、真司............って何サラッと聞き出そうとしてるっすか!」


えぇ、何か理不尽......

っていうか俺の名前聞こえた気がするし驚きだぞ。


「いや、いい物って言うから」

「ま、まぁ、いい物っすよ」


なんか俺の名前聞こえてきたから気になるんだがなぁ。


チラッとベッドの下の方を見てみると小さな透明な箱がチラッと見えた。

あれはカードゲームとかのカードを入れるのに使える箱に似てるな。


凛ってカードゲーム好きなのか?


「と、とりあえず野球盤やるっすよ!」


何か焦ったように野球盤を持ってきた。


というかそれはどこから持ってきたんだ?

部屋を見た時には見える位置にはなかったからそう簡単に出せないぞ?


あれか、執事か、執事の力か?

くっ、これが金持ちか............


とまぁ、1人茶番はお終いにして凛との攻守やルールを決めて開始する。


とりあえず3回までやるか、という話をしていると......


バタンっ!!!


「お姉ちゃん!!友達って、咲姉............と......か......」

「あっ......」

「ん?」


いきなり開け放たれた扉の方を見てみると凛に若干似つつも髪の色が茶髪でロングの女の子が立っていた。

多分妹か?


「お姉ちゃんが男連れてきた!!!!」

「ちょっ!待っぁぁぁぁ!!」


妹?が走りながら叫んで行ったのを慌てて凛が追いかけて行った。


あー、元気やなぁ。

ワシに走り回れるほどの元気はないんじゃよ。


冷静になって座っていたのだが、気がついた......


あれ?もしかして俺、女子の部屋に1人で待ってないといけないパターン?

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