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46話


俺は急いで車へと向かいドアを開けてもらい乗り込んだのだが、その乗り込んだ先にはエヘへーとニマニマしている凛がいた。


なんだ?普通に怖いぞ


「どうしたんだ?」

「へ?あっ、真司じゃないっすかぁ」


ん?真司?

なんか、君付けじゃなくなったな。


......まぁ、別に凛に呼び捨てにされても嫌とかはないしなんとも思わんが。


「なんともしてないっすよ~、よーし!行くっす!」


軽く流したな、というかテンションめっちゃ高いな。


......まぁ、いいか。


とまぁ、移動してやっとこさ凛の家?に着いたのだが。

いかんせん広い、それも言葉に表せんくらいに広い。


さっき家に着いたと考えたが正確には凛の家の敷地に着いた、が正解だ。


もう入ってから3分も『車』で走っている。


入った時にあと5分で到着します、と運転してくれている女性が言ってきた。

だが疑問に思うはずだ、『車』で?と。


例えば時速50km/hで走っていたとして5分あれば4km弱は移動することが出来る。

と、考えると正方形に敷地を設定したとして16km²だ、何坪だよ。


というか敷地の単位でkm²とか聞かないわ。


よく分からんけどやばくない?

この山から向こうの山まで私ん家を体現しているようなものだ。

しかも平地で。


というか森とか家とか色々あるんだが森はさておき家って何に使ってるんだ?


「なぁ凛、ちょくちょく見かける家ってなんなんだ?」

「ん?あー、使用人が住んでる家っすよ」

「へー」


..................は?


ずっと窓の外を眺めていた俺は凛の方へと振り向く。


「使用人?」

「そうっすよ?」


マジで?


金持ちってわからんな、自分の家に使用人を住まわしてどうするんだ?

使用人の人は家を財産に出来ないだろうから家を出されたら困るだろうし。

自分の資産の一部に他人が居るって普通嫌じゃない?


あれかなぁ、職場が近いといいよね?みたいな感じか?


「あっ、着いたっすね」


考えているとどうやら着いたようで凛が声を上げた。


さて、降りますかっと。


運転してくれた女性が開けに来てくれたのでそれを待ってから降りる。


「おぁ、でっか......」


着いた場所に立っていた建物は異世界の貴族とかが住んでそうなでっかい建物。

というか屋敷?

すげぇなぁ、現実にこんな建物あるんだなぁ......


いや待て?ここ、一応異世界の貴族の家じゃね?


俺からしたら一応異世界だし。


マジかァ......異世界すげぇ......


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